つれづれ日記

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[月別日記一覧]


♪2005年11月24日 最終更新〜サイト閉鎖のお知らせ

長らくやってきましたこのサイトですが、この更新を最後として終わりとします。ご愛顧のほど、本当にありがとうございました。

今後は現在鋭意製作中であるブログ、「バツ丸のエンタメ問答」(仮)でこのサイトで培ったものを存分に活用しつつ、更新に励んで参りますので変わらぬご支持、よろしくお願いいたします。

なお、今後に関してですが、

2005年年間総評と他事争論(ブログでは名を変える予定)に関しては、ブログから直接各該当ページに飛ぶようブログ内にリンクを張ります。

掲示板に関しても、ブログ内に引っ越す予定です。ただ、現時点では、ブログ内のコメント欄と平行した返事には結構厳しいものがありますので、出来れば将来的にはどちらか一本に絞ることになるでしょう。私としてはブログの内容に拘束されない点で掲示板にしようかと、現時点で考えているのですが・・・。

それ以外のコンテンツに関しては、「名盤紹介」は移す予定です。後は年内をめどにお倉入りということに。この辺のところはひょっとしたらアンケートでご意見募集するかもしれません。

また、竹井詩織里のシングルプレゼントをかねた「50万アクセスゲット記念品贈呈」に関しては、まことに勝手ですが白紙とします。ブログ最初の大型キリ番の方に回しますのでご了承ください。狙っておられた皆様、本当にすいませんでした。

最後となりましたが、当サイトをご覧いただいたすべての皆様、本当に本当にありがとうございました。




♪2005年11月19日 CD視聴記録〜痛いのは誰だ?

・アルバム
●北出菜奈 「18−eighteen−」
●加藤ミリヤ 「ROSE」



●三枝夕夏INdb 「君の愛に包まれて痛い」

1・君の愛に包まれて痛い ★★
作詞:三枝夕夏 作曲:水野幹子 編曲:古井弘人

作曲が水野幹子とあってか、愛内の最新曲と同様、キャッチーなパンキッシュなロックナンバーになっている。必ずサビの最初のフレーズを曲名にするセンスのなさや視聴した感じの印象の悪さもあり出来には全く期待していなかったが、まあ普通といったところか。
詞のバカさはもはや如何ともしようがないのだが、疾走感のある演奏に三枝の力の抜けた歌唱がいい具合にはまっておりそれなりに聴くことが出来る。詞の詰め込みもないし・・・。しかし、それだけ。時間を割いてわざわざ聴きたいとは思えない至って凡な曲。ファンならいいのだろうが、それ以外の人を取り込むにはかなり厳しいと思う。

・CANDY LiFe ★
作詞:舩木基有 作曲:岩井勇一郎 編曲:小澤正澄
表題曲とは違い、ギターサウンドがメインとなったハードロック曲。作曲者はデシベルメンバーの一人でGIZAのお抱えギタリストでもある岩井であるが、彼の作曲能力を疑いたくなってくる出来。
一番気になるのは同一旋律の繰り返しで終始してしまい、終盤にも執拗に繰り返される単調なサビメロ。そして、電子音を始め装飾を凝らしすぎた編曲。バックで鳴っている薄っぺらく且つ安っぽい打ち込み音は耳障りと言う他ない。処理しまくりの三枝の歌唱にもいらいらしてくるだけ。また、本人作詞ではないが、お間抜けさ100%の詞にはもはや言葉が出てこない。

・総評
表題曲はまあ聴けたし、バンド形態を生かしている点でまだマシだったが、それでもこのグループや三枝そのものに対する疑問をぬぐうことは出来ない。行き当たりばったりで、さしたるビジョンもなくあれこれ曲種を広げてはいるものの、その果てに何を見せたいのかが一向にはっきりしないのは毎度のこと。ほぼ同時期に出た愛内新曲やOOMの曲と曲種が被っていることも全く意味不明である。まあ曲種はどうあれ、歌い手としての三枝の資質にこれといったものがないので、何をやっても中途半端にしかならない。彼女個人のファン以外の人に訴えかける魅力は全くないような気がする。
故に、余計な宣伝費をかけたり特典をつけたりなど無駄なことはもうやめた方がいい。それよりも他の有力新人を売ったり、少しでも作品の質をよくしたりするためにお金を使った方がはるかに建設的だろう。今回の同封ステッカーのセンスの悪さときたら・・・。
それと裏ジャケ見て思ったが、デビュー当初と比べると何だかビジュアルがかなり後退している。もうセクシーさを前面に押し出した拡販戦略は限界ではないだろうか。歌唱力も楽曲も今以上に良くなるとも思えないし・・・。ファンの方には悪いけど、活動そのものがもう潮時のように思う。いっそのことインディーズになった方が・・・。




♪2005年11月18日 映画鑑賞日記〜これぞハリウッド的エンターテイメントだね!!

星田柴帆熱にうならされ続けているバツ丸です。姉御やしおりんに対する忠誠心がぐらついているのを認識せずにはいられませんね。6曲目「TRAGIC LOVE」、毎日20回くらい聴いていますね。2ndアルバムを既に作り出しているようですし本当に楽しみです。次こそはメジャーデビュー!! 音質は頼むから並レベルのものを・・・。

・「イントゥザブルー」
評価価格:1700円


かつては、「邦画は金払って見に行くもんじゃない」と偏屈な「洋画至上主義者」であり、「邦画差別主義者」であった私。しかし、「マトリックス1」や「交渉人」といった映画以降、ハリウッドから次々と送り出される、あまりにつまらないアメリカ映画の数々に辟易し、人との付き合い以外は邦画かアニメ作品ばかりを見るようになってしまった・・・。今回、アメリカTVドラマシリーズ「ダークエンジェル」で主役を張っていたジェシカ・アルバが個人的に結構ファンということもあり、ちょ〜久々に「主体的意志」を持って今作を見に行ってきた。結論から言うと、なかなか楽しめた良作のように思う。

ストーリーは至って簡単。

「いつかお宝いっぱいの沈没船を引き上げ大金持ちになる」と夢見ている男性主人公(ポール・ウォーカー)。もちろん、そんなうまいことなどありえるはずもなく、細々と日銭を稼ぐ漫然とした生活を送っていただけだった・・・。しかし、そんな彼に大きなチャンスが訪れる。
彼女(ジェシカ・アルバ)と、昔の幼馴染、その幼馴染と行きずりで関係を持った女性の4人でダイビングを楽しんでいる最中に、「南北戦争」時に戦災から逃れるため全財産を積み海外へ逃げようとしたが嵐によって沈んでしまったお宝船を発見するのである。これで念願のお金持ちになると思いきや、そうそう都合よくはいかない。実は、この船のすぐそばに、先日の嵐によって墜落した飛行機〜しかも、マフィアの麻薬をたっぷりと積んだそれ〜があったのだ。墜落をかぎつけてマフィアや警察が来てしまったら、確実に沈没船の存在が知られてしまいお宝ゲットの夢は藻屑と消えてしまう。まさに時間と運との勝負なのである。果たして主人公たちは莫大な財宝を手に入れられるのであろうか・・・。

