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ニキシー管時計の目次

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VFD(蛍光表示管)のIV-18を使った時計 →今ここ

VFDって知ってますか?

VFDとは蛍光表示管のことです。
ニキシー管工作に興味のある人ならニキシー管のようなガラス管の中に電卓などの表示に使われる7セグメントが入っているものを見たことがあるでしょう。
ニキシー管と違ってあまりレトロなアナログ感がないためかかなり安く購入できます。ロシア製のものだけでなく日本製のものも捨て値で出回っているので買うなら今が最後のチャンスかもしれません。

先日、ニキシー管時計をお譲りした方からIV-18を使ったVFDの時計キットを買いましたというご報告をいただきました。
キットの存在は前から知っていたものの、「7セグメントの表示はデジタル時計と変わらないじゃん」という思いもありこれまで購入を見送って来ました。
しかし、実際に購入された方の写真を見て、さらにキットの詳細なども見て購入に踏み切りました。

IV-18 VFD時計の購入を検討

IV-18は1本の管の中に8桁の数字が内蔵された横長の蛍光表示管です。
試験管の中に表示部品が入ったような不思議な雰囲気があります。
このVFDを使ったキットは現行品や過去に発売されていたものなど何種類かあり、検索してすぐに引っかかったのが次の2つでした。
・KOSBO.COM


・ladyada.net


管自体はどちらも同じもので管と基板の位置関係も同じです。
ケース入りの方で高さ6.5cm・幅12.5cmくらいでiphoneなどのスマートフォンよりちょっと大きいくらいです。
アラームが付いていたり日付表示機能があったり、基本的な機能は殆ど変わりません。
KOSBO.COMの方は
・時刻表示時に時・分・秒の間にハイフンが入る
・1分に一度、日付表示(MM/DD/YY)
・夜間消灯機能あり

ladyada.netの方は
・ケース付き
・ハイフン表示なし
・日付表示が「Friday Decem 2」の様に英語表示なので読みにくい
・毎分の日付表示なし(ボタンを押した時だけ)
・非公式のファームウェアでGPSやクロック微調整に対応等

などの特徴があります。

ladyada.netのIce Tube Clockを購入

結局ladyada.netのIce Tube Clockを買うことにしました。
2009年発売のようです。当時は70ドルだったみたいですが管の値上がりが影響して今は85ドルです。
こちらを選んだ決め手はファームの書き換えでGPSに対応していることとケースがついてくることです。
tubehobbyを始めとした幾つかのキットを作った経験からすると時計の精度はどれも月差は30秒〜1分くらいです。電波時計やPCなどでの自動同期に慣れてしまうと精度に不満が出てきます。
このキットならGPSも使えるし、GPSなしで使う場合には微調整機能付きのファームもあります。
ファームはAVRで書かれているのでUSB接続で動くAVRライターのキットとGPSも一緒に購入しました。ライターは6pinコネクタのものが必要です。


ケースは別梱包。部品数はそれほど多くありません。部品の向きさえ間違えなければ失敗はまずないでしょう。
HPの写真付き解説に従って進めていけば2時間くらいでサクッと完成です。


基板のハンダ付けが終わってあとはIV-18をはんだ付け。
組み立て解説にも書いてありますが足をすこしずつ短くしていくと穴に挿しやすいです。
ケースの大きさがギリギリなので管にダメージを与えない程度に付根までしっかり挿します。上下・前後の角度も慎重に。


ひとまず完成。
初期設定は輝度が最低(30)になっているので部屋が明るいと数字がかなり見えにくいです。
実際の使用時は輝度をあげて明るくします。最大近くまで上げるのも管の寿命に影響しそうだし・・・悩みどころです。

GPSの追加

キット自体は問題なく完成したのを確認したので一度ケースをばらしてGPSを取り付けます。

キットと一緒に買った4800bps対応のGPSレシーバー。公式の解説に従い電源と信号のラインを残して配線をカット。
GPS対応ファームは4800bpsにしか対応していないので対応したレシーバーが必要です。


電源は7805の足から取り信号はROMの2番ピンへ。


GPSの動作LEDがかなり明るいので上からタミヤカラーの黒を塗ってしまいました。塗りムラからかすかに光が漏れるくらいで十分です。

組み立て前に肝心のファームの書き換えをします。
ファームはmisenso.comのものをいただきました。
書き込み用のプログラムavrdude.exeを使いGPSと輝度調整に対応したmodファームに書き換えます。
※標準のファームはGPSにも輝度の自動調整にも対応していません。

完成


完成後の様子を裏から。GPSレシーバーはホットボンドで貼りつけています。


斜め正面から。GPSレシーバーは幅がケースとほぼ同じで高さも接地面からネジの間にちょうど収まるくらいとなっています。
正面中央に輝度自動調整用のCDSが付いています。ソケットなのは深い意味はなく、CDSの違いによって抵抗を変える必要があるかの確認用です。
部屋が暗くなると自動的に表示も暗くなります。

今回はGPSで使うつもりでしたのでGPS対応ファームに書き換えましたが先述したように時計の微調整機能付きファームなどもあるのでAVRの書き換えができる人であればGPSなしでも時計の精度はかなり高められるはずです(標準のままだとやはり月差30秒〜1分くらい有りそうです)。
このキットはファームウェアの元ファイルが公開されているのでAVRのプログラムに関する知識のある人なら元のファイルや公開されているmodファイルをアレンジして自分好みのファームウェアをつくることもできるでしょう。

2011.12.03 初稿

キット+GPS譲ります

上で紹介したIce Tube ClockのキットとACアダプタ、GPS、さらにCDSセルと抵抗をつけてセットで譲ります。
ROMはGPS対応に書き換えたものをお送りします。
価格は送料込19,500円です。
組立解説の日本語対訳・操作マニュアルもPDFファイルでおつけします。

問い合わせはメールからお願いします。(現在在庫:1 H24.10.17)
返信まで2,3日かかることがあります。4日目になっても連絡がない場合はこちらの確認漏れかメールアドレスの誤りなどの可能性がありますので再度ご連絡ください。

公式HPもショッピングカート形式なので比較的購入のハードルは低いですが、ROM書き換えなどはよく分からなくて不安なので書き換え済みのものが欲しい、という方はお問い合わせください。

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