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TOP>自作オーディオ>アンプ>YAHA ヘッドホンアンプ(通称YAHAアンプ)

Introduction

YAHA (Yet Another Hybrid Amp)
ヘッドホンアンプの製作

HeadWize DIY フォーラムで話題になった真空管とオペアンプを使ったヘッドホンアンプを自作してみました。真空管とトランジスタやICを合わせて使うアンプは「ハイブリッドアンプ」と呼ばれ、昔からあり今でも市販されています。最近ではiPod用真空管アンプと称したものによく見かけます。

オリジナルはhttp://www.fa-schmidt.de/YAHA/index.htm

真空管といえば高電圧での使用が常識ですが、このアンプではたったの12Vで駆動しています。本来の動作条件とはかけ離れた電圧での使用ですので測定すると特性はよくないのでしょうが、実用上は全然気になりません。
低電圧駆動の真空管+ICアンプは最近ではsijosae氏の作品が、もうちょっと前だとPete Millett氏の作品があります。

製作

一応動作原理を解説しますと、
(1)真空管6DJ8が入力信号を増幅
(2)オペアンプでヘッドホンに対応するインピーダンスへと変換
(3)ヘッドホンへ出力
といった感じです。
オペアンプは+側から信号が入力される「非反転増幅回路」で、今回の場合入力信号と出力信号の大きさが同じ「電圧フォロア(ボルテージフォロア)」という形になっています。真空管で増幅された信号はそのままではスピーカーなどには接続できません。このヘッドホンアンプではオペアンプをヘッドホンと接続するためのインピーダンス変換器として使っているわけです。

私が実際に作ったものの回路図はこんな感じです。

オリジナルとの違いはヒーターの電圧用にLM317ではなく7806をつかったことくらいです。
電源のON/OFF時のポップノイズがちょっと気になるのでリレーを使った保護回路を作ったのですが、むしろリレー作動時の音の方が大きくて使うのをやめました。
オペアンプが2114Dになっていますが5532でも4560でも一緒です。今刺さっているのはNE5532Pです。

完成品はこんな感じ。

ケースはモロゾフの缶で12cm×12cmくらいの大きさです。2連ボリュームだと左右の連動誤差がありますし、真空管自体の増幅率の差も多少あるだろうと考え左右独立にしています。

内部。背面端子は金メッキのものでちょっと高級感を。

内部
 ユニバーサル基板に穴を開けて真空管のソケットを固定しています。表から見るとすっきりしていますが、裏側はスパゲッティ状態なので恥ずかしくてお見せできません。
写真では分かりませんが9ピンソケットのセンターピンを抜き青色LEDを挿しています。電源を入れると真空管の底の方からほのかに青い光が見えます。特にノイズの問題は発生していません。

試聴

試聴結果
PCやCDプレーヤーのヘッドホンとして常用していますが快適に動作しています。
なんといっても低コストなところが魅力的です。普通に作れば真空管・ケース・12VのDCアダプターがそれぞれ約1,000円で計3,000円、その他の細かいパーツを含めても合計5,000円でお釣りが来ます。
ヘッドホンはできれば32Ωとかよりももっとインピーダンスの高いものの方が出力が出せます。個人的には100ΩのER-4Sなんかも試してみたいところです。

HeadWizeのライブラリは自作ヘッドホンアンプの宝庫です。有名なchu-moyアンプなどもここに掲載されています。
一度読んでみると楽しいですよ。

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