になる。いわゆる王道のトレジャーハントもので、ネタとしては使い古されているものである。が、その見せ方が実に良かった。

まずは、美しすぎる映像。
今作の舞台がどこかわからないのだが、とにかく海と魚をはじめとした各種自然の映像がすばらしい。カメラワークやフリーダイビングに徹底的にこだわった映像のつくりが非常に丁寧で、見ている人間も「潜っている」気になってしまうほどのリアルさがある。

次にお色気。
映像もさることながら、今作の最たる見所は美女二人にあると断言してよい。ヒロインのジェシカ・アルバとアシュレー・スコット共に「決定的」な露出はないものの、終始申し訳ない程度に乳首を隠した超ミニのビキニ&ケツに食い込みまくりのこれまた陰部を覆っただけに過ぎないヒモパンツで圧倒的なセクシーさを観客に叩きつける。これには参った。
日本人でも彼女らに負けず劣らずのスタイルの持ち主はいっぱいいるが、この映画に出演している2名と比べるとやはり何かが違うのだ・・・。日本人の場合は、スタイルが良くてもこの手の格好が似合わないか、ないしは「品のなさ」を演出するだけなのに対し、彼女らはまるで「この格好が普段着」といわんばかりの自然さを出しまくっている。この差はあまりに大きいといわざるを得ない!! その凄さに思わず前のめりになってしまうこと請け合い。ちょっとエロチックな雰囲気を彼女とともに味わい「その気になる・させる」のが目的でもない限り、単に鼻の下をのばすか股間を膨張させるかの結果にしかならないので、そういったことに厳しい彼女や、または意中の人を連れて今作を見に行こうと考えている殿方は注意が必要だ。気をつけろ!!

最後に丁寧な設定づけ。
今作でかなり面白い点であり、今までのトレジャーハントものとの決定的な違いは、沈没船の発見および、そこに眠る宝を自分の物とするためにかなりややこしい手続きが必要であるということを示した点にある。「お宝み〜けった(キムタク)」ではすまないということだ。この映画を見なかったら死ぬまで知らないでいただろう。区画をきちんと設け、船の名を証明するものを見つけないと「宝に対する所有権」が得られないとは・・・。さすが法律の国アメリカといったかんじ。

こういった点に加え、ベタではあるものの最後にどんでん返しのあるストーリーもありと実にエンターテイメント性に秀でた作品であった。美しい海と魚の映像とセクシーな美女を見て癒されたいと思っているのであらば迷わず今作を見に行くべきだろう。久しぶりにハリウッド映画の良心を見せてもらった。




♪2005年11月16日 CD購入&視聴記録〜メタルを舐めんなよ!!

・アルバム
●星田柴帆 「終わらない願い」

GIZAの新鋭、星田紫帆のインディーズデビューミニアルバム。率直に感想を述べると、「まずまず」の作品だと思う。上木とは違い、情念やエロス、暴力性とは無縁のストレートで王道のハードロック・ロックをやっている。タイプ的には、「ハードロックにおける倉木麻衣」という感じか。歌唱に癖がなく柔軟性とソフトな声質でどんなタイプの曲でも歌いこなせる器用な歌い手だ。おいおい語れたらとは思うが、個人的に彼女はおそらく「倉木の後継者」的存在なのでは考えている。
西室が製作に携わっていることもあるが、それ以外にも楽曲が非常にキャッチャーで、現時点でGIZA内で最も「メジャーウケ」する魅力を秘めていると思うからだ。というか、現時点では彼女以外にヒット性を秘めたアーティストはいない・・・。
まだまだ歌唱技術は甘いところもあるが、将来的にGIZAを背負える人材であるのは間違いないと思う。


●HIGH and MIGHTY COLOR 「STYLE〜get glory in this hand〜」

1・STYLE〜get glory in this hand〜 ★☆
作詞・作曲・編曲:HIGH and MIGHTY COLOR

アルバム発表後初となるシングル曲。典型的なメロディックメタルにちょいミクスチャー系の要素を盛り込んだ曲といった感じか・・・。1stアルバムで散々失望させられたので、はなから曲の出来に期待などしていなく、単なる惰性で聴いたのだが、やっぱり出来は悪かった。

冒頭の疾走感あふれるサビメロと、その後に続くAメロ部分において、憂いを存分に感じさせる声質歌い上げるマーキーの歌唱と歌メロは非常にすばらしい。Aメロ部分までは、「ひょっとしてこれは良曲」と思ったぐらいに。しかし、その思いは長くは続かない・・・。
AメロからBメロのつながりが強引で安っぽく、他の哀愁メロと比べ露骨に浮いている。さらに、この部分におけるマーキーの歌唱は、それまでの奮闘振りが嘘のように不安定になり、うんざりするようなグタグタぶりを見せ付ける。おいおい、しっかりしろよ。
そして、あいも変わらずセンスのかけらもへったくれもないぬるいギターリフ。ソロはまあまあ弾けているが、メタルらしい先鋭さや攻撃性、重み、疾走感などが全くないギターリフに気が滅入ってくる。ツインギターでメタル的音楽を志向しているにも関わらず、この体たらくぶりはいったい何なんだ。ダサい、ダサすぎる。典型的イモメタル曲。これでメタリカやメガデスのカバーを以前にやっていたというから・・・。これは悲劇を通り越して喜劇だ。

2・energy ☆
作詞・作曲・編曲:HIGH and MIGHTY COLOR

表題曲とは違い、ドゥームメタル的なのろさを感じさせるスローテンポ曲。★が物語っているように出来は最悪だ。
冒頭からバックの演奏と、伸びやかさと透明感あふれるマーキーの歌唱とが全くかみ合っておらず、根本的なサウンド構築に対する疑問が湧き出てくる。随所に盛り込まれるヘボリフはその最たるもので、聴いていて頭が痛くなってくるだけ。曲名は「energy」であるが、「energy」が出てくるどころか生気を吸い取られ、机やパソコンのキーボードに突っ伏さずにはいられないぐらいだ。
とってつけたように盛り込まれたヤローラップも、軽すぎるギターソロも何の魅力も刺激もなく、ただただ退屈なだけ。サビでのマーキーの切れ切れの歌唱も酷くて・・・。

・総評:
遠慮なく言うが、「最悪・酷い・問題外」といった言葉しか出てこない。いったい何なんだ、このグループがやっている音楽は!!?
救いがたいとしか言いようがないこのグループの問題は、音楽を構成するすべてにおいて「メタル・ハードロックらしい魅力を何一つ感じ取れない」という点に尽きる。
ボーカルは特定音域でしかまともに歌えておらずグタグタ。ギターはツインギター編成を楽曲を全く反映できていない。それだけでなく、貧弱でダサくてセンスのかけらもないリフセンスは、もはやこの手のジャンルのギタリストとして「死亡している」と断言する。
世間では、かっこいいとかパワフルだとかと言われているが、個人的に全く理解できない。プリースト、メイデン、メタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックス、ドリーム・シアター・・・。歴史を築いてきた名メタルアーティスト・名スラッシュメタルアーティストを聴き、メタルを愛し、成長してきた私にとって、ハイカラの音楽は「ダサい、しょぼい、つまらない」以外の何者でないのである。

