
【世界のPostman Bike】〜 ITALIA 編〜
イタリアの町を歩いていると、たまに忙しそうに走り回っているスクーターを見かけることがあります。
たいてい他の二輪車たちはマイペースで走っているのに、ラテン系民族にしてはめずらしく忙しそうです。
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二輪車好きという点では我が国と非常に似たお国柄を持つ国・イタリアでは、れっきとした”郵政バイク”が元気なんです。
私はあまり 各国郵政には詳しくありませんが、欧州ではUK(英国)とイタリアくらい? 他に目立ったところでは豪州(オーストラリア)のCT110郵政仕様なんかが有名でしょうか?
この郵政仕様スクーターは、べスパはもとより最近ではビッグスクーターのX9系などで有名な Piaggio社の ”Free” という50ccで、イタリア郵政局から特需で生産されているそうです。
一昔前はPiaggio社のHP( http://www.piaggio.com/ )でも一般販売のFreeを見ることができましたが、今ではもうカタログ上も消えてしまっている様です。
※右画像はFree一般向け仕様、50cc 14インチ。100cc版もある。
ベースのFree標準仕様はヨーロッパで多く見られる大きめホイールの普通のスクーターなのですが、このイタリア郵政仕様の 標準Freeからの目立った変更点は下記のカンジだと思います。
Piaggio Free (一般向け仕様)我がMDほどは郵政業務に特化した仕様とは言えない様ですね。(特に耐久性は”?”)
- 大型フロントキャリアの装着
- 大型ウインドスクリーンの装着
- 上記に伴いヘッドライトをハンドルカバー内マウントからキャリア下へ変更
- リヤにボテ箱(樹脂製)を増設
- ボテ箱前に背もたれ(?)フレームを追加
キャリア下のヘッドライトは まんまプレスカブ仕様。考える事は同じなんですかね〜。
大型ウィンドスクリーンの装着はイタリアのスクーターでは非常に一般的なのですが、めずらしいのはスクリーンの下に布製の前掛け(?PVCコーティング布の様でした)が付いているあたりの質実剛健さでしょうか…
ところで本機には関係ありませんが、フロントキャリアに載せている業務用皮革製バッグがセンスあると思いませんか?(郵政の黒いやつは”バッグ”じゃなくて”鞄”ですよね) やはりイタリアらしくモノも良さそうでした。
また、ボテ箱の後ろに貼ってある黄色の”PT”ですが、郵政通信事業のイタリア語”Poste e Telecomunicazioni”だろうと思います。
ちなみに 集配していたのはオバチャンで、一緒に写真に写るように頼んだら”いいわよ〜、忙しいの。早く撮っちゃってよっ。”って感じでした。スカイブルーの半袖シャツに紺のスラックス、黒の革靴。ヘルメットは写真にもあるように 白の半キャップでした。ボローニャ近郊でのショットです。
オーストラリアの郵政仕様CTとも全く趣が異なり、なかなか”所変れば”が感じられますよね。