良くない習慣〜虫歯予防のために

 虫歯の原因として「虫歯菌」や「砂糖」が挙げられますが、この他に「食べ物をお口の中に入れている時間」や「唾液の状態」が大きく影響します。「毎日きちんと歯を磨いているつもりなのに虫歯になってしまう」と嘆いている方も多いですが、ほとんどの場合は何らかの生活習慣に問題があることが多いです。知らず知らずに行ってしまっている虫歯の原因となる習慣をいくつかあげてみましょう。

1.アメをなめる
  虫歯予防のためにはアメをなめるのは最も良くない習慣です。甘い物が口の中に入ると歯の表面についている虫歯菌は酸を産生して歯の表面を溶かして虫歯を作り始めます。通常唾液はこの酸を中和して約30分程で元の状態に戻るので、虫歯にはなりません。しかしアメのようにいつまでも甘いものが口の中にあると虫歯菌も酸を作り続けるで、虫歯になってしまいます。長時間口の中に甘い物が停滞するアメをなめるという習慣は最も良くない習慣であるといえます。アメが大好きなお子さん、咳が出るからといってのど飴を1日中なめている方、禁煙をして口が寂しいからといってアメをなめている方などは特に注意し、習慣にしないようにアメをなめるのは特別な時だけにしましょう。あめを食べた後はすぐにうがいしたり歯を磨いたりキシリトールガムを噛むようにしましょう。

2.長時間にわたってコーヒーや紅茶、ジュースを飲み続ける
 虫歯が沢山ある患者さんに聞いたところ、1日に缶コーヒーを5本位飲むという方がいました。コンピューターなどのデスクワークをしながら、車の運転をしながらなど、1日中ちびちびと砂糖入りの缶コーヒーやジュースを飲んでいたりはしていませんか?これも甘い物が口の中に入っている時間が長くなるので良くない習慣といえます。砂糖が入っていないコーヒー、紅茶、日本茶、ウーロン茶などは逆に虫歯予防に役立ちます。もし仕事中に口が寂しいというのでしたら砂糖抜きの飲み物にして下さい。コーラやジュースなどでも一気に飲み干すのであれば量にもよりますがあまり大きな問題にはなりません。

3.お菓子を食べながら何かをする
 手の届くところにお菓子などを置いて勉強をしたり、テレビを見たり、仕事などをしていませんか?これも良くない習慣です。食べるなら少しずつだらだら食べるのではなく、時間を決めて一気に食べましょう。

4.口呼吸
 口呼吸で口の中は乾燥してしまうため、唾液の作用を低下させ、虫歯ができやすくなります。鼻が通らないと口呼吸になりやすいので、鼻が悪い方は耳鼻科にも相談してみてください。口呼吸はなかなか止めるのが難しい習慣ですが、単なる癖であれば出っ歯になるなど歯並びにも影響するのでできるだけ鼻で呼吸しましょう。

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