ここまで活動してきても一向にまともな楽曲を見せられていないので、もうこの手の音楽をやるに足る実力が根本的にない、ということだろう。時折デスヴォイスを入れたり、ミクスチャー系のごとくメタリックな電子サウンドを入れたり、とあれこれ手を出すことには余念がないようだが、それが曲の質向上になんら寄与しておらず、分不相応さと散漫さだけを見せ付けているだけ・・・。
技術的には稚拙すぎるが、それでもマーキーの声質と中低音部分での歌唱には魅力を感じるので、一刻も早くこのグループを解散させ、マーキーの歌唱の魅力を最大限に引き出せるプロジェクトの設立を強く望む。




♪2005年11月13日 CD視聴記録〜倉木復活への道は遠し

●倉木麻衣 「Growing of my heart」

1・Growing of my heart ★★☆
作詞:倉木麻衣 作曲:大野愛果 編曲:葉山たけし

久しぶりに名探偵コナンオープニングタイアップとなったこの曲。作曲大野、編曲葉山と過去最高レベルの製作陣で、且つビーイング王道の哀愁ハードポップナンバーであることから巷では大絶賛の嵐を得ている。個人的にもテレビやネットラジオで視聴した感じでは、それなりにいいと思っていたのだが・・・。製品盤を詳細に聞き込むと、そんなに絶賛される程のものでもないな、というのが正直なところだ。もちろん、GIZAのトップアーティストのシングル曲として足る出来ではない。悪くはないが良くもない。至って凡な曲だと思う。
ということで、以下厳しい見解を織り交ぜながら感想を書いていく。

まず、頭に引っかかったのは出だし。たぶんシンバル音だと思うのだが、これを入れる意味がよく分からない。こういう曲の場合、いきなりサビ歌唱から始め、否応なく聴き手の心を盛り上げていく。または、ギターのディストーションサウンドかピアノのバッキングで始めるか・・・。これが王道であろう。
そしてかなり気になったのがサビメロ部分での「baby」。ここ最近の彼女の曲レビューにおいて必ず書いている「詞」〜特に無意味な英詞の挿入や羅列による安っぽさの創出ががここでもネックとなってしまっている。ここで「baby」なんて陳腐な単語を入れる必要性がいったいどこにあるのだろうか。同じ旋律で日本語詞となっている「風も木も花もすべてを照らし」の方がずっと聴こえがいいし、流れがスムーズであることからも言える。
また、「Get up」のところも同様。詞としての重みが全く欠けている。
毎度も言っているが、ここら辺のところは製作人やプロデューサーがきちんとチェックし苦言を呈してしかるべきだろう。じゃなきゃ単なる給料泥棒だ。形だけの仕事振りは一切必要ない。
まあ、ノリ重視の曲なので、何歩か譲って意味のない英詞の挿入をOKにするとしても、肝心要である「ノリ」に関してもいいと思えないのが、この曲の最大の問題であり、大きな減点ポイントとなってしまっている。
オールラウンダーであまり隙がない倉木の数少ない歌い手としての欠点は、ずばり「歌唱におけるリズム感の欠如」にある。滑舌や発声の問題などがあるのだろうが、総じて歌唱にもたついた感が否めない。ウィスパーボイスをやめ、力強さを重視した歌唱に変わってきてからというものの、よりこの傾向が強まっているように思う。Bメロ部分における歌唱は特に気になってしまった。残念ながら失速感を構築しただけだろう。この曲を聴いた限りでは、デジタルハードポップナンバーの歌い手としての適性がないと言わざるを得ない。
(倉木と同じビーイングアーティストで、この手のジャンルにおいて圧倒的な魅力を見せ付けたPAMELAHの水原由貴の存在があるのが痛い・・・)

大絶賛のDメロに関してもあまりよいとは思えず、サビ同一メロ繰り返しの多さによる単調さや躍動感の欠如を浮き立たせてしまっただけのように思う。
当初の期待の高さもあるのだろうが、作詞・メロディー・編曲・歌唱どれをとっても個人的な満足とは程遠かった。

2・seven nights ★★★
作詞:倉木麻衣 作曲:大野愛果 編曲:葉山たけし

表題曲と同じく最強陣営による曲。穏やかなバラード曲である。雰囲気的にはかの「Reach for the sky」を思い出してしまった。

抑え目の編曲で倉木の歌唱が前面に出たシンプルな構成以外特にこれといって書くことはないのだが、カップリングとしてはまずまずのバラード曲だと思う。

3・winter*swear ★★★
作詞:倉木麻衣 作曲・編曲:sybersound

5thアルバムにおいてまったく出番のなかったcybersound作編曲曲。そういうこともあってか、曲は1stアルバムの「Everything's All Right」を髣髴させる、倉木の繊細な歌唱を生かした爽快なR&Bナンバーとなっている。このような曲を聴くと、やはり倉木の真骨頂はウィスパーボイスを生かした歌唱に尽きると思わずにはいられない。また、シンセをふんだんに生かし煌びやかさを生み出しているcybersoundの編曲も出来がよく、さすがの仕事振りと言っていいだろう。アルバムに収録されたら、いぶし銀の魅力を発揮する曲だと思う。

・総評:
★評価を見る限りでは、まずまずの出来と言ってもいいだろう。今年に入ってからの一連の3シングルやアルバム収録曲と比べると、今回の3曲の方がはるかに優れていると思う。しかし、ここ最近の不振・不信ぶりからすっかり考えが及ばなくなっていたが、「GIZAナンバー1アーティスト」、または「窮状のGIZAを支えていかなければならない存在」が出す曲としてどうかというと、不満がどうしても出てしまう。かつてはシングルをきちんと買う存在であり、★4つの曲を当たり前のように出していたことを考えると、この程度の「まずまずの曲」では到底満足できない。もちろん、沈みゆくGIZAや己自身を救うことも不可能だと思う。
何度でも言うが、私が彼女に求めるのは「それなりの曲」「まずまずの曲」などではなく、「圧倒的な魅力を誇る名曲」なのである・・・。

追記:
今回の曲を聴いて、もう歌い手としての彼女にほとんど魅力を感じていないことがはっきりした。
だいぶ昔にこのサイトのどっかしらで語ったようにも思うが、倉木の場合、歌唱や声そのものに絶対的な特徴はない。ウィスパーボイスを基調としたソフトで癖のない歌唱が曲に違和感なく溶け込むことにより曲の魅力を自然に引き出す、というのが彼女の基本スタイル。しかし、その大きな欠点は、曲がよい場合にしか有効に作用しないこと。曲そのものに魅力や特徴がなかった場合、彼女の資質を以ってその凡具合を払拭する余地があまりなく、どちらかというと曲のレベルに引きずられる形になってしまうのである。「U」をはじめ、個性的な歌唱と声質で曲の質の低さや単調さを払拭し続けてきた中村由利や、大野の作る平坦で強引なメロディーを優れた技術と表現力でつくろって良曲へと引き上げてきた竹井詩織里と比べても、このことははっきりしているのではないだろうか。
だから、倉木の歌唱技術がいくら向上しても曲の問題が解決されない限り彼女が往年の魅力を取り戻すことはありえない。倉木を救うには彼女の歌唱とその成長に依存したようなお安い曲ではなく、彼女の歌唱の魅力をより引き出す良曲の存在、それしかない。




