黒田歯科新聞 第31号

唾液について


唾液は一日にどのくらい分泌されるか知っていますか?普通、一日に約1.5?ほども
作られます。

唾液はどこで作られ、どこからでるのでしょうか??


唾液が作られるところは唾液(だえきせん)と呼ばれます。耳下腺(じかせん)
顎下
(がっかせん)、舌下(ぜっかせん)の3つが大きな唾液腺です。このほかにも、
お口の中には小さい唾液腺があちこち分布しています。


耳下腺で作られた唾液は、上顎大臼歯の頬粘膜のあたりの耳下腺乳頭(じかせんにゅうとう)から出てきます。顎下腺、舌下腺で作られた唾液は、舌の下の舌下小丘(ぜっかしょうきゅう)から出てきます

唾液は、いろいろな原因で分泌が多くなったり少なくなったりします。
例えば、緊張した時には唾液の分泌は低下します。多くの人の前で話さなければ
ならない時、口が渇いてしまった経験はないでしょうか?また、梅干しやレモンを
見ると唾液がたくさん出てきた経験はないでしょうか?最近では高血圧などの
お薬の影響で唾液の分泌が悪くなる方も多くおられます。

唾液の分泌は自律神経の影響を受ける

神経の作用によって分泌や性質も変わり、交感神経が刺激されるとネバッコイ唾液が、副交感神経が働くとサラサラな唾液が出ます。

《良い唾液》

《悪い唾液》

漿液性(しょうえきせい)の唾液(サラサラの唾液)

粘液性(ねんえきせい)の唾液(ネバネバの唾液)

・分泌量が多い

・分泌量が少ない

・pHが中性〜弱アルカリ性

・pHが酸性


ネバネバ唾液には要注意!!

唾液の分泌量が少なく口の中が乾いた状態では、歯肉や舌や粘膜に炎症を起こしやすく(口臭の原因に)なりますし、ムシ歯や歯周病を悪化させる可能性があります。