教育トピックス

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★家庭環境が原因でも(3/2)

 ここのところ、うちの学校、問題が続発しています。生活指導朝会では、あちこちのクラスから、この子がこういう状況だということが報告され、その度に職員室には重たい空気が流れます。
 ただ、最近気になるのは、それらの問題の多くが、家庭のことが起因となっていることです。
 一生懸命やっても勉強ができないとか、つい友だちに手を出してしまうとか、そのようなことだったらまだましです。こちらもなんとかしてあげようという思いになります。これが、家庭環境が発端という問題だと、どうにもこうにもやりきれなくなります。離婚のことをどうこうはなかなか言えないと思いますが、明らかに子どもを育てることに責任をもっていないというケースが急増しています。ご飯をしっかり食べさせない、ほったらかして海外にいってしまう、その他DVによる子どもの乱暴など、いろいろあります。
 これらは私たち教員が保護者に伝えるわけにはいかないことです。人権問題になりますから。でも、事情を知らない保護者の方々は、当然担任の力がないと判断してくるわけです。これは、担任にとってとてもつらいことです。
 さらに困ると思うのは、以前ならこれも仕事と割り切れるのですが、こういうことによって勤務評定が下がり、場合によっては地位もあやうくなる・・・という怖い話が現実味を帯びているのです。これでは、先生方皆さん、手の掛かる子どもを受け持とうなんて誰も思わないでしょう。
 う〜ん、どうしてこういうふうになってきちゃったのでしょう・・・。

★時間のなさ(2/11) 

 久々の更新になります。授業参観、研究発表があったため、多忙となりました。ごめんなさい。
 しかし、本当に悲しいことに、このページ、暗い話題しか書けないんですよねえ。これから教育界がどうなんてしまうのか、真剣に心配です。

 ネタページで書きましたが、算数で四則混合計算をやりました。これが子どもたち、なかなか苦戦。理屈はわかっても、いざ計算式を目の前にすると、かけ算やわり算より、簡単に頭の中でできてしまうたし算やわり算を先にやってしまう子が多く出てしまったのです。
 これは軽く見てはいけないと、こちらもわかりやすいやり方を発案し、子どもたちに伝授すると共に、計算練習の時間をものすごく作ってあげました。この成果で、なんとか計算だけはできる子が増え、ホッとしたところで業者テストをしたのです。
 しかし・・・、心の中にかすかに残っていた不安が見事に結果に表れてしまいました。それは、「文章題で立式できるか?」ということ。できる子は見事にできますが、できない子は全部の文章問題に太刀打ちできないという現象が出ました。
 「最低、せめて漢字&計算だけはどの子にも」をテーマに私はしていますが、そうは言っても本来なら、この文章題への対応の方が大事です。しかし、今回、教科書にはあまり文章題自体がなく、割り当てられた時間数もそんなにありませんでした(単元全体で5時間のみ)。それに、うちのクラスは学級閉鎖をしてしまったため、時間に余裕がなく、計算徹底練習が終わった段階でテストにいかざるをえませんでした。
 文章題ができない子が誰かというのははっきりしていますし、テスト前からもだいたい予想ついていました。本来なら、時間をとって練習をさせたいのですが・・・。
 まず、授業はほとんど6時間目まであり、放課後の開始は3時半すぎ、下校完了させねばならない時刻は3時50分。5時間の日にと思っても、そこに狙い澄まされたように会議が入るので、子どもを残して教えてあげようと思っても、そんなことは不可能の状態なのです。あまり遅くまで残していると、今度は習い事のスケジュールが子どもたちにあって。下手すると、保護者から見事にクレームが来ます。このご時世、習い事にかかっているお金もバカになりません。小学生である前に、塾の生徒・スクールの受講生なんですね。
 以前は違いました。6校時なんてほとんどなかったのです。会議もこんなにとらなくても十分で、放課後は補習、子どもたちとの遊び、ちょっとした雑談に使えました。これらの時間は、授業よりも子どもたちとの結びつきを深める大事な時間ともなっていたのです。それが、平日への授業おしこみによって、こんなことに。ゆとりなんてどこにもありません。それどころか、学力低下がより進む心配が消えません。
 本来は指導要領3割削減により、時間には余裕が生まれるはずでした。それが、学力低下論が急浮上すると、文部科学省は一転して授業時数の確保へ走りました。そのくせ、総合は削減どころかもっとやれと言います。行事も減らすなと。補習・宿題はどんどん奨励。1日はいったい何時間なんだと文部科学省に聞いてみたいです。そもそも、我々教員のやらなくてはいけないことは、授業に関することだけではなく、事務の仕事も膨大にあるのです。しかも、管理強化によって、その量は年々増え続けているのに・・・。
 学力低下におびえた文部科学省がたてた方針により、さらにできない子が増えつつあるのがとても怖く思います。しかし、一教員だけでは、どうすることもできないんですね・・・・(涙)

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