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塗装ブースが必要

エアブラシ塗装をするなら当然塗装ブースも必要です。
その塗装ブースですが、プラモデル製作向けの市販品はおおむね1万円以上します。
買う場合の選択肢はいくつかありますが、人気が高いのは次の2つみたいですね。
値段優先で行くならクレオスのMr.スーパーブース「GT03」。

エアテックスのブラックホールの方が安いのですが、片付けやすいとかパネルが透明で明るいとかの理由でこちらの方が人気があります。
もう一つの魅力は排気口につけられるアタッチメント。

他社製品はみんな丸いダクトをそのまま屋外に出すタイプなので窓をあける幅が広くなりますが、クレオスは純正で排気チューブ径にぴったりのアタッチメントがあり窓をあける幅を狭くできます。他の人の使用レポートなどを見るかぎり、これを付けたからといって吸引力は落ちないようです。

もう一つ、人気が高いのはタミヤのペインティングブースII (ツインファン)。文字通りファンが2つで吸引力が大きいのが魅力のようです。タミヤのブースは片付けやすいのも魅力です。ちなみこちらでもクレオスのアタッチメントが使えるようです。


市販品はシロッコファンを使って空気を吸い、ダクトを通じて屋外へと排気をします。端的に言うとこのシロッコファンが高コストなのが市販品が高い理由の一つです。
塗装ブースの自作は多くの方がチャレンジしていますので私も自作することにしました。換気扇を使えばかなり安くできるようです。

用意したもの

・換気扇 2,580円
 高須産業のFTD-200という20cm型が近所のホームセンターで売っていたのでそれを使用しました。前面にフィルターカバーのないタイプです。
 風量は520立米/時。換気扇は15cmと20cmで倍くらい吸引力が違うので20cm以上推奨です。
・ケース 無料
 アマゾンの幅45cm大きめタイプのダンボールを使いました。
・換気扇フィルター 140円
 ホームセンターで売っていた切り売りタイプのものです。これで4枚取れます。
・ネジ、ワッシャー、ナット 52円
・中間スイッチ 190円
・マジックテープ 320円
・電源コード 105円
・針金 無料

 ハンガーを切って使用しました。
・ダンボール爪とぎ 266円

以上3,653円でした。ダクトを使わずケースもダンボールなのでかなり低コストです。

箱の補強

そこそこ丈夫なamazonのダンボールですが、換気扇取付面だけはとりあえず補強します。
元々の接着をはがして全面に木工用ボンドを塗布、さらに底面に荷物がシュリンクされてきた台紙をベタっと貼り付けます。上から重石をして半日ほど放置。

換気扇の分解・取り付け準備

換気扇には背面にカバーがついていますのでこれを外します。あわせて開閉用のレバーやスプリングなども除去。
電源スイッチは外してスイッチにつながっている配線をはんだ付けして直結します。 このままだと電源が入りっぱなしになってしまうので電源コードの途中にスイッチを追加。さらに元のままだとコードが短いので別売りのコードを繋げます。
自作している人の記事を検索すると元々のスイッチが邪魔で横向きにしたり逆さにしたり色々やっているみたいですが、電源の付いている部分を外してしまえば全て解決です。
換気扇て電気回路としてはファンにスイッチとスパークキラー(ただのコンデンサ)が付いてるだけなんですね。背面カバーの開閉構造にちょっと感動。

追加スイッチ配線の図。プラス・マイナスなどは特に考える必要はありません。

組み立て・完成

現物合わせでダンボールの底面をカットし、換気扇をセットします。
ダンボールに直接ネジどめするとネジがダンボールにめり込んで固定の意味がなくなってしまいそうでしたのでワッシャー+プラ板を1枚かませて圧力を分散してます。
全部ガムテープで作業してる人がいますがネジ止めのほうがダンボールがボロボロになった時に新しいケースに移行しやすいです。
ケーブル類はまとめて固定して電源コードは裏面から出します。


換気扇の前面カバーには斜めに針金をクロスさせています。針金はマジックテープで固定しています。マジックテープの粘着面は強力なのでかなりしっかり固定されます。

これはフィルターの吸い込み防止の為です。はじめは換気扇の上下にマジックテープを付け、そこにフィルターを留めるだけのつもりだったのですが、 吸引力が強くフィルターがファンに吸われて接触してしまうためこのような仕様となりました。
フィルターの固定は磁石なども検討しましたがマジックテープに押し付けるだけで十分でした。

最終的な仕上がりはこんな感じです。両サイドには猫の爪とぎを飛散防止用として入れています。


部屋に常設はせず、使用時はベランダの網戸前に小テーブルをセットして使用することになります。ファンが重いのでそのまま置くとひっくり返ります。ファンの下に何か台座が必須です。
ダクトなどを使用しない直接排気のため季節を問わず窓を20センチくらい開けなければいけないのが欠点です。そのうち排気口を徐々に10cmくらいまで絞ったアダプタでもつくるかもしれません。

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