槍ヶ岳(2004年9月11日)

いきなり宣言してしまおう。私は推理小説が好きだ。中でも金田一耕助が一番好きだ。
金田一耕助が広間に関係者を集めて謎解きをする。そして事件はメデタク解決。
そしてその後にホンとに短い場面なんだけど金田一耕助が村民に見送れながら去っていくシーン。クライマックスの後だけに緊張から解けて何ともホッと心休まる場面だ。
槍ヶ岳のてっぺんから降りて飛騨乗越から槍平へ向う時、なぜかそんな場面を思い出してしまった。
飛騨乗越から降ると槍ヶ岳は直ぐに見えなくなってしまった。
「どんなに素晴らしい景色でもそこに残して行かなければいけない!」山から降りる時、決まってそう思う。夏の日の緑も稀薄になった草原を降りてながらやっぱりそう思う自分がいた。
(槍ヶ岳山行記へ)

● 風の系譜 2 へ