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オータム



オータム

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SEPTEMBER
1.Colors/Dance
2.Woods
3.Longing/Love

OCTOBER
4.Road
5.Moon
6.Sea
7.Stars
ピアノの詩人、ジョージ・ウィンストンがウィンダム・ヒルからリリースした1stアルバムであり、ウィンダ
ム・ヒルを語る上でも欠かすことのできない 一枚です。ニュー・ウェーブやパンク、ブリティッシュ・メタル
などが台頭してきた1980年初頭、小さなレーベルからリリースされたこのアルバムは、 たった一台の
ピアノというシンプルな作品集でしたが、多くの人たちの耳と心を癒すには十分すぎるほどの内容で
した。

 このアルバムはレーベルのポリシーである「シンプルで良い音楽」を見事に反映し、後に数多くリリー
スされることになるレーベル・アーティストたちの先駆的役割を果たすほどの大ヒットを記録します。
そしてウィンダム・ヒルというレーベルを一躍表舞台に引っ張りだすきっかけを作りました。そして
ローリングストーン誌をして「80年代の奇跡」と言わしめることになるのです。

 一聴しただけで、誰の心の中にも染み込んでいくメロディ“あこがれ/愛”を収録した大ヒットアルバム。
日本ではTBSの天気予報で一躍有名になりまし たが、それよりも前に山崎勉出演によるトヨタ・クレ
スタのCMのBGMに使用され、シングルカット(c/w;海)までされたのをきっかけにウィンダム・ ヒルが
ブームになるきっかけを作ってくれました。

 レコードではA面を「9月」、B面を「10月」という具合に秋を描き分けていましたが、CDの時代に入る
と、そういった区分がなくなってしまい、少々 楽しみが薄らいでしまった(クレジットには残っています)
と感じるのは私だけではないのではないでしょうか。

日本と彼の故郷であるモンタナは高緯度にあって同じ9月でもひと月ほど季節に差があるでしょうか? 
1991年の4thアルバム『SUMMER』が9 月、このアルバムが10月、11月といったところでしょう。

 このデビューアルバムをめぐって、プロデューサーのアッカーマンとジョージの間に論争があったことを
知る人は、かなりの通かもしれません。ジョージは ウィンダム・ヒルとレコーディング契約をする前に、
TAKOMA RECORDSから『PIANO SOLOS』というアルバムをリリースしていました。このレーベルは
ギタリストのジョン・フェイエイの主催するレーベルで、アッカーマンやデ・グラッシ といったギタリスト
たちに影響を与えたジョンをはじめ、ウィンダム・ヒルからもリーダー作をリリースしているロビー・ベイ
ショといったアコースティック を主体とするギタリスト達のアルバムを数多くリリースしているレーベルで
す。そういった意味からも、このレーベルはウィンダム・ヒルの先駆け的存在でし た。

 アッカーマンもジョージも、当初はそういったアーティストたちのアルバムのように、ギターのアルバム
をレコーディングする予定でした。スタジオ入りす る前の晩、アッカーマン宅に泊まっていたジョージが、
「休む前に1曲弾かせてくれないか?」と、アッカーマンの寝室に置いてあったピアノの前に座りまし た。
それがきっかけで、アッカーマンは「ジョージ、君はピアノのアルバムをレコーディングすべきだよ!」と
アドヴァイスをしました。「いいや、僕はギタ ーを弾きたいんだ」ジョージは譲りません。

 2人の「ピアノ!」「いや、ギター!」という言い争いは、当日スタジオに行く車の中でも続き、結局は
アッカーマンの粘り強い説得に応じ、ジョージは前 の晩に弾いた曲をはじめとするピアノのアルバムを
レコーディングすることになったのです。1980年6月19、20日のことです。アッカーマンのプロデュー
サーとしての耳が確かだったということを物語るエピソードではないでしょうか。

 2000年に、このアルバムのリリース20周年としてアニヴァーサリー盤がリリースされました。人気曲
「あこがれ/愛」の楽譜が封入され(日本盤は 紙、米国盤はエンハンスドCD仕様)、ボーナストラックが
1曲追加されています。なお、このアルバムはRIAAからプラチナディスクの認定を受けていま す。

 ちなみにモンタナ州と熊本県は1982年7月22日に当時駐日アメリカ大使だったマイク・マンスフィー
ルド氏の推薦により姉妹提携の調印が行われたと のこと。
Words  tupichan・・・        ・・・

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