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紹介

学研「大人の科学」シリーズから発売された真空管アンプです。
公式ページ 大人の科学 真空管アンプ
【内容】
●仕上がりサイズ(約):W205×H70×D140mm
●重量(約):700g
●商品構成:組み立てキット(本体部品、プリント基板、真空管4本、ピンストレーナー、マルチセルラホーンスピーカー、オーディオケーブル)、A5判マニュアル
●接点などの金属の材質:鉄(ニッケルメッキ)
●組み立て時間(約):30分

【アンプ仕様】
●出力:100mW/ch
●使用真空管:直熱タイプ、電池管(電圧増幅:1B2×2本/電力増幅:2P3×2本)
●入力端子:RCA
●入力感度:1Vp−p
●入力インピーダンス:100KΩ
●負荷(出力)インピーダンス:8〜16Ω
●周波数特性:100〜10KHz(+0、−6dB)
歪率:5%以下(1KHz)
●電池:アルカリ単一乾電池×2
●電池寿命:1日に1時間使用で約20日間
●付属品:マルチセルラーホーンスピーカー:250mW/8Ω、フルレンジ×2img
    オーディオケーブル:RCAピンブラグ×2、ステレオミニプラグ


回路図

メモ
1B2=1S5、2P3=3A4
1B2とか2P3というのはロシア側での呼び方らしい。1S5、3A4で検索した方が情報は見つけやすい(はず)。

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ファーストインプレッション

筐体はプラスチック、底板は厚紙といつもの「大人の科学」シリーズです。
商品説明ページで左chの基板むき出しの写真があったので上側からケースが開けられるのかと思ったのですが、残念ながらあけられません。
組み立て時間は30分足らず。半田付けはすべて済んでおり、スピーカーのホーン部分を組み立てて基板をケースにねじ止めすればほぼ完成です。もうちょっとキットらしい部分がほしかったです。プラスドライバーも付属しているので工具を別に用意する必要もありません。
電源は金属ケースの中に入ってしまっているためその中身をうかがい知ることが出来ません。

真空管の追加は4本セットで送料込み6000円です。高いなあ。

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感想

キットとしてはよくできてると思いますが、アンプとしてはお話にならないレベルです。
サイン波で周波数特性をちょっと測ってみたところ上はカタログスペックよりかなり良さそうです。1kHzを基準にして16kHzくらいなら-3dBに収まっています。逆に下は200Hzで-3.5dB、100Hzで-9dB、60Hzで-15dBという結果になりカタログスペック以下の結果となりました。DFも1未満です。多極管で無帰還ですから当然の結果ですね。
出力0.1Wはニアフィールド・小音量で聴くなら特に問題はありません。ただドラムのアタックなど一瞬音量の上がる場面では音割れする可能性があります。

別電源でもっと高電圧にして出力を上げた上で負帰還をかけて周波数特性を調整する、というのを考えていますがどこまでやれるかなあ。

真空管アンプの入門として買うには不適当だと思います。これで「真空管はこんな感じ」と思われるのは不本意です。あくまでマニア向けの研究素材ですね。
真空管アンプに興味のある方はELEKITの6BM8を使ったキット「TU-870」が断然オススメです。実売2万円くらいで買えます。これなら出力2Wあり、家庭での実用には十分です。

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