角田山

巻町観光のシンボルである角田山は標高481.7m、子供から老人まで容易に登れることから、町民はもとより県内一円から家族連れやグループがハイキング、登山にと年間十八万人の登山者で賑わう。
春は雪溶けと同時に雪割草やかたくり草の花が一面に咲乱れ、山菜の宝庫となる。秋はきのこ狩り、落葉を踏みしめながらすすきの揺れる山中の散策は日頃の疲れを愈してくれる。
しかも、自然の野草植物に恵まれ、県内の山々に自生している草木の殆どが包含され生えていることから植物愛好者の人気も一際高い。
なお、山頂までは七コースの登山道が整備されており、山小屋も山頂と三望平の二ヶ所に設置されている。


なお、公式の地図にはコースは7つしか載っていないが、角田岬灯台をすこし新潟よりに行ったところから登れる野生植物の宝庫「桜尾根入り口コース」もある。

角田山・7つのコース+1

地図の1時方向に「湯之腰コース」、以後3時方向が「稲島コース」4時方向が「五りん石コース」、6時のあたりが「ほたるの里コース」、7時が「五ヶ峠コース」、8時方向が「浦浜コース」、 そして10時方向にあるのが「灯台コース」です。
灯台コースを少し上に行ったところに「桜尾根入り口コース」もあります。
難易度 ★★★★
見晴らし★★
湯之腰コース(2.8km)
一時方向にある湯の腰コースは湯之腰温泉に車を置いて林道を歩いて行く。しかし、奥の駐車場まで車のすれ違えない道を車で登っていく人が多い。 徒歩で奥の駐車場まで深山の趣を味わいながら行くほうがベター。登山道はややけわしいコースで途中「ここで間違いないかな?」と不安になるところも。道沿いに沢があり小川を渡りながら登る。途中の急階段はちょっと怖いので振り向かないようにする。全体に野趣があり、コースは変化に富 んでいて山菜も取れる。帰りには登山口の湯之腰館 で汗を流して帰る人も。
難易度 ★★
見晴らし★★★
稲島コース(2.1km)
3時方向の稲島コース。旧北国街道の宿場稲島が登山口で、駐車場は広く登山者もこのコースが一番多い。また駐車場は2合目になるため、山頂までの 最短コースである。景色が開ける所が少ないが、頂上近くの観音堂からの西蒲原平野と日本海の眺めはお勧め。ここで、景色を眺めながらおにぎりをパクつく人が多い。階段の連続で大変だが、小学校のハイキ ングなどにもよく利用される。最近は頂上近くにバイオトイレ(私は利用したことがないが)も新設された。
難易度 ★★★
見晴らし★
五りん石コース(2.2km)
4時方向にあるのが五りん石コース。駐車する場所がわかりにくく、駐車スペースも狭い。おけさ柿を栽培している農道を車で登ってからの登山だと距離は近いが、 私は近道せずにいつも五りん石の近くに車を置いてから登る。登山口には弘法清水、五りんの滝があり。最初は川の底みたいな山道を行くので、登山道だとわかりにくい。その後、松・杉の壮大な植林地帯をぬける。比較的に登る人が少ないので蜘蛛の巣にも注意が必要。途中、ほたるの里コ ースと合流して山頂につく。距離は短く傾斜はやや急。見晴らしは7つのコースの中では一番悪く、登山道は細い。
難易度 ★★
見晴らし★★★
福井ほたるの里コース(2.9km)
6時方向はほたるの里コース。登山口付近には巻町ほたるの里「じょんのび館」、「平成福寿大観音」があり、なだらかで登りやすいコースである。途中は長い下り階段があるため「これでは麓に降りてしまう?」と不安になる。巻町が見渡せる所に、東屋(屋根が付いてないが)も ある。五りん石コースと合流した地点から先、490メートルは「心臓破りの坂」と言われる唯一の難所。不慣れな人は四つんばいになって登っている。下山後にじょんのび館で一風呂浴びて帰れる。
難易度 ★
見晴らし★★★
五ヶ峠コース(3.1km)
ほたるの里コース、または浦浜コースより更に山奥に入る。ただし山の中腹の駐車場まではカーブの多い細い山道を入っていかなければならないので、 車で行く方はすれ違いに注意が必要。駐車場は標高が高く、山の中腹まで登る(冬季は閉鎖)ため、距離は長いが、傾斜は一番なだらかで登りやすい。春は雪割草が咲くそうだが、その時期に登ったことがないので詳細は不明。お子様や家族 向きのコースである。稲島コースの次に登る人が多い。
難易度 ★★★
見晴らし★★★★
浦浜コース(2.6km)
8時方向は浦浜コース。駐車場にはきれいなトイレあり。五ヶ浜より大深山を経て三望平・山頂に至るコースで、登りはじめの段差のある階段は短足(私の事?) の人にはつらい。左手に、浦浜海岸も見え、潮騒の音を聞きながら登る。所々で日本海を眺めることが出来る。景色の開ける所は少ないが日本海と蒲原平野を左右に望める所も有る。 特別に急傾斜でもなくアップダウンも少ない登りやすいコースである。
途中、東屋の手前あたりの斜面に雪割草も咲いている。
難易度 ★★★★
見晴らし★★★★★
灯台コース(2.8km)
10時方向にある灯台コース。車は角田浜海水浴場に置かせてもらう。判官舟かくしのあるトンネルを抜けて、灯台脇を通る、海抜0メートルからの登坂 は他のコースよりも登る高さが段違い。登る途中には越後七浦の海岸線や奇岩立岩・佐渡・米山を望むことができ、眺望は7コース中随一。おまけにやや 急峻な岩場の崖道もある、ややきついコース。高所恐怖症にはちょっと怖い。
こちらに灯台コースの詳細日記
難易度 ★★★

見晴らし★
桜尾根入り口コース
角田岬灯台から新潟方面へちょっと行くと、道路右脇に駐車スペースがある、地図に載っていないコース。見晴らしは灯台コースとは比較にもならないほど良くないが、春の花の季節には他のコースには見られないほど沢山の花が咲く。夏は潮騒と蝉の声を聞きながら登るので、自然を満喫できる人通りの少ないコース。ただし蜘蛛の巣が行く手を遮るので対策も必要。
登り初めは砂に足を取られる。登山口や山道の途中にはトイレ・休憩所はないので要注意。
おまけ
平成福寿大観音
(ほたるの里入り口)
作曲家・遠藤実氏の寄進。中には樹齢5,000年以上の台湾檜を高名な仏師が約3年間を費やして彫った という、一本彫りでは他に類のない日本一の大観音像がある。

灯台コースから登り始めて、まもなくのところ。
灯台と日本海が綺麗です。
角田山・五りん石コースの登り始め地点にある「五りん滝」。とても小さい。

浦浜コースから登り始めると眼下には浦浜海水浴場も見え潮騒の音を聞きながら登ります 少し赤く色付いた森を通してみる日本海

湯の腰コースから登る途中から見おろす日本海。 これは灯台コース
小さい山を何度も上り下りします

角田山の周辺はおけさ柿の農園が広がっている
柿の木の向こうに見えるのが角田山
各コースにはこんな道しるべがあり迷いません
稲島コースの山頂手前からの巻町の様子 山頂にある観音像
山頂の広場と休憩小屋 冬に登ったら、山頂はこんな様子

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