これから暑い夏を迎えるにあたって、
熱に弱いNinjaのラジエータファンに関するちょっとした技を紹介します。


【@ラジエータファンを早めに作動させる方法】

 技といっても、全然たいしたことなくて、ラジエータファンを少し早めに作動させるってだけです(^^;




<Ninjaのファンスイッチと油温スイッチ>


Ninjaのラジエターのファンスイッチは二つあります。

一つはラジエータ側に付いているスイッチですが、マニュアルによるとこのようになっています
○温度上昇時 :  94−100℃間で作動開始
○温度下降時 :  90℃以上で作動停止
そしてもう一つは、エンジン側です。これはサーモスタットの近くについています。こちらの方は、
こうなります
○温度上昇時 :  107−113℃間で作動開始
○温度下降時 :  104℃以上で作動停止

つまり、ラジエータ側のファンスイッチでの作動の方が、低めの温度から開始されるので、早めにファンが作動し始める訳です。

ところが、ラジエータ側のファンスイッチが作動するときの条件は、次のいずれかで、
メインスイッチがオフの時で、上記の作動温度のとき
メインスイッチがオンの時で、油温スイッチが作動停止したとき(温度上昇時117−123℃で停止)
となっています。
この油温スイッチってやつがくせ者で、こいつが作動しているときはエンジン側のファンスイッチ、停止しているときはラジエータ側のファンスイッチがファンを作動させます。


よく、 エンジンがかかっているときはファンが回っていなかったのに、エンジンを止めてメインスイッチを切ったときファンが回りだしたりすることがある と思いますが、


それはエンジンがかかっているとき、エンジン側のファンスイッチの作動温度には達していないのだけど、ラジエータ側のファンスイッチの作動温度には達しいて、メインスイッチを切ることで、油温スイッチが作動停止し、ラジエータ側のファンスイッチが作動してファンが回りだしたということです。


<油温スイッチを停止させる>


なんだかんだと説明してますが、要は、油温スイッチを停止させることができれば、エンジンがかかっているときでもラジエータ側のファンスイッチ(低めの温度)でファンを作動させられるということになります。



油温スイッチを停止させておく方法ですが、これが実に簡単・・・・・オイルパン部分にある油温スイッチのカプラーを抜くだけなんです。

なんか難しく説明した割りにやり方はこれだけです・・・・(^^;







【Aラジエータファンの手動スイッチを追加】

もっと早い時期にファンを作動させたいとか、好きなときにファンを作動させたいという場合は、
手動でファンのオンオフが出来る手動スイッチを追加してしまいましょう。

<実際どこにスイッチを追加すればいいか・・・・・>

単純に考えれば、ファンからのびる青い線(+)とバッテリーの+端子のつながるラインの間にスイッチを割り込ませれば、
一応、ファンは回ります。
しかしこれでは、ファンリレーやファンヒューズを無視した配線になります。

スイッチ本体への負担や、ショート時の安全性を考慮した配線を考えると、エンジン側のファンスイッチ部分に手動スイッチを追加するのが一番いいと思います。

これだと配線も簡単ですし、ファンを作動させる経路は元々のファン作動回路を使い、ファンリレーとファンヒューズを経由していますので、小型スイッチでも大丈夫です。

具体的な方法は、サーモスタット部分にあるファンスイッチにつながっている黒線に、自作スイッチの片方をつなぎ、
もう片方はフレームなどにボディアースさせるだけでOKです。

   
※@のラジエータファンを早めに作動させる方法で、エンジン下の油温スイッチのカプラーを抜いている場合は、カプラーを元に戻してください。