米国の写真報道誌 LIFE 誌他に掲載された General Motors 社の PONTIAC(ポンティアック)車 の Magazine Ad (雑誌広告)と
Sales Brochure Catalog(カタログ)に1959年から1971年までイラストレーションを使用したデザインが多数採用されました。
デザイナーは AF/VK (Art Fitzpatrick と Van Kaufman)両氏で(前者:自動車描画、後者:背景描画)を担当し、
コラボレーションによる artwork アートワークは当時の広告業界・デザイナーに多大な影響を与えました。
AF/VK両氏による最初の制作(1959年)から50年以上を経た今日でもハイレベルなデザイン手法は高い評価を得ています。
描画されているイラストは当時のアメリカ(アメリカ人)のライフスタイルの理想、あるいは現実がテーマになっていると言われています。
(※参考:背景に採用されたテーマ(ロケーション等)は Art Fitzpatrick 氏の Website で160余点に簡単なキャプションがあります。)
広告のコピー部はイラストとの関連を想定させる気の利いたキャッチコピーにより魅力ある新しい特徴を訴求する内容になっています。
AF/VK両氏のアートワークを採用した広告とカタログは数多く存在しますが 収集できた分について発売年度・シリーズ別にまとめました。
制作、掲載号数(年月日)等の詳細データについては一部を除き把握は出来ておりませんが、PONTIAC(ポンティアック)車を愛する方々、
及びAF/VK両氏のアートワークに関心のある方々に何らかの参考資料になればと考えています。
上記の内容は PONTIAC(ポンティアック)車の歴史等を解説している 10余のWebsite を参考に作成しました。
1926年 PONTIAC SIX の広告
THE SATURDAY EVENING POST誌
July 3,1926
<参 考>
−PONTIAC(ポンティアック)車について−
PONTIAC(ポンティアック)車の最初のモデル "the Series 6-27" は1926年のニューヨーク・オートショーでデビューしました。
110インチのホイールベース上に Fisher社の車体設計で製造され、布製の屋根付き開放タイプでなく閉じられた箱型・5人乗りは歓迎されました。
"Chief of the Sixes" と名づけられた動力6気筒エンジンを搭載して、クーペおよびセダンの2つのモデルが価格825ドルで発売されました。
PONTIAC(ポンティアック)車は General Motors(ゼネラルモーターズ)社の乗用車ファミリーの中級クラスに位置づけられる車種のひとつで、
スポーティな運転が出来る性能指向と、デザイン・広告において若々しいイメージを訴える事で若年層を主な購買ターゲットとし、
比較的リーズナブルな価格で提供する事を特徴としてきました。
PONTIAC(ポンティアック)の名は Edward M.Murphy(エドワードM.マーフィー)が
1893年に馬車を生産する Pontiac Buggy Company(後のOakland Motor Company)を設立したのが
ミシガン州ポンティアック PONTIAC ※であった事に由来しています。
(※この地名はオタワのインディアン(注:Native American=アメリカ先住民 以下略)の酋長ポンティアック(Chief Pontiac)に由来しています。)
1906年に Pontiac Spring & Wagon Works(1907年にOakland Motor Companyと合併)でも製造業者として使用されました。
1909年に General Motors(ゼネラルモーターズ)社に会社ごと買い上げされ、
1926年に PONTIAC(ポンティアック)ブランドとしてラインに導入されました。
PONTIAC(ポンティアック)のロゴは、1957年までインディアンの頭飾り(Native American Headdress)のロゴが使用され、
1958年からはインディアンの赤い矢じり(Native American red arrowhead)を表わすデザインに変更されています。
いずれも年度等でいくつかのバリエーションがあり、実車のエンブレム等では立体的な加工がなされています。0

