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パスト・ライト



Past Light

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1.Visiting [1982]
2.Garden [1979]
3.Three Observations of One Ocean [1980]
4.Pacific II [1980]
5.Synopsis [1983]
6.Ventana [1983]
7.Threes [1983]
8.Synopsis II [1983]
9.Rain to River [1975]
10.Night Slip [1982] 
前作の『PASSAGE』がデュオという対話形式だったのに対し、今作は数人のアーティストたちによるアン
サンブルのハーモニーを楽しませてくれます。

このアルバムのために集まったレーベルの人気アーティストの名前を見ると、友人たちがウィルに華を持
たせようと集まった感がありまが、逆に彼のギターが伴奏となり、友人たちにメロディを担当させていま
す。この辺りに彼の人柄を感じてしまうのは、私だけでしょうか。

特にこのアルバムには、ウィンダム・ヒルというレーベルを紹介する際に、絶対に外すことのできない名
曲が収録されています。シャドウファクスというグループの、リーダーでありリリコン奏者のチャック・グリー
ンバーグ(1、5)をフューチャーしたオープニングナンバー“Visiting(訪れ)”です。

残念なことに、ここで悲しいほどに印象的なソロを聴かせてくれたチャックはすでに故人となってしまい、
もう生演奏で聴くことはできなくなってしまいました。アナログで発売されていた頃は、アルバムジャケット
にアルバムタイトルではなくこの曲がプリントされていたほどです。(余談ですが、この曲は地元で開かれ
る“〜自然にあつまれ〜”の作品展で、テーマ曲のように会場に流しています)

他に収録されている曲にはダロール・アンガーのヴァイオリン(6)、アイラ・スタイン&ラッセル・ウォルダ
ーのピアノとオーボエによる瑞々しいトリオ(8、10)、フレットレス・ベースのマイケル・マンリングのさりげ
ないサポートそしてエンディングには超絶技巧のマイケル・ヘッジス(7、10)との絡みが待っています。

これだけ多彩なアーティストが集まりながらも、誰かがぬきんでて目立つことなく、ウィンダム・ヒルとして
のカラーが崩れないのは、アーティストたちの方向性が同じだからでしょう。今までの4作が自然を題材と
していたのに対し、アルバムジャケットのせいもあるかもしれませんが、どことなく都会よりの洗練された
響きを聴くことができる一枚です。
Words  tupichan・・・・・・・・・

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101112



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