黒田歯科新聞 第28号
生体リズムって知っていますか??
私たちは生まれつきの体内時計をっ持っています。
そもそも地球上の生物は朝目覚め、昼間に行動し、夜になると身体を休める
という生活の繰り返しです。生きていく上での基本的なリズムを身に付けてきました。
すなわち、私たちの身体に刻み込まれた「地球で生活するためのスケジュール」
それこそが、生体リズムなのです。
人間の生体リズムには大きく分けて
3つの周期があります
@ 1日の周期
○1日1回の睡眠
○3度の食事
○ホルモンの活動
A 1日よりも短い周期
○心拍、呼吸
○レム・ノンレム睡眠
○覚醒と休息
B 一日よりも長い周期
○皮膚の生まれ変わり
○毛髪の生まれ変わり
○女性の生理
成長ホルモンや女性ホルモンが睡眠中に分泌されるように、各種のホルモン
分泌の時間帯は決まっています。やはり、ヒトは朝起きて、昼は活動し、
夜は寝るようにできているのです。昼夜逆転生活を続けていると、ホルモンの
分泌は当然減少し、身体の不調も出てきて当然といえます。
また、生体リズムによって薬の効果も変わります。胃潰瘍の薬は夜間に効くように
服用するのがよく、朝の血圧上昇の患者さんは就寝前に降圧剤を服用します。
生体リズムに逆らって生活していると、効くはずの薬も効かなくなることもあります。
太陽の光がボタンをリセット
地球の1日が24時間なのに対し、人間の本来持っている1日の単位は
25時間です。もし光も音も温度も1日中変わらない条件の中で生活すると、
ヒトは25時間ごと寝たり、起きたりすることになるのです。
人間以外の生き物も、1日24時間とは限らず、24時間より長かったり、
短かったりします。この25時間1周期を1時間早めて24時間で1日の周期に
合わせることができるのが、体内時計なのです。
朝、眼から入る太陽の強い光を感知すると、眼球の奥から、時計ホルモンと呼ばれる
「メラトニン」というホルモンが分泌されます。メラトニンは約14時間後に睡眠を促す
ホルモンで、血流によって身体のすみずみまで時間の情報を運んでいきます。私たち
太陽の光を浴びることで、体内時計を1時間早めるリセットボタンを毎日押しているのです。