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 BenQ WXGAプロジェクター MW516 レビュー

2012年の12月に初めてのプロジェクターを購入しましたのでその紹介と感想です。
購入機種はBenQのMW516。ビジネス用途のデータプロジェクターですが、シアター用より安くてもちろん動画再生にも使えます。
今回の予算はスクリーン代も含めて5万円。理想を言えば4万円以下で抑えたいところでしたのでこの機種の購入となりました。

今回購入にあたって重視したのは最低でもWXGA(1280×800)対応ということです。DVDの解像度は720×480ですからSVGA(800×600)対応のプロジェクターならDVDの画質をそのまま再生することが出来ました。しかし時代はフルHDへと移行しています。となればSVGAでは不十分であることは明らかです。ドットバイドットでの表示を考えればWXGAでさえ不十分ということになります。
理想を言えばフルHD対応のプロジェクターを買いたいところですが、残念ながら予算が許しません。
そういうわけで一つグレードを落としてWXGA対応のものを候補とし、その中で選択肢として最後まで残ったのがこの機種でした。

購入にあたっては同じくWXGA対応で価格も比較的近いものとしてエプソンのEH-TW400がありました。

BenQのMW516とエプソンのEH-TW400、購入時に気になった違いは次のような点です。
  MW516 EH-TW400
価格 3万円強  5万円弱
解像度  WXGA WXGA 
アスペクト比   16:10 16:9 
 斜め投影  不可 可 
 投写方式  DLP 3LCD 
 80インチ
投写距離
2.57m〜 2.31m〜
 ファン音  うるさい ややうるさい 

80インチ投影距離はメーカーHPからの引用ですが、MW516は16:10の80インチ、EH-TW400は16:9の80インチなので横幅がちょっと違います。画面サイズのインチは対角線長を基準にするため同じインチ表示でも縦横比でサイズに違いがあります。メーカー表示の80インチの横幅はMW516は172cm、EH-TW400は177cmです。ですのでMW516を画面の幅177cmで投射するには2.65mほど必要になります。80インチ投影に前後30cmの差は一般家庭での設置を考えるとけっこう大きな差です。

投写の方式についてはホームシアターをやっている人はそれぞれの方式に一家言あるようなのですが、今回はそこまで画質にはこだわりません。ホームシアター向けならともかく5万以下のデータプロジェクターに投写方式での画質の差がどれほどあるのか考えるとさほど重視する必要はないと考えました。
ファンの音についてはヘッドホンでの試聴がメインとなるので我慢することにします。
後のポイントは斜めからの投影の可否でした。スクリーン正面にプロジェクターを置けない場合MW516は問題外ですが、私の場合は正面に設置できたのでどちらも選択肢となりました。

結局、正面から投影できる以上はEH-TW400である必要はないと結論を出し価格優先でMW516を選びました。

設置

届いたプロジェクターを早速PCと接続して設置してみました。
設置場所はスチールラックの上で投射距離は280cm、画面サイズは182cm程となりました。上下の台形補正をしているので投射距離がちょっとだけ長くなっていますが、カタログスペックに近い数字となっています。

棚の高さが145cmと中途半端なためやや下向きに投写しています。棚の端から15cmほど内側に置いていますが棚の面とレンズから光は干渉しないので問題ありません。

感想


とりあえず壁にそのまま映しています。壁は白いのでスクリーンなしでも違和感なく見られます。
壁についてる鳥よけみたいのは紙製のアコースティックディフューザー。超ローコストですが部屋の隅に設置するだけでけっこう効きます。もう10年近く貼りっぱなしです。

現在、PCとモニターをDVI-Dケーブル、PCとプロジェクターをHDMIケーブルで接続し、モニターのクローン表示となるよう設定しています。
普段はメインモニターとサブモニターのデュアルモニター環境で作業しているのですがうちのPCのシステム上同時に3つのモニターは動かせないため、通常作業のデュアルモニター環境と動画を見るためのクローン環境をグラフィックボードの設定ファイルを切り替えることで変更しています。

プロジェクターとの接続はアナログのVGAケーブルよりHDMIの方がいいです。アナログよりデジタルの方が画質がいいという話以前にHDMIケーブルで接続しないと1920×1080表示のメインモニターのクローン表示がうまくいきません。

表示にはノーマル・スマートエコ・省電力の3モードがあります。
ファンの音は強と弱の2段階しかないようで、省電力モードにすれば自分としては許容範囲です。冬場の室温20度くらいの部屋では省電力モードならファンは弱で動いています。弱といっても常時PCのCPUのリテールクーラーが全力運転しているような感じです。
スマートエコモードは映像に合わせて輝度を調節するモードでランプ寿命も一番長くなるのですが、ファンの動作はほとんどノーマルと変わりません。弱で動いていたと思ったらすぐに強に切り替わってしまいます。ノーマルモードは終始全力運転です。スマートエコモード、ノーマルのどちらもファンはかなりうるさいです。
省電力モードの方がやや暗くノーマルモードと切り替えれば違いがはっきりわかりますが、暗くした部屋で最初からノーマルor省電力モードのどちらかで表示していたら違いはまず気になりません。

ランプ寿命はノーマル/ 省電力モード/ スマートエコモードで4500/6000/6500時間となっています。省電力モードで使えば1日3時間使っても5年以上持つ計算です。カタログ値の8掛け程度としても4年くらいは使えるでしょう。
4年も経てばフルHD対応のプロジェクターもかなり安くなっているはず。ランプ交換時期=買い替え時期とということになりそうです。

 

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