♪2005年11月12日 CD購入&視聴記録

・アルバム
●Mi 「M−1」

・シングル
●岩田さゆり 「Thank You For Everything」

Miに関しては既にレビューあげています。物凄く酷い評価ですが。間違いなく今年の最低劣アルバム最有力候補ですね。あんまりでした・・・。
一方の岩田さんは、DVD特典&握手会イベントに負けて買ってしまいました・・・。イベントに関しては改めてレポを書きたいと思います。レビューもいずれまたということで。

●高橋瞳 「evergreen」

1・evergreen ★★★
作詞:田中秀典 高橋瞳  作曲:田中秀典

人気昼ドラである「キッズウォー」の主題歌として使用されている高橋瞳の2ndシングル。ミドルテンポの力強いロックバラード曲。

出だしから憂いを帯びた歌唱が冴える。1stシングルの頃に比べると歌唱に力強さや伸びやかさに関し、かなり磨きがかかっており、バックのサウンドにも負けず、若かりし日のノスタルジーを意識させる詞を見事に歌いきっている。よく言えば純、悪く言えば青臭くて愚直な曲世界であるものの、高橋の変声期前の少年のようなすがすがしい歌唱がいい具合に中和しているので、苦なく聴くことが出来る。
曲にこれといった特徴がない点や、AメロからBメロ、Bメロからサビへのつなぎに1stシングルと同様、若干の強引さを感じる点が少し気になったが、まあ可も負もない曲だと思う。

2・冒険者 ★★
作詞:mavie 高橋瞳   作曲:安原兵衛)

スピーディーなパンクロックナンバー。ただ、愉快痛快なタテノリ曲ではなく、どちらかというと哀愁を織り交ぜたメロコア曲と言うべきだろうか。
ただ、高橋の歌唱も歌メロも終始平坦で、これ以上特に書くべきことないのが、この曲の一番の問題のように思う。感覚的表現で恐縮だが、メロディーがただ流れていく、そんな感じ。

・総評:
高橋の歌唱は以前よりも上手くなっているし、変声期前の少年を感じさせる声も中々いい。曲も特に悪いというわけではない。が、聴いていてちっとも歯ごたえがないというか、満足には程遠いというか・・・。上記文章の少なさが示すように書くべき印象なり感想なりというものが全くといっていいほどないのである。
何故そうなってしまうのかに関しては、いまいち理由が分からない。しいて言うなら、一つは「ハードロックやラウドロックを主体としたアーティスト」にしたいのか、それとも「懐古的な要素を感じさせるロック、ポップスを主体としたアーティスト」にしたいのかの方向付けが明確でないことと、曲自体が非常に「凡」であることが、その理由としてあるように思う。何もかもが中途半端すぎる、ということだ。次の曲あたりでしっかりとしたものを提示しないと、活動が苦しくなってくるような気がする。


●ROUND TABLE Feat.Nino 「rainbow」

1・rainbow ★★★☆

93年から活動している実力派男女デュオ、ROUND TABLEの最新シングル。どういういきさつがあったかは知らないが、グループ本体の活動と平行してNinoという女性ボーカルを起用した「ROUND TABLE Feat.Nino」としての活動も行っているようだ。今回は後者名義での新曲である。

曲調はアコースティックサウンドを適度に配したスローテンポのバラード曲。隙間だらけの緩いサウンドに絡むNinoの、甘く・かわいく、それでいて切なくなってくるウィスパーボイスに胸がキュンとなってしまう。
個人的に甘甘のウィスパーボイスはかなり苦手なのだが、透明感溢れる彼女のソフトな声質と、全く力が入っていない無迫力の歌唱がその苦手意識をいい具合に取り払ってくれたように思う。製作陣が紡ぎだす独特のリズム感も非常に心地よく、聴いていると何だかホッとしてしまう。河川敷で寝転んで空を眺めているかのように・・・。疲れているときとか、何か気持ちが落ち着かないときのために抑えておきたい1曲。

2・just for you ★★★★☆

スローテンポな表題曲とは対象的で、軽快な打ち込みサウンドと独特のグルーブ、そしてNinoのウィスパーボイスが極上の心地よさとキュートさを堪能させてくれる優れたポップナンバー。う〜む、これはすばらしい。
Ninoの甘くかわいい歌唱を存分に生かしつつ、曲に適度な鋭さとポップ性、煌びやかさを与えている打ち込みサウンドはまさに職人芸。よく彼らのことを称す際に「スタイリッシュ」という言葉がよく使用されているようだが、全くもってその通りで。どうしたらこんなに洗練されたサウンドを生み出せるのだろうか・・・。理屈ぬきで聴いていて体が勝手に動いてしまう。
とにかく「頭ではなく体で聴け!!」とわめきたくなってくる、そんな曲だ。

・総評
以前から名前は知っていたものの、殆ど曲を聴いたことがなかったROUND TABLE。基本的に渋谷系系列の音楽は苦手なのだが、良くも悪くもソフトでアクの強さや迫力とは全く無縁であるNinoの歌唱もあってか、今回の曲はすんなり受け入れることが出来た。
曲を聴いていてとにかく思うのは、彼らのセンスの良さ。
独特のリズム感とスタイリッシュなサウンドがもたらす心地よさは「極上」と言うのが相応しいだろう。そこで最もすばらしいのは、絶妙としか言いようのないサウンドの隙間のあけ方。普通この手の音楽だとどうしても音が密集しがちでしつこくなってくるものだが、彼らにはそれが全くない。つめるところはつめ、あける所はあける。言葉で言ってしまえば一言に過ぎないこのことをさりげなくやってのけるのは、天性の音楽センス以外の何者でもないだろう。ロックや通常のポップスを聴いている限り決して出会えないであろう希少さがある。




♪2005年11月10日 検証!!〜バツ丸の予想はどこまで当たっていたのだろうか?

さて、月日の流れは早いもので、今年も残すところ1ヶ月半少しとなった。
ところで、私は毎年年初めにその年の邦楽女性音楽シーンがどのようになるか予想を行っている。某六占星術師とは違い、一方的に言いっぱなしで終わりたくはないので、ちと早いようにも思うが、ここで予想内容に対する評価検証(◎○△×で)を行いたいと思う(詳しくは他事争論File136を参照)。

そこで示した予想は、

1・女性音楽シーンの盛り返し
2・大塚・平原と2004年を席巻したアーティストの苦戦
3・宇多田の苦戦
4・たてノリソングの流行
5・洋楽人気に一区切り


であった。さてさて、どうだろうか?

