黒田歯科新聞 第19号
むし歯になりにくいお菓子を選ぼう!!
お菓子には、むし歯になりにくいキャンディ−、ガムなどがあります。
表示をよく確かめて、むし歯になりにくいものを選びましょう。
『歯に信頼マーク』って知っていますか??
「歯に信頼マーク」(通称「かさマーク」)は歯が傘をさして、むし歯にならないよう
酸から歯を守っているマークです。厳しい製品テストに通過したものだけに使われます。
このテストは、国際トゥースフレンドリ−協会が指定した試験期間で行われ、
その製品を30分以内に、歯垢のpHが5.7より下に下がるかどうかを調べるものです。
5.7より下がらなければ、食べてもむし歯になる恐れの少ないお菓子ということになるので
「歯に信頼マーク」を与えています。
pHが5.5以下になると歯が溶け出すのですが、協会ではさらに安全な5.7という値に
しています。
歯垢のpHを下げない甘味料はたくさんあります。しかし、せっかくpHを下げない甘味料を
使っていても、砂糖や歯垢のpHを下げるような甘味料を一緒に使用していては、むし歯の
原因になってしまいます。また、シュガーレスのお菓子で、砂糖は使っていないけれど、
歯垢のpHを下げる甘味料を使っているものもあります。
「歯に信頼マーク」のテストは最終製品で行うため、このようなごまかしはききません。
原材料の一部がむし歯に予防に効果的であるかどうかではなく、その食品全体を
評価しているのです。
ですから、「歯に信頼マーク」のついたお菓子は、子供から大人まで、むし歯のことを
気にせず安心して楽しめるお菓子なのです。
シュガーレスのお菓子はむし歯の原因にならない??
最近、厚生労働省で規則がつくられ、糖アルコール以外の単糖類、二糖類が0.5%以下
含まれているものに、シュガーレス、ノンシュガー、などの表示が許されることになりました。
これらの表示が野放し状態の時より改善されました。
ほとんどの単糖類、二糖類は歯垢中の細菌で分解され、酸をつくる材料となります。
すなわち、むし歯をおこす力を持っています。それでは、シュガーレスなどと表示された
お菓子は歯に安全かというと、必ずしもそうでありません。三糖類、多糖類の中にも、
むし歯をおこす力をもつものがあるからです。
上図は、世界4ヶ所にあるトゥースフレンドリー協会公認の検査機関で、あるシュガーフリーの
飴がどのくらい歯垢のpHを落とすか調べたものです。
すべての検査機関で、この飴は歯垢のpHを5前後まで低下させ、歯に安全とはいえない
結論を出しました。しかし、「歯に信頼マーク」よりは確実ではないけれど、虫歯になりにくい
お菓子です。
