半月山駐車場
社山 1827b
行先山名 日光社山 1827b  薄曇り 
山行月日 2005年05月28日 土曜日
歩行時間 約5時間10分 参加者4名
半月山
半月山展望台
1655峰から阿世潟峠に下山中社山を望む
社山に向かう途中のガレ場
栃木の山120ガイドブックを参考にして、日光社山の山旅に出掛ける計画を練りメンバー4名にて、中禅寺湖スカイライン終点の半月山駐車場に到着した。指導標に導かれ30分弱で、樹林に覆われて展望が得られない半月山山頂に着いた。ベンチと案内板があるが狭くて薄暗い山頂は、陰気で何故か重苦しい圧迫感を感じて早々に退散だ。いま来た道をとって返し櫓の展望台で、足尾から連なる日光の山を山座案内板から伺い知ることが出来た。前回訪問したときは団体さんが居座り櫓の展望台に立てなかったが、今回は誰もいない静かな展望台で見飽きるほど眺望を楽しんで半月峠に下る事にした。

半月峠からひと上りで、1655bの峰に到達して阿世潟峠まで林床が笹に覆われた長い下りが続く。これから向かう社山の山容が望め登高意欲を奮い立たせてくれます。カラマツの芽吹きが始まり目に優しい緑色が鮮やかで気分を和やかにさせてくれる。尾根沿い斜面にはアカとシロのヤシオツツジが競演して咲いている。先に進む足取りも寄り道モード全開の山旅であります。ガレ場の右手斜面には大株のシャクナゲがピンクの花を惜しみもなく開花して訪れるハイカーを楽しませてくれています。この先更に下りきり阿世潟峠で小休止とした。

峠からいよいよ本格的な上りになり体調がイマイチのオッサンは、苦しい上りに悲鳴を上げたいのを我慢して、黙々と苦しさに堪え忍んで、高度を稼ぐ羽目になりました。ひとり旅なら何度も小休止を取り入れる筈ですが、何せ今回は仲間が一緒ですからついつい頑張って無理をして登坂を続けています。1567b付近を通過して、右手側に男体山と太郎さん山王帽子山を拝みながら進んでいると、メンバーのひとりが熊がいると、驚きの小声で教えてくれた。大急ぎで指さす左手斜面の笹原を見ると、黒い成獣が逃げ出していた。

一端茂みに入り向かい合っている細尾根斜面を駆け上り、疾風の如く尾根筋から反対斜面に消えていった。黒い毛の塊に肥満体型の雌熊と観察したそうです。しばし興奮覚めやらぬ体験をして、山頂目指します。いま苦労して登ってきた後ろを振り返れば、1655bの峰とその奥には、半月山の頭頂部が覗いています。中禅寺湖の湖面にはボートが白い線を描いて滑走している。視界を遮る障害物はなく展望コースとガイドブックには紹介されているのも頷ける。やがて樹林帯に入ると、社山1827b山頂に達した。

南方向の視界が開けていて、足尾町の銅親水公園を眼下に望む事が出来た。更に4月に歩いた中倉山の尾根筋も霞んではいるが、確認できた。足尾の山々は荒涼としていて、近寄りがたい山塊でありますが奥深い趣を秘めています。ノンビリ憩い鋭気を充電して帰路のピーク越えにカロリーを補給しなければなりませんので,皆さんには失礼をして食事タイムとさせて頂きます。  
【後記】今年に入り久しぶりにお気に入り山に追加したくなる、日光社山の旅だったとオッサンは申していました。
社山登坂中後ろを振り返れば奥中央に半月山
社山山頂
1753.1b
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ガレ場