1に関しては×。
中盤以降の映画タイアップの多さで女性アーティストシーンが盛り返すと思いきや・・・。
シングルに関しては、上位8位までがすべて男性アーティストで、さらに上位30位に入った女性アーティストがわずか5アーティスト、さらにアルバムにおいても、上位30アーティストのうち女性アーティストが8アーティストしかいない現状&上位2つである倖田來未とBoAの作品がともにベストアルバムである、といった結果を見るに完全に予想はずれと言わざるを得ない。今年はもう少し女性アーティストが奮闘してくれると思ったのだが・・・。

2に関しては、ギリギリ○か・・・。大塚は、「SMILY・ビー玉」がシングル総合21位、女性アーティストとしては5位の売上となっている(「日経エンターテイメント2005年12月号より。以下すべての数値はこれを参照。)。一方の平原は、実は今年一番売れたのが「JUPITER」(51位)という結果に。オリジナルでは上位50位すら入っていない。いろんなアーティストとのセッションやカバー、テレビ出演、映画のタイアップと、活動振りは凄いのだが、それが売上として反映されていないようだ。

3に関しては、文句なしで◎。今年発表された新曲の初動が8万枚ということを見ても、また、世間からの風当たりの強さを見ても、間違いなく今年の彼女は苦戦した。

4に関しては、△か・・・。序盤こそハイカラ、高橋瞳、木村カエラ、YUI、中ノ森BAND、Miなど、ハードさや爽快さを感じさせてくれる楽曲が支持された。が、今年の半ば以降から、王道バラード曲が純愛系映画の主題歌として数多く起用されたのと、倖田來未の独壇場とも言える活躍、そして、ハード系音楽ヒットの最大の理由である「SEEDタイアップ」の神通力が落ち、それに依存していたソニー系アーティストの売上が一気に落ちたこともあり、あっという間にブームが去った感がある。う〜む。

最後の5であるが、これは○か。
クイーンのベストが3位、アブリルの2ndが4位で、ともにミリオン前後の売上を見せた昨年のアルバム上位30傑とは違い、今年はO−Zoneの8位:60万枚程度&バックストリートボーイズの18位:40万枚程度と洋楽の勢いは確実に落ちている。話題を提供した女性アーティストは恐らくデスチャイぐらいだろうし・・・。

以上検証&評価であるが、如何だろうか?
自分では結構あたったと思うが・・・。皆様の御意見お聞かせ下さい。




♪2005年11月9日 CD試聴記録〜これはこれは!!?その2

3・抱きしめて ★★★
作詞:愛内里菜 作曲:小河祐亮 編曲:尾城九龍

ミドルテンポの哀愁バラード曲。作曲者は全く無名で、さらに編曲が尾城先生ということもあって聴く前には不安しかなかったのだが・・・。まずまずだと思う。
サビ部分の、「何か鈴木亜美や浜崎あゆみ」の曲にありがちなメロパターンとバックでギンギンなるギターの音色が気になったものの、序盤からサビまでに至る展開とそれを守り立てる愛内の憂いを帯びた歌唱が、そういった問題を払拭するぐらいに出来が良い。しかるべき曲を歌わせたら、やはりこの人は上手い。ここ最近の曲はいったい何だったのだろうかと思う。

・総評:
ようやく愛内のリハビリに区切りがついたと言えるまずまずの曲だろう。
ここ数年の彼女の曲は、それこそ「GIZA看板アーティスト」どころか、プロのアーティストとしても「どうか」と思うようなものばかりだった。それは、純粋に曲のレベルが低かったことと、それと同じくらいに彼女の魅力と技術とを曲に生かしきれていないことが、その理由として挙げられる。
今回の曲らは、物凄い名曲とか圧倒的な完成度を誇っているとかではない。が、ビーイング的な哀愁を感じさせる曲調であったのと、それ以上に彼女の歌唱の魅力がいい具合に反映させられていたのが、まずまずの評価に繋がったように思う。異色な表題曲はともかく、2・3曲目は「良かった頃の彼女」を思い出させてくれる・・・。久しぶりだ、こんな感覚は。ダメだったのは彼女ではなく、曲と販売戦略なのだと、ここ最近の彼女に不満を持っていた人ほどそう思うのではないだろうか。個人的に最近の彼女を見限った人に是非ともこの曲を聴いていただきたい。
そして何より、今回の曲に感じた好感触が「一過性」のものとならぬようGIZAには奮起していただきたい。

追記:
今回の曲はチャート10位以内にも入らなかったようだ。GIZAナンバー2アーティストがこの水準とは・・・。いよいよ来るところまで来てしまった。もうGIZAに「売れているアーティストはいない」と言ってもいいだろう。
だが、売上に反し、愛内、倉木、岩田の新曲は上半期のGIZA非作曲に比べるとだいぶ出来が良くなってきているから、何とも皮肉なことだ・・・。




♪2005年11月8日 CD購入&試聴記録

・アルバム
●OOM 「REVOLVER」

本当は「何が何でも欲しい」という作品ではなく、インディーズ且つ彼らの知名度の低さもあってレンタルに出る可能性が100%ないことから購入したのだが・・・。今心底そのことを後悔している。やはり「大賀クオリティー」健在。愛内の新曲がまずまずよかったので、今年の最低劣GIZAアーティストを三枝とともに争う可能性が高くなりそうだ。現時点ではややOOM有利か。まあ、以前の三枝ライブを見て呆れ返った点を考慮すると・・・、というかホントどっちでもええですわ。とにかく久しぶりの「はずし」アルバム。どうやらハイカラに続く「激辛評」のターゲットはOOMになりそうだ。

2・CALL MY NAME ★★★★
作詞:愛内里菜 作曲・編曲:corin

人間、何らかしら苦手とするものがある人がきっと多いことだろう。ピーマンが嫌いとか、爬虫類がだめとか・・・。音楽においても、そのような感覚と全く同レベルの、まさに「天敵」とも言うべき存在が自分にとって確実に存在する。それは、広瀬香美、コモリタミノル、そしてこの曲を作編曲したcorin大先生である。
今まで彼が携わった曲で「まとも」と評価できる曲は皆無と言い切ってもいいぐらい。ましてや、ガーネットクロウのシングル曲と曲名が同じ。ガーネットファンとしては嫌でも気になってしまう。
しかし、結論から言うと曲の出来はよかった。古から「ひょうたんから駒」「鳶が鷹を産む」という言葉があるように、時には「奇蹟」と呼ぶに相応しい「とんでもな事件」が起こることもあるようだ・・・。おお、ジーザス。摩訶不思議也。

曲調は、ミドルテンポのハードロックバラード曲。しかし、ここ数年確実に築き上げてきた同種の駄曲とは違い、愛内の力強さと哀愁溢れる歌唱が高密度に凝縮されている。そこに不自然さや違和感はない。意図的に抑えられた導入部分、それに反し、ギターリフや打ち込みサウンドと愛内の伸びやかな歌唱とで一気に盛り上がりを見せるサビ及び、それらの対比が見事で、メロディーの流れにも無駄がない。ビーイングの王道とも言うべき見事な哀愁ハードロックである。これだよ、これを待っていたんだよ!!私は。




♪2005年11月7日 CD試聴記録〜これはこれは!!?その1

●愛内里菜 「ORANGE☆NIGHT」

1・ORANGE☆NIGHT★★★
作詞:愛内里菜 作曲:水野幹子 編曲:三好誠

それにしても、最近のGIZAアーティストの曲って、曲名に☆とかハートマークが多いように思うのだが気のせいだろうか・・・。

各所で物議を醸しまくっている愛内待望?の新曲。作曲は驚くことなかれ、あの「レ・モーヴェ・ギャルソンヌ」のギタリストであった水野幹子。レ・モーヴェ・ギャルソンヌにおいて、ちょいパンクっぽい曲をやっていたことがこの曲に反映されているようで、シャカラビッツや初期のジュディマリを髣髴とさせる痛快なパンキッシュナンバーに仕上がっている。まず、そのことに驚かされる。が、それ以上に驚きなのが愛内の歌唱。キュートさがかつてないぐらいに誇張され、甘えた感じがする歌唱に驚いた人や違和感を感じた人は決して少なくないだろう。試聴で初めて聴いたときはこの歌唱に私も頭が痛くなったが、改めて製品盤で聴くと、「まあ、これもありかな」という感じ。ハードロックボーカリストとしての限界が見えているのにも関わらず、やたらと硬質化したここ最近の歌唱に比べると、格段に今回の歌唱の方がいいと思うし、彼女本来の実力と魅力が出せているとも思う。やや極端な形ではあるが・・・。演奏も編曲も上々で、歌メロもこれといって問題点がないという、ここ最近にはなかった良点があるのも、まずまずの評価に繋がった大きな理由であろう。

