白毛門 1720b
山行山名 白毛門 群馬県水上町
山行月日 2005年7月30日 晴れのち雷雨
歩行時間 約6時間00分   藪歩きメンバー 4名
今回の山旅は谷川岳東壁を見ながら登るパノラマ展望コース白毛門と、紹介している上州山歩のガイドブックに案内されて、山頂訪問する事にした低山藪歩きメンバーであります。今回お仲間入りした若者K君が、登山初参加して総勢4名で山頂目指す。駐車場先に進むと、案内板と指道標があり東黒沢を渡りブナ林斜面から取り付く。湿気の充満した樹林帯の急傾斜の上りに汗がほとばしりトップを歩いている最年長が、元気良く歩行ピッチが早く、ゆっくりノンビリ歩行に切り替える様懇願して、最後尾から後を追うオッサンでした。群馬県北部では午後から雷雲が発生するとの天気予報に早立ち早帰りを計画して、登山口駐車場を6時5分前に出発した。
体中が汗で濡れてきて、アスナロヒノキの根張りが登山道上にむきだしになっている何とも歩きにくい薄暗い斜面を少しずつ確実に高度を上げていくと、樹林の途切れた場所から左手に山頂が雲に覆われた谷川岳が望める。山頂の雲が途切れることを期待して先に進めば、水音が聞こえだし木立ちの途切れた場所から、右手山腹眼下に滝を見る事が出来た。この場所は広場になっていて、ヒノキの大木を眺めながら休憩を取り入れた。エネルギー補給をすると、いくらか元気が回復して、松ノ木沢ノ頭を目指す。
湿気でムシムシして息苦しい樹林帯から解放されると、灌木帯に変化して程なく松ノ木沢ノ頭の標柱がある岩場の展望台に飛び出して小休止だ。心地よい微風が吹いてきて、汗で濡れている下着が、冷却の役目をしてくれ一服の清涼感で生き返る瞬間である。谷川東壁の眺望抜群の場所で思い存分腰を据えて、パノラマを楽しもうと思っていたが、谷川岳山頂部分が完全に雲に遮られ期待を裏切られた。これから向かう白毛門が北方向に姿を現し、開口一番まだ先が長いと、思わず溜め息を漏らして、気合いを入れ直して出発進行したようです。
この先灌木帯の緩いアップダウンを通過して行くと、岩場の登山道からクサリがある岩場についた。慎重に通過して更に高度を稼いで行くと、右手にジジ岩とババ岩を眼下に見下ろす位置まで、上り詰めた。白毛門山頂を見上げれば、ガスで見え隠れしている。今苦労して上ってきた後ろを振り返れば、松ノ木沢の頭で後続ハイカーが休憩しているのが確認できた。岩場に咲いている高山植物も鮮やかな色を放ち出迎えてくれる。
最後の登りをこなすと、傾斜も緩み待望の山頂を踏む瞬間です。狭い山頂からは360度の大パノラマが広がっているのだが、あいにく雲に遮られ山岳方位盤の前で山座同定するのも空しい。白毛門山頂から1時間弱で到着できる笠ヶ岳方向がはっきり望める程度だ。前回の日留賀岳紀行の教訓を生かして瞬時に変化する天空に呑気にランチタイムを摂るのは危険と判断して、天気予報を信用して休憩後早々と安全地帯まで下山することにしたオッサンでした。松ノ木沢ノ頭まで下降すると、先程の団体さんがまだノンビリ憩っていた。随分長い休憩をしているので、山頂訪問は断念したのだろうか?

真夏の太陽が又顔を出して、空を見上げれば青空が広がってきた。松ノ木沢ノ頭から更に下降して、安全地帯まで下降できたので、樹林帯広場で食事タイムとした。食事を取り始めて間もなく、天気予報通り北方向から雷鳴が鳴り響き食事中のメンバーに警告を促し始めました。大急ぎで登山口の駐車場を目指したのですが、いきなりやって来ました。頭上からの雷雨に雨具のお出ましです。あと40分遅くれてお出まし頂ければ、濡れずに登山口に戻れたのにと悔しい思いをさせられて、雨で濡れた危険な山道をひたすら下降する中高年の藪歩きメンバーと、初参加していきなり雷鳴と雷雨の洗礼を受けたK君の白毛門紀行でした。
登山口駐車場
山頂が雲に覆われた谷川岳
松ノ木沢ノ頭から白毛門
クサリのある岩場を通過するメンバー
ジジ岩とババ岩
白毛門山頂
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