黒滝山
山 行 日 2003年11月01日
行先 山名 黒滝山1754b 栃木県黒磯市に位置する。
天    候 晴.無風
歩行 時間 約8時間00分
今回は訪れる人も稀で静かな山旅のプランを那須.塩原の山と高原地図.栃木の山ガイドブックを参考に百村山【もむらやま】から黒滝山を辿る山旅に出掛ける事にしたオッサンです。東北道西那須野塩原インターチェンジを降りて、30分弱で樹齢300年の杉並木のある光徳寺に進路を取る。
@7:40出発
光徳寺駐車場
A
E 黒滝山 1754b
C 山藤山 1588b
百村山 1085.2b
三等三角点 9:25着

大きなブナの木
平成ブナ 9:50着

B 那須見晴台
11:05着
展望無い 11:35着
三等三角点12:25着
大ササの山塊
送電線
林道
杉 檜
植林地
@ 光徳寺
A 百村山頂
B 那須連峰遠望
C 山藤山頂
D 黒滝山を望む
E 黒滝山頂
D
光徳寺の広い駐車場に車を無断で置かせて頂きまして、墓地横から小さい橋を渡り林道を右折して直ぐ杉の木に百村山の道標が取り付けて有るので、ここから山旅の始まりです。杉植林地帯のジグザグ道を詰めていけば、檜植林地と変化して少しばかりの急登を通過すればいきなり視界が開け、舗装された林道に飛び出した。

林道反対側切通し斜面に百村山【別名.顎出山】の道標に案内されて、笹の斜面を進めば、突然奇声を発して、大猿が慌てふためいて転がるように笹藪に逃げ去った。登山道上には猿が置きみやげをした排泄物が、湯気を上げて落ちていたのを目撃して笑みがこぼれたオッサンでした。ここから雑木林を尾根通しに進めば送電線鉄塔下に飛び出しこの先百村山はもう間近で有る。

百村山山頂は笹に覆われ広い台地で、三等三角点と山名板が有る。展望は余り望めないが、落葉樹林が葉を落として結構居心地の良い場所だなあとオッサン呑気に居座りたい気持ちを振り払い、黒滝山へ3時間40分の道標を写真撮影して百村山を後にしたそうです。この先緩やかな登りの雑木林山道を快適に進めばブナの大木が訪れる旅人を出迎えてくれるのであります。大ブナの看板には黒滝山へ3時間10分と手書きされているこの場所で小休止を取り、長旅に備えエネルギーを補給したオッサンです。

この先背丈ほどの笹が登山道両脇に生い茂り、傾斜のきつい斜面を息が上がらぬように注意して進むのであります。至る所に飲料水の容器を四角に切り取った物や缶底が木に取り付けてあり目印として旅人を導いてくれますので、心配することなく移動出来ます。大笹の刈り払いがなされて出来上がった登山道は根本が5センチほど残りよそ見して進んでいくと、けっまずき大変危険だし歩くのに疲れます。関係団体の皆様が無料奉仕して黒滝山への登山道を、整備してくれたお陰でオッサンもこうして静かな山旅を享受出来るのですから有り難いとお礼と感謝を致しまして先を急ぐ事にしました。

相変わらず笹の茂る登山道を西方向に少しずつ高度を稼ぎながら進んで行くと、11時05分那須連山を一望出来る那須見晴台に到着した。のんびり休憩を取りたいのだが、ここから更に黒滝山まで1時間30分要するので、展望を楽しむのをそこそこにして出発したオッサンです。いったん下降して再び高度を稼ぎ出せば、ロープの張られた、急登を笹とロープを握り締めながら後方へづり落ちないよう踏ん張って進めば、その先は展望のない狭い台地の、山藤山1558bに11時35分に到着出来た。

山藤山から黒滝山まで1時間を要す山名板の手書きに、いくらか疲れが出てきて恨めしげな表情を一瞬覗かせていたオッサンがとても印象的でした。帰路の時間を逆算するとタイムオーバーの可能性が有り【秋の陽は,つるべ落とし】ランプ持参していないので、先を急ごうと己に気合いを入れなおして、進めば、シラカンバの樹林が陽光に白く輝いて緑の笹とマッチして素晴らしい風景を目の当たりにしていけば、笹林から解放され、コメツガとシャクナゲの樹林帯に一変すると、三等三角点の有る黒滝山の山頂1754bに12時25分にやっとの思いで到着出来たのであります。約5時間を費やして山頂を踏むことが出来ました。

南方向の視界が開け展望を楽しみながらのんびり食事タイムとしたいのですが、タイムオーバーが気がかりで食事は百村山迄引き返したら食べることにして、チョコレートやら、パンを忙しく飲み込み長居は無用と決断を下したオッサンでした。誰にも会わず誰もいない山頂で記念写真を撮り狭い山頂を名残惜しそうに往路を戻るオッサンに秋の日差しが優しく包み込んでいた黒滝山紀行文でした。 なお登山口到着時間は16時20分でタイムオーバーすれすれで、後30分遅れれば植林地は暗闇の歩行を余儀なくされてホッと胸をなで下ろすオッサンでした。
トップへ