とはいえ、甘甘すぎる歌唱や今までとは感じの違う曲調ということもあり、この曲が従来の愛内ファンや一般試聴層に幅広く訴えかけるものがあるかに関しては、疑問がある。この歌唱と曲調ではね・・・。評価は好みで大きく別れそうだ。




♪2005年11月6日 東野文学立て続けの映像化

日本のテレビドラマや映画を考える上で最も深刻な問題の一つとして、「オリジナル脚本」を書ける人材が枯渇していることがあろう。それは、ここ何年ものドラマ・映画において、人気小説が原作となっているもの・少女漫画が原作となっているもの・成功した映画が元になっているものが多いことからも言える。手っ取り早く且つ確実に視聴率や観客を取ろうとする意識が強く、安易に他者のアイデアを用いることに何の躊躇もないのが、今の日本の映画・ドラマ界なのである。それが、ある程度作品の質を向上させている面は否定できない。が、一方で、強引に1クールや2時間でまとめる必要から原作の「おいしいところ」取りに終始するあまり、原作者が真に訴えたい主題を踏みにじり、原作の魅力を大いに損なっているものが多々あるのもまた事実である。宮部みゆきの「模倣犯」の映画版はその典型であろう。
だが、このような風潮に歯止めがかかるどころか、より加速しているのが現状のようだ。そのような中で最近顕著に名を見受けるのが、私が最も好きで評価している作家である東野圭吾である。
一昨年では「ゲームの名は誘拐」(映画では「g@me」)、昨年では「宿命」が映画化された。また、今月には「変身」が劇場公開される予定で、さらに、テレビドラマにおいても、新年の新ドラマとして「白夜行」の放送が決まっている。
しかしだ、はっきりいって、「大丈夫かよ」というのが私の偽らざる本音だ。

「宿命」は見ていないので何とも言えないが、個人的に「g@me」は、映画としてはまだ良かったものの原作の理念を完全に捻じ曲げた点で「駄作」だと思っている。
そもそも、緻密で、ミステリー小説の限界を常に追い求めている東野作品を映画化・ドラマ化すること自体、根本的に無理があると考える。しかも、東野の作品史上を代表する大傑作である「変身」「白夜行」は、その作品の特性から尚のこと言える。

「変身」に関しては、極端に登場人物が少ないうえに、主人公の内面描写で話の大半が構成されていることもあり、果たして「映像」で間を持たすことが出来るのか、根本的な疑問・不安としてある。それを払拭するにはすさまじい演出力とそれ以上に俳優の演技力が問われるのは必死。

一方の「白夜行」はさらに難しいと考える。
この作品は、一時ミステリー界でブームになった「複数の人間を主役にし、各々の話を描きつつ、全体で一つの話として収束させていく」という「複数同時視点」の作品であるからだ。しかも、1970年代から19年もの社会情勢や日本の趨勢を巧みに盛り込み、主役に関わる他者の視点を通して主役である男女の生き様を鮮やかに浮き立たせていくミステリー史上屈指の社会派ミステリー大作。すべての複線が見事にラストに帰結する様と、彼らが許されてはいけない犯罪者であるにも関わらず、何故か両名の人生に涙してしまい、言いようのない気持ちを読者に抱かせてしまうのは、東野の類稀な筆力あってのものであり、小説という形態あってのものであろう。それをドラマとしてやるなんて到底出来ない、というのがこの作品を読んだ当初からの確固たる考えである。

半年かかって製作陣が著者である東野を説得し、ドラマ化にこぎつけたというが・・・。既に序盤のストーリーが大きく変わっていることが判明している。果たして、何故この作品の名が「白夜行」となっているのかの説明をドラマにおいてできるのか、最大の注目どころであろう。
ちなみに主役である唐沢雪穂と桐原亮司は綾瀬はるかと山田孝弘が演じることになった。これもかなり不安。唐沢は自らは全く手を下さないものの自分に関わる人を破滅へと導く悪女であるし、唐沢はダーティーな雰囲気を漂わす「危ない男」であるからだ。セカチューコンビということで一つの話題としたいのだろうが、特に山田の方は明らかなミスキャストとしか思えない。

「変身」にしろ「白夜行」にしろ、原作の持つすばらしさや評価を貶めない出来であることを心から願っている。




♪2005年11月5日 映画鑑賞日記〜「機動戦士ZガンダムII 恋人たち」

評価価格:600円
今年の春に公開された「Zガンダム」劇場版の第二弾。テレビ本編でいうところの「地球編」〜「再び宇宙へ」あたりのところが、今回の話となる。Zガンダムどころか、アニメ史上屈指の名ストーリーであるフォウとの出会いと、それを通してのカミーユの成長や、一方でより激化し、複雑さを極めていく戦況や人間関係を描写した、ある意味Z史上の根幹を成す重要な部分といっても差し支えないだろう。が、上記評価のように「ほぼ、酷評」とも言うべきものになったのは、結局はこのことにすべて集約されていると言える。該当部分であるZ本編があまりに面白すぎるが故に、この劇場版が失敗した、というわけだ。このことを含めて、今作の感想・問題点などについてざっと書いていく。

前作をレビューした際に問題の一つとして上げていた新作カットと旧カットとの違いに関しては、比較的新作カットが多かったことと、処理の仕方が前作よりも良くなったこともあり、問題視する程ではなかった。依然として新作カットが良すぎるが故に「全部新作カットで」と思わずにはいられないのだが、まあここは妥協すべきだろう。しかし、「ダイジェスト」にしたことによる弊害に関しては、前作の比ではなく、もはや作品として体裁をなしてはいないと言い切れるレベルにまでなってしまった・・・。ダカールの演説ないし・・・。

個人的に「Zガンダム」に対する思い入れは非常に深く、何回見たのか数え切れないほど見まくっているのだが、それでも、今作の場面場面ごとのつながりを全部理解はできなかった。作り手の甘えなのか、コマのつながりに関し、「今作を見に来た人は、どうせテレビシリーズもしっかり見ているだろう、理解しているだろう」ことを基本前提として作っているとしか思えないところが多々あったのは、個人的にあんまりだと思う(10秒目をつぶっていたらもう分からなくなるくらいに速過ぎる展開)。いわんや、今回が初鑑賞の人にとっては、理解することなどはなから不可能。例えるなら、「こち亀」のネタとしてよくある「超強行日程の無茶苦茶な旅行」につき合わされている感じか。
だが、それ以上に許せなかったのは、「フォウ」絡みのエピソードをあっさりとすっ飛ばしてしまったことにあろう。美術館の絵を全力疾走しながら鑑賞しているかのような味気なさと意味不明さを感じずにはいられない。特に、最後を「即死」させたことにより、「死に際の台詞」が一つもなかったのは、あまりにふざけている。サイコガンダムを呼び寄せるところも、「最初からそうしていたこと」になってしまっているし・・・。
以前にも書いたが、結局のところ、無駄話のないZガンダムテレビシリーズの中でも最も密度が濃い今回の該当部分を「ダイジェスト」にする行為そのものが、どう考えても無理があった。それでも纏め上げた製作陣は、ある意味賞賛に値するのかもしれないが、ダメなものはダメ。1年かけてテレビシリーズとしてやった方が絶対に良いように思う。

