Skip to main content.
TOP>初心者のためのオーディオ工作本紹介>真空管アンプ

Introduction

アンプ作りに興味はある、しかし電気のことは素人だ、という人が読んでもなんとかわかる(ようになる)本を紹介します。
ちなみに私自身、文系出身で電気のことは全然詳しくありません。ここで紹介する本や雑誌、いろいろな人のホームページを読んで最低限の知識はかろうじて身についたか?というところです。

(3)では引き続き真空管アンプの本を紹介します。ここでの紹介は作例集中心になります。
真空管アンプの本はたくさん出ているため、ここで挙げているのは私が実際に読んだことのあるものだけです。
★は真空管のデータからロードラインを引いて自分で設計できるようになりたい初心者への個人的なオススメ度の観点からつけています。作例集は記事中でロードラインの引き方などについてはほとんど解説されていないため★の数は少なめになっています。作例集としての評価ならそれぞれ★1つ追加です。




真空管式シングルアンプ―つくりやすい自作オーディオ
MJ無線と実験編集部 / 誠文堂新光社 (2007/08)

無線と実験に掲載されたシングルアンプの制作記事の中から比較的作りやすそうなものを集めた作例集です。
巻頭に完成品の外観と内部のカラー写真があります。
記事にはケース加工の寸法図が掲載されているものが多数あります。少数ですが抵抗などの部品レイアウトについて図入りで解説しているものもあります。
6BM8 / 6V6 / 6V6GT / 2A3 / 6B4G / EL34 / 6LU8 / 7C5 / 6EW7 / 45 / 5998 の作例を掲載。ICやトランジスタとのハイブリッドアンプの掲載はなく回路構成のオーソドックスなアンプ中心です。
雑誌に掲載された作例の再録集のため、半田付けのやり方や部品の選び方など(2)で紹介した本に載っているようなことは載っていません。
無線と実験を定期購読している人であれば特に買う必要はありません。
真空管式プッシュプルアンプ―つくりやすい自作オーディオ


真空管式プッシュプルアンプ―つくりやすい自作オーディオ
MJ無線と実験編集部 / 誠文堂新光社 (2007/09)

無線と実験に掲載されたプッシュプルアンプの制作記事の中から比較的作りやすそうなものを集めた作例集です。
巻頭に完成品の外観と内部のカラー写真があります。
ほとんどの記事にケース加工の寸法図が掲載されています。また、抵抗などの部品レイアウトについて図入りで解説しているものもあります(下記の斜体表示の作例)。
300B / 6EW7 / 6BX7 / 421A / 6F6 / 6V6GT / EL34 / 50BM8 / 6L6GC / EL34 / C3o / 6550 / KT88 の作例を掲載。ICやトランジスタとのハイブリッドアンプの掲載はなく回路構成のオーソドックスなアンプ中心です。
雑誌に掲載された作例の再録集のため、半田付けのやり方や部品の選び方など(2)で紹介した本に載っているようなことは載っていません。
無線と実験を定期購読している人であれば特に買う必要はありません。
蘇る真空管オーディオ・アンプ―「初歩のラジオ」復刻名作アンプ15選



蘇る真空管オーディオ・アンプ―「初歩のラジオ」復刻名作アンプ15選
初歩のラジオ編集部 / 誠文堂新光社 (2007/07)

『初歩のラジオ』別冊として刊行された『ステレオ・アンプ実体図集』(昭和52年刊)と『ステレオ・アンプ製作集』(昭和56年刊)の中から魅力あるアンプ15台を選んで再編集。シングル・プッシュプルパワーアンプ、プリアンプ、イコライザアンプと掲載は多岐にわたります。
ほとんどの作例について巻頭に大きめのカラー実体配線図のイラストがあり初心者でも作例のコピーがしやすいです。
作例としては
シングル・・・2A3, 6L6GT, 6GB8
プッシュプル・・・KT66, 6L6
その他・・・マランツ#7コピーアンプ, マッキントッシュC22タイプイコライザアンプ
など。
1970年代の雑誌記事の再録集ですので全く同じ部品でコピーするのは不可能ですが、巻末に現行パーツで作る場合の代替部品解説が付いているので特に問題はありません。
名機と名高いMarantz#7のレプリカを作ってみたいと思ったものの部品レイアウトや配線を考えるのが面倒であきらめた、なんて人にはこの実体配線図だけでも十分価値があるでしょう。
上杉佳郎設計・製作アンプ集―マイ・ハンディクラフトの集大成

上杉佳郎設計・製作アンプ集―マイ・ハンディクラフトの集大成
上杉 佳郎 管球王国 / ステレオサウンド (2004/03)

著者が管球王国に発表した記事をまとめたものです。
内部写真や実体配線図が豊富で製作の説明は非常に丁寧です。掲載されているアンプは外観・内部配線ともに実に綺麗です。写真と記事を見てると手順どおりつくれば初心者でもちゃんと作れそうな気がしてきます。

掲載されているアンプは小出力に大出力、シングルにプッシュプル、プリアンプにパワーアンプと多種多様です。回路の形式もいろいろなものが載っていますので読みながらあれこれ妄想するだけでも楽しくなる1冊です。

問題は部品に高級品ばかり使われていることです。トランスは特注品が多いですし、コンデンサや抵抗、スイッチまで高級品のオンパレードです。載っている内容は丁寧で初心者にもやさしいのですが、財布的には初心者にはかなり厳しいものになっています。特注トランスなどの部品配布はすでに終了しているため掲載作例をそのままコピーすることは無理でしょう。代替部品を自分で選べる人であればかなり楽しめる1冊だと思います。

このページで紹介したものは基本的に作例集のため部品記号の意味がわかる、半田付けやシャーシ加工が出来るなど最低限の電子工作の知識と技術が必要です。

初心者のためのアンプ工作本紹介(1)へ 

初心者のためのアンプ工作本紹介(2)へ 

初心者のためのスピーカー工作本紹介へ 


このページのTOPに戻る 

HOMEに戻る