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傘が欲しい

今まで使っていたユニクロの傘の石突きが限界に達しました。
この手の安い傘は石突きの先端に金属カバーはありませんし、プラスチックっぽい石突きは中が空洞のため先端が削れるとそれ以上は使いにくくなります。骨組は丸形ファイバーのため強風にも折れにくく、壊れたとしても笑ってあきらめられるコストパフォーマンスの良い傘だったのですが、寿命では仕方ありません。
さて、せっかくだからちょっとはまともな傘を買おうじゃないかと考えました。
一番最初に考えたのは数年前から話題の骨が24本タイプの傘。
たしかamazonで売っていたはず、と探してみるとありました。
Ray 24本骨傘 2007 ブラック
Ray 24本骨傘 2007 ブラック
おすすめ平均
starsストラップが切れる
stars雨漏り
stars私もです
stars残念です
starsこれは・・・

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あまりの低評価にわらってしまいました。でもこの傘、楽天だとそこまでひどい評価ではないんですよ。→★楽天 Ray 24本傘★ 
しかし、たかが3千円とはいえここまで低評価が多いと買う気になりません。それにグリップ部分がまっすぐというのも不便です。

とりあえずRayの24本骨は候補から外れました。しかし24本骨のシルエットは捨てがたいものがあります。他社からも24本骨タイプの傘は出ているようなのでそちらを候補に入れることにします。

次いでの候補はMOMAのスカイアンブレラ。本物は7000円くらいですがパチモノ類似品も発売中。類似品なら3000円以下で買えます。これも数年前から気になっていた傘ではありますが、オンオフ兼用にするにはいささか派手かも。

★MOMA スカイアンブレラ★ 

Rayの24本骨もMOMAもパス、となったところで高級な傘って何があるのか検索してみました。スーツや靴、時計などは高級品といわれればいくつかのブランド名が頭に浮かんでくるのですが傘では一つも知りません。
2ちゃんねるやらブログやらをいろいろ渡り歩いた結果たどりついたのが次の3ブランドです(この時点でRay以外の24本骨も選択肢から除外しました。どうせならちょっといい傘が欲しいですしね!)。
  ・前原光榮商店
  ・ブリッグ (SWANIE ADENEY BRIGG)
  ・フォックス (FOX)
一番上はいうまでもなく日本のブランド、後者2点はイギリスのブランドです。ちなみに前原とブリッグはそれぞれの国の皇室御用達です。どれも楽天で取扱店があります。
  ・前原光榮商店 
  ・ブリッグ  
  ・フォックス 

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前原光榮商店の傘を選ぶ

いろいろ考えましたが前原光榮商店の傘を買うことにしました。理由は大きく4つ。


楽天の「心斎橋みや竹」がホームページも見やすく他社製品も充実していてオススメ

・16本骨でシルエットが格好いい。
 英国製の2社製品がオーソドックスな8本骨なのに対してこちらは骨が16本。見た目のインパクトはこちらの方があります。傘のブランドなんて時計などと違って誰も気づきません。ならばせめて少しは自己主張を。
 閉じて巻いたときのフォックスのスリムさも魅力的だったのですが実用性とデザインで16本骨を選びました。
・日本の雨には日本の傘。
 海外旅行に行ったことのある人ならわかるかも知れませんが、国内と海外では雨の質や空気・風が違います。日本で使うなら海外の傘よりも日本製の方がいいはずです。
・手頃なお値段。
 ブリッグは2万円から、フォックスは4万円からという値段に対し前原光榮商店の傘は1万5千円程度からとそれなりに手頃な値段で買うことが出来ます。
 まあ、傘の値段としては1万円を超えている時点で決して手頃な値段とはいえないのですが。
・保守性が高い
 せっかく高い傘を買うのですから使い捨てにはしたくありません。となれば何かトラブルがあった場合の修理も考慮したいところです。ブリッグやフォックスのアフターフォローもしっかりしているようなのですが、ここは気軽に頼めそうな日本製にしておきたいところです。

以上のような理由で選んだ前原光榮商店の傘ですが、これ以外にもいろいろとメリットがありました。

・16本骨なのでカバー範囲が広い。
 傘を開いたとき、8本骨の傘に比べより円に近くなります。
 だから何?という方、正八角形と正十六角形、同じ直径ならどちらの方が面積が広いかイメージしてみてください。骨の長さが同じなら数が多い方が円に近づきカバー範囲が広くなります。
 60cmサイズの16本骨の傘は63〜64cmサイズの8本骨の傘に相当します。

・玉留め付きなので巻かなくても広がらない。
 玉留めというのはハンドルのところに付いている露先を束ねるスライド式の金具。普通の傘にも付いていることがありますね。これがあると雨の後に傘を巻いてフックで留めなくてもあまり傘が広がらずに済むのですが、普通の傘ですと玉留めで留めても布地がヒラヒラとしてしまいます。
 しかし前原の16本骨を玉留めで留めると巻かなくてもご覧の通り。ここまでスリムに収まります。巻いてしまうと内側になった部分の水が切れないし、かといって巻いてしまわないとヒラヒラと邪魔で仕方がないという傘の欠点を見事にカバーしています。ちなみにブリッグの傘は玉留めが付いていないようです。