だが、今作の問題はこれで終わらない。ダイジェストによる弊害に匹敵する今作の問題として、今回はカミーユ以上に出番が多い「主役級」の扱いであり、Zガンダムを考える上でもストーリーや人間模様に深く関わる重要キャラとして君臨する「フォウ」と「サラ」の声優が変わっていたことがある。
前回ではファに関して述べたが(今作でも彼女のアニメ的な声は浮いていた)、今回はその比ではなかった。

今回フォウの声をあてたのは「ゆかな」(旧:野上ゆかな)であるが、さすがに本職の声優であり、活動経歴もかなりあることから(メルヘヴンにも出演中)、それなりの上手さを見せてはいた。いや、大健闘したと言ってもいいだろう。が、カミーユや市井の子供達に対する優しさや愛情と、一方で強化人間ならではのエキセントリックさや狂気さ、残虐さ。さらに過去の記憶がないことに対する苦しみ、怒り、悲しみ、と彼女の有する様々な感情表現に関し、前任者である島津冴子ほどに演じられていたかというと、確実に「No」であろう。特に「頭が痛い」「記憶を返せ」といった凄まじい苦しみを伴う台詞に関しては、決定的な差があったと言わざるを得ない。

一方サラの声を当てたのは、俳優である池脇千鶴。これもかなり痛かった。俳優としての彼女の実力は非常に高く評価しているが、声優となるとそうもいかなかった・・・。
各所では、滑舌の悪さや棒読みが問題視されているが、個人的にはそれらよりも「彼女の声質」に問題があると考えている。
彼女は見た目に反し声が太くて低い。よって、聞いた感じが「少女」と言うよりも「しっかりとした大人」にどうしてもなってしまうのである。だが、サラはニュータイプとして優れた資質を持っているが、若さ故の妄信とも言うべき愛の対象であるシロッコと、自分のことを気遣ってくれるカミーユやカツとの間で気持ちが揺れ動き葛藤するなど、精神的にかなり不安定な面もある人物である。当然ながら、そのことが「声」に出ていなければならない。残念ながら池脇の声質と表現では、その辺のところを演じ切れていたとは言いがたい。彼女は次作ではさらに重要さを増すので、かなり心配である。

逆に言うと、20年前にフォウとサラを、今の声を当てている人の年よりも若い年齢で見事に演じた島津冴子と水谷優子が如何に凄かったかの証明でもあるのだが。その両名が不在の段階で今作に対する良い評価はそもそも不可能。ゆかな、池脇の奮闘もこの2人の圧倒的な才能と存在感を前には無と帰してしまった・・・。

それにしてもこの両名が選ばれなかったのは心底理解しがたい。死亡したわけでも引退したわけでもないのに(島津冴子は「平成教育委員会」やた「たけしの誰でもピカソ」でナレーションをやっている。水谷優子は「ちびまる子ちゃん」のお姉ちゃん、「ブラックジャック」のピノコをやっている。こんなこと調べりゃすぐわかるっての。)・・・。年齢もそれほどいっていないし・・・。
今回の声優交代劇について、

島津冴子に関しては、彼女の公式サイトであるhttp://www.saeko.gr.jp/four_zeta.shtmlで。
一方、水谷優子に関しては、Wikipedia
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%95)や彼女のファンの書き込みなどで各々の見解を知ることができる。それらによると、この両名に関しては、映画制作の際、「連絡(つまりオファー)が行っていなかった」というのがどうやら真相のようだ。
声優を変更するにしろ、両名に全く連絡を取らなかったのは失礼以外の何者でもないだろう。特に島津冴子に関しては、業界のずさんで陰湿な体質〜特に音響監督の〜が露骨なまでに出てしまっていて文章を読んでいると泣けてしまう・・・。

今からでも遅くないので、監督にはVでのキャスティング再変更を求む。ついでにロザミアに関しても・・・。

本作で数少ない良い点は、新カットのモビルスーツかっこよさとエマ・シーンの「サービスカット」の多さであろう。後者は「エマファン」として大変ありがたかった。

果たしてVではどうなってしまうのだろうか。あ〜それにしてもZのモビルスーツはかっこいい。プラモ欲しい!!




♪2005年11月3日 文化の日〜CD購入記録&読書日記

はい、本日は文化の日です。学園祭やっているところも多いでしょう。私といえば、秋冬ものの服を買いにいったり、家電屋を物色したり、聴いていないCDを聞いたり、HDレコーダーにたまった映像を処理したり、髪を切りにいったり、とあわただしく過ごしました。つ、疲れた・・・。文化の日に相応しい行動とは・・・思えないですね(汗)

・CDアルバム
●島谷ひとみ 「Heart&Symphony」
●the★tambourines 「sounds good 〜日めくり写真〜」

両アーティストとも中々の実力・魅力を持っているにも関わらず、高評価を与えていないという妙な共通点がありますが・・・。
今回も微妙かな〜。評価は、現時点では島谷>タンバリンズですかね。近々レビューします。今島谷さんのを作成中!!

話は変わって読書評の続き。

まずは3の「インストール」から。
現在早稲田大学在学で、最年少で芥川賞を受賞した綿谷のデビュー作。17歳の時に執筆したものである。「まずまずかな」というのが率直な感想だ。
話としては、ふとしたことから不登校になった「変わり者」の女子高生と、父の再婚により新しい母親が出来た小学生の男の子との珍妙なふれあい及び、その成長や心境の変化を「エロチャット」の世界を通して描いたものである。が、最近の青春作品と決定的に違うのは、作品から漂うだるさにあろう。「私達ってこんなに辛いんだよ、苦しいんだよ」的な切実な訴えも、「大人や社会」に対する不満も、「死や病気による別離」によるお泣かせ要素も殆どない。かといって全く中味がないかというとそうではなく、この作者の「十八番」とも言うべき若者心理や集団真理の醜さ、大人社会のおかしさといった点が随所に盛り込まれている。それは文章のだるい雰囲気ほどには鈍くない。いや、鋭いといってもいいだろう。が、うっとおしさ、暑苦しさ、説教臭さがそれほどなく、しかもさらりと読ませつつ、妙に何か残るような感じがするのは、この作者の文章あってのものだろう。
この著者の文章には、最近の作家には殆ど感じることがない「独特の味」がある。それは、「」つきの文学の世界を思い起させてくれる。よく言えば「芸術的」、悪く言えば、説明的で回りくどい表現が多いので、それになじめない・うっとしいと感じる人もきっと多いだろう。良くも悪くも、今作の評価はストーリーよりも「この著者の癖のある文章にどれだけなじめるか」に左右されるような気がする。「話題になったから」「著者がかわいいから」という理由で安易に手を出すと、痛い目に合うので要注意だ。


お次は4。
フジテレビ系列の朝の情報番組で、「めざましテレビ」の姉妹番組である「めざにゅー」メイン司会者、杉崎美香さんのフォトエッセイ集。最近例の「脅迫」騒ぎがあったので、ひょっとしたら彼女のことを御存知の方もいらっしゃるだろう。

気が多く、自己紹介「好きな女性」欄に記載している人の数もかなり多いのだが、その中でもこの杉崎さんはかなり上位に入る。実は、個人的「お嫁さんにしたい人」トップ(白石美帆さんとしおりんがその後に続く)。ぶっちゃけ「めちゃめちゃファン」ってやつ?

