Skip to main content.
TOP>自作オーディオ>アンプ>YAHA ヘッドホンアンプ(通称 YAHAアンプ)

YAHA (Yet Another Hybrid Amp) ヘッドホンアンプの製作 Part 2

HeadWize DIY フォーラムで話題になった真空管とオペアンプを使ったハイブリッドアンプの第2弾です。6DJ8版YAHAアンプがうまくいったのに味を占めて今度は12AU7+NE5532で作成しました。
YAHAはそのシンプルさが身上で電源のフィルターなども一切なしで作成しているのですが、今回はPete Millett氏の「Low-voltage tube hybrid headphone amp」も参考に多少アレンジしてみました。
Pete Millett氏のサイトはこちら。http://www.pmillett.com/

製作

回路図(クリックで拡大)

YAHAとの変更点
HEDWIZEのYAHAスレッドの情報では12AU7の場合は多少カソードバイアスをかけた方がよさそうだという話だったのでカソードに半固定抵抗を入れてカソードバイアスとします。カソードバイアスかけるなら入力のカップリングコンデンサはなくてもいいよね、ということで入力のカップリングコンデンサ(YAHAのボリュームと真空管の間に入っている0.1uFのコンデンサ)は省略。
プレート抵抗も0.6mAの定電流ダイオードに変更しました。この辺はsijosaeその他のアンプを参考にしています。
電源のフィルターをちょっとだけ強化しています。オペアンプ電源のデカップリングに100uF+0.1uFを加え、12AU7のB電源は1Kの抵抗と100uF+0.1uFのコンデンサでさらにフィルターを重ねています。ここまでやってもたぶん耳で聴いてわかる違いはないと思うのですが自作ならではの気分の問題です。
あとは出力の直流カットのコンデンサ(470uF)に0.22uFを並列に入れました。470uFはちょっと奮発してMUSEの無極性タイプを使っています。



まずは穴あけ。真空管が飛び出る穴はシャーシパンチで、残りは電気ドリルで一気に。
ドリルで穴を開けると裏面にバリが残りますが、バリは太目の刃で穴をなでると綺麗に取れます。
私はこの方法を今までずっと知らず、カッターナイフやマイナスドライバーなどでバリ取りをしていました。こんなに簡単に綺麗に取れるものだったなんて…。



レイアウトはこんな感じで。今回はHeadWizeで頒布のYAHA用基板を使いました。
そうそう、紙フェノールのユニバーサル基板は
(1)穴に沿ってカッターナイフで何度か切れ目を入れる。
(2)端っこの穴3つ分くらいをニッパーではさんでパチンと切る。
5cmくらいの小さい基板ならこれで一直線に分かれます。



フィルターとカソード抵抗周りの半田付けを終えて仮止め。
上と写真の向きが左右逆ですね。手前が電源フィルターで奥がカソード抵抗周り。



一応完成。

調整
半固定抵抗を調節して12AU7のプレートの電圧が15V〜17V程度になるようにします。ケースのフタなしだと入力オープン・ボリュームMAXでブーンというハムがかすかにあったのですがケースのフタをしたら消えましたので気にしないことにしました。この時カソード-GND間の電圧は0.3V程度です。

試聴結果

6DJ8のYAHAとの違いはあります。AVアンプなどのコンサートホールモードっぽいとでも言えばいいのでしょうか、こっちの方がやや音が響くような感じです。それに比べると6DJ8のYAHAはスッキリした音です。さてこれは真空管の種類の差のせいなのか、使ったパーツのせいなのでしょうか。
なお、周波数特性的にはどちらも20Hz〜30KHzはほぼフラットで、使用中のノイズも聞いているうえでの差は感じません。
カソードバイアスなので入力のカップリングコンデンサーが要らないと思っていたのですが、カソードバイアスが0.3Vだとグリッド電流を考慮してやっぱりコンデンサーを入れたほうがいいかもしれません。

コスト自体は電源フィルターとカソード用のコンデンサがちょっと増えただけですのでオリジナルのYAHAとほとんど変わりません。

YAHAのページにもどる

このページのTOPに戻る 

HOMEに戻る