どちらも玉留め付き。スリムなグレーのが前原光榮商店製です。
わざわざ巻かなくても邪魔になりません。隣は1000円くらいのジャンプ傘。

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買ってきました

靴やらカバンやら身につけるものは出来るだけ現物を見てから買いたい派の私は前原光榮商店まで行ってきました。
新御徒町から歩くこと数分、目当てのお店へ。お店といっても裏通りの工場兼事務所で通りに面した側がちょっとしたショールームになっている程度です。たいした広さはありません。通り側がガラス張りになり中に傘が沢山かかっているのを見て「ここかな?」とわかる程度です。目立つような看板も出ていません。

ドアを開けて入ってみると無人です。ひっきりなしにお客さんが集まるようなお店ではないですし、店員が常駐するのも人件費の無駄でしょう。まずは呼び鈴を押して従業員さん呼びます。出てきたおばちゃんに予算1万5千円から2万円くらいなんですけどどのあたりがおすすめですか?と訊いてみました。
じゃあだいたいこの辺かしらね、とおばちゃんが裏から何種類か持ってきてくれました。持ってきてくれたのは16本骨のタイプでまだハンドルが付いていません。ハンドル部分は別に焼き藤のものを持ってきてくれました。この藤のハンドルがお手頃価格らしいです。
骨は鉄製でコの字型のタイプ。最近主流の丸くてよくしなるファイバー製ではありません。細かい部分の説明は楽天での販売店の紹介ページを見てもらった方が早いでしょう。

おばちゃん曰く オン・オフ両方で使うなら黒だと地味だし、紺も黒に大分近いし、ちょっと明るいブルーグレーかグリーングレーの方が若い人にはオススメですよ。なるほどなるほど。
ピンストライプのものがあったのでこれはどう?と訊いてみると無地に比べて生地が厚いので閉じて巻いたときにちょっとぼってりしてスマートじゃないですよ、とのこと。ああ、やっぱりそうなのね、と納得。確かにちょっと太くて格好悪い。こういうことは通販だとわからないから現物を見て買うことの強みですね。

いくつか比較してみてブルーグレーのものが気に入りました。ではこれをお願いします、と頼むとハンドルを付けてくるのでしばらくお待ちを、とお店の裏へ。待つこと数分。本体とハンドルを接着した「傘」ができあがってきました。接着剤が乾くまでしばらくはあまり力を加えないでくださいね、などと話をしながらタッセルとかいう名の房のようなものをハンドルに結んでいきます。

お会計は税込み15,750円也。
楽天などで見たところどこも同じ価格(送料込)で販売しているみたいです。むしろ現地に足を運んだ方が交通費の分だけ割高に(笑)。
現物をチェックして重さも確かめたいとかハンドルの種類やタッセルの色を変えたいなどのこだわりがあるなら店頭に足を運んだ方がいいですが、そうでなければわざわざ足を運ばなくても十分でしょう。
価格に見合ったしっかりした作りですし、失望することはないと思います。
上では「心斎橋みや竹」をオススメで挙げましたがHP上ではこれと同じ傘の扱いがありません(バンブー16のハンドルを焼き藤にしたのがこの傘です)。問い合わせれば多分購入できると思いますが、他にも何店か扱っているところはありそうです。
楽天で同じ傘を探す  

ハンドルはあまり高価でない焼き藤。それでも天然木を曲げ加工して作っているものですからハンドルだけでユニクロの傘が何本も買えてしまいます。ハンドルは500円や1000円で買える傘と比べるとやや太めです。16本の骨をまとめるために玉留めが普通の傘よりも大きいのでそれにあわせてハンドルも太くなっているそうです。
玉留めは重厚で鈍く光る真鍮製です。
タッセルは無難な黒。高級傘のステイタスシンボルらしいんですが、ハンドルにタッセル用のくぼみがあるわけでもないのでゆるみやすく、結構邪魔なんですよねえ(笑)


もうひとつ特徴的なのが傘を巻くときのベルトの位置。普通の傘よりも大分外周よりでハンドルに近いのがわかりますか?

おまけ  〜謎のセロテープ〜
買ってきた傘をあれこれと眺めていると中棒にセロテープが巻いてあるのに気づきました。
なにこれ、ハズレ品?と思ったのですがまずはネットで「傘 中棒 セロテープ」と検索してみました。すると簡単に答えに辿りつきました。
このセロテープ部分は傘を閉じたときに骨がちょうど当たる部分で、中棒が傷つかないようにするために巻いてある、ということでした。う〜ん、まぎらわしいなあ。さっさと剥がさないで良かったです。
このテープ、中棒が木製の傘に貼ってあるようなので自分の傘は貼ってあるか確認してみるのもいいかもしれませんよ。

使用後の感想
購入から3ヶ月。雨の日には普通に使用していますが差すにも持ち歩くにも特に重さは気になりません。傘を閉じたあとベルトでまとめなくてもそれほど邪魔にならないのは普通の傘に比べて便利ですね。雨の日にちょっとアーケードの下に入って傘を閉じたときなどにそのメリットを感じます。
出かけたときや電車の中などで傘を忘れないように注意深くなったのもメリットといえるかも知れません。

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(2008.5.27)