●組み立て作業
 
きれいになったパーツを、元通りに組み立てていきます。特に難しいことはないですが、ジェット類の締め付けトルクは、ほどほどに・・・・ あまりトルクをかけると、あとで外すとき苦労します。
まず、スロージェットです。

普通に締め込めばOKです。
パイロットスクリューです。

これでアイドル回転時、及び極低回転時のガスの濃さ調整をします。
一番締め込んだところから、戻していくことでガスが濃くなっていきます。
車両にとりつけてからの調整は難しいので、この時点で、四気筒とも一回転戻しに合わせておき、実際の調整作業は後述のエアスクリューで調整していきます。

 まちがっても、締め込んだままにしないように・・・ アイドリングしませんからね
 メインジェットとニードルホルダー

 キャブ本体に取り付けるまえにホルダーにメインジェットを組み付けておきます。
 メインジェットとニードルホルダーを取り付けます。

締め付けるときは、ニードルホルダーの方で締め付けます。
メインジェットの方で締め付けると、メインジェットのネジ部に余計なトルクがかかってしまうので・・・・
 フロートを取り付けます。

フロートバルブがバルブシートに入るようにします。
ピンを差し込んで、スクリューで固定します。
 油面の確認


キャブを横にして、バルブが開く瞬間のボディー面からフロート下端までの距離を測定。

マニュアルでは、9±1mmとなってます。
範囲外であれば、フロートバルブがついているアームの角度を付けて調整します。
 加速ポンプの取り付けです。

 大げさな名前の割に単純な構造ですが、FCRの要のひとつです。

 小さなOリングが付いてるので忘れないように取り付けます。
加速ポンプ取り付け完了の図
 フロートチャンバーの取り付け

フロートチャンバーと加速ポンプは一緒になってるので、ポンプロッドを加速ポンプ上部の穴に差し込んでからチャンバーを取り付けます。
フロートチャンバー取り付け完了の図
 スロットルボディの取り付け。

リンクアームを上に上げて、スロットルボディを挿入します。
リンクアームのベアリング部分が、スロットルボディの溝に入るように組み付けます。
同調スクリューと同調ナットで固定します。

工場出荷時はアイドリングストップスクリューが装備されたキャブが基準になっていて、画像で示した部分のクリアランスが0.6mmとなっています。
キャブの同調は、このキャブを基準に他のキャブのスロットルバルブの開き高さが同じになるように調整すればOKです。負圧計は必要ありません。
 ジェットニードルです。

スロットル開度1/4から1/2付近の混合比調整を行います。

前回のセッティングで、クリップを一番上にしましたが、今回は2番目に下げて少し濃い方に振ってみました。
ジェットニードルをスロットルボディ上部から差し込みます。
下にあるニードルホルダーに確実に入れてください。
ニードルセットスクリューで固定します。
あまり強く締め込むと外す時に大変苦労します。
実際ネジの頭がナメかけました。

初期販売のものはマイナスの頭ですが、後に六角穴になってます。
ネジの頭ナメちゃう人が多かったんですね・・・
トップのカバーを取り付けます。
メインエアージェットの取り付けです。
 エアスクリューの取り付けです。

前述の、パイロットスクリューとともに、スロー系のガスの混合比を規制します。

こちらは、締め込むとガスが濃くなり、戻すとガスが薄くなり、パイロットスクリューよりも広い、実走域の開度(1/8〜1/4)まで影響を与えます。

実際のスロー系の調整はパイロットスクリューを一回転戻しなどに固定して、エアスクリューの戻し回転数を変えることで調整します。

取り外すときに一端締め込んで、戻し回転数を記録しておいたほうが、セッティングの参考になります。
ファンネルを取り付けます。

ファンネル同士の幅が狭いので、ボールポイントのヘキサゴレンチじゃないとつらいかもしれません。
ネットと燃料ホースを取り付けて完成です。
見違えるようにきれいになりました

(⌒∇⌒)
車体に取り付けます。

アクセルワイヤー付けてから、車体に取り付けましょうね・・・・ 逆だと非常に面倒なことになります。
タンクの燃料ホースとつないで、タンク、サイドカバー、シートを取り付けて完成です。


  ^(ノ゚ー゚)ノ☆パチパチ☆ヾ(゚ー゚ヾ)^
↑↓ マウスポインタを置くと、オーバーホール前と比較できます。   
Daytonaのカーボンクリーナ評判通りです。

使い勝手もよいし、オーバーホール前の画像と見比べてもらえればわかりますが、かなりの洗浄力です。

深夜の通販番組で紹介してもらいたいぐらいですね。