税込み2835円と価格はやや高めだが、ちょいお色気姿あり、浴衣姿あり、幼少時や学生時の「秘蔵写真」あり、今までの人生やアナウンサーとしての自分を振り返ったエッセイあり、さらに「メーキングDVD」あり、と内容に関してはツボを押さえたてんこ盛りの内容で一切不満がない。グラドルやヌードルの写真集のようなエロさや際どいショットは皆無であるが、彼女のさわやかで八重歯がかわいい笑顔に日ごろ癒されている人は、飯抜きにしても購入する価値がある。




♪2005年11月2日 読書日記その1

さて、先日びっくりな報告をしてしまいましたが、気を取り直して更新やっていきます。

1:田中芳樹 「アルスラーン戦記11巻〜魔軍襲来」 光文社 (3.6点)
2:水野良 「新ロードス島戦記5〜終末の邪教(上)」 (4.0点) 角川書店 
3:綿矢りさ 「インストール」 河出書房新社 (3.2点)
4:杉崎美香 「杉崎美香フォトエッセイ〜君に届きますように」 ワニブックス


まずは、日本のライトノベルズ会の重鎮、田中芳樹の代表作の最新刊。今回、刊行元が角川書店から光文社に変わっているのが、まず驚きであった・・・。しかも版型が「文庫」から「新書」になってしまっている。会社も本の大きさも違うので、以前の巻と一緒に並べるとあからさまに見栄えが悪い!! さらに挿絵&表紙絵を描いている人も変わったから尚のことである。何とかならなかったのだろうか・・・。光文社は文庫も出しているところなので尚更疑問。作者の意図を理解しかねる。

さて、肝心の内容に関しては・・・。
前巻の発売が「6年」も前なのことなので、作中で示される状況や登場人物名、それらの関係性がさっぱりわからなくなっている・・・。領主の家での戦闘シーンに関しては、前巻を引っ張り出してようやく内容を理解することができたぐらい・・・。相変わらず単純ながらも読ませるストーリー展開や文章回し、比喩が秀逸で、本当に感心させられるのだが
(当サイトのレビューや他事争論において、彼の文章からの影響が多々ある)

、この点が災いしてしまい、作品世界を楽しむというよりは、「記憶の掘り起こし作業」に終始してしまったのが痛い。これは大きな減点となった。さすがにアルスラーン、ダリューン、ナルサス、ヒルメス、ファランギース、エラム、ギーブあたりは覚えているけど、後は・・・。
つい最近に既刊本を読んだ方以外で、「アルスラーンの十六翼将」の名前を全部言えたとしたら、素直に御自身の記憶力を誇ってもいいだろう。

本編に関しては、今作の後半へのつなぎ的巻であろうことから、どちらかというと状況説明的な小展開が大半を占めているので、話としての面白みや盛り上がりには欠ける。ただ、終盤大きく話が動きそうな予感を漂わせていたので、今後の展開に期待したい。後は著者が早い段階で次巻を出してくれることを祈るだけか・・・。

2も人気作家の人気シリーズ。かれこれ20年ぐらい続いているファンタジー小説の最新刊。作者が前の巻あとがきで記したように(私もその時のレビューで書いたが)、「ロードス島戦記史上初の三角関係」が描かれると思いきや、蓋を開けてみればそれは、スパークとニースの婚約によってあっさりと片付けられてしまい、「ラスボス一味との全面戦争」といきなりのクライマックスに・・・。いや〜、血なまぐさく、えげつない話の展開にちょいとビビってしまいました。まさかあのキャラとこのキャラがこんなんになってしまうなんて・・・。
余裕の勝利と思いきや全面的な敗北・・・。不幸な戦士スパーク君がいかにしてマーモ公国を再建し、カーディス教団最高司祭であるフィオニス及びその一味を倒していくのか、今後の展開が楽しみで仕方ない。




♪2005年11月1日 重要なお知らせ〜さようなら「歌姫バカ一代」〜サイト閉鎖の御連絡

いきなりですが、重要な御連絡を差し上げることに相成りました。丸3年近く運営してまいりましたこのサイトですが、「2005年音楽総評」が完成次第(恐らく12月中旬くらい)、閉鎖することに決定いたしました。
「更新する」「やる」などといって手をつけていないところがいっぱいあり、ほったらかしのままで終了させてしまう点に関しては本当にお詫びの他ございません。誠にあつかましいながら、何卒御了承いただくようお願いします。以下、どうでもいい内容でしょうが、今回の決定に至った理由について説明します。

1・当初からの予定&アクセス目標の達成
管理人の気まぐれで根性なしの性格もあり、サイト開設時から「2〜3年でやめる」ことに決めていました。また、ダラダラと続けてもサイトの新鮮味や更新の楽しみがなくなるだけで、それは管理人の本意ではありません。
そしてもう一つ。これも当初から「サイト終了の目安」として考えていた「50万アクセス」の達成が現実味を帯びてきたこともあります。恐らく年内には達成できるでしょう。便所の落書きのようなへっぽこサイトではありますが、夢のようなビックアクセスを獲得できたのは、ひとえに当サイトを日々ご覧頂いている皆様のおかげ以外の何者でもありません。
幸いにして、この2つの項目がほぼ同時期になることもあり、丁度いい機会であると判断し、サイト運営に区切りをつけることにしました。

2・管理人の音楽観を十分に伝えられたこと
このサイトを通して管理人なりの音楽観を日々伝えてまいりましたが、丸3年の更新、及び膨大なアクセス数獲得、何より言いたいことを殆ど書いてしまったこともあり、この点に関しては十分に満足を得ることができました。

3・サイトの規模や閲覧者数と、管理人の力量の不釣合いさ 他のすばらしいサイト様の存在
サイトの規模が大きくなり、閲覧者数が増えるにつれ、運営者としての実力・才能のなさを日々感じるようになりました。さらに、このサイトを通して優れた評論・レビューを行うサイト様を多く目にしたことでこの気持ちが限界に達したのも、今回の決定の大きな理由となりました。わざわざ自分が更新し続けることにそれほど意味を感じなくなってきたのですね。

4・サイトの内容がら、更新に疲れてしまったこと
3の理由も大きいのですが、厳しい評価や論評を加えていくことに疲れてしまったのもあります。思えばいろいろありました。自業自得といえばそれまでですが、自分では丸3年よくやったと思います。


●今後に関して・・・
サイトに関しては、年内で終了となりますが、今のところ考えている今後の選択肢として、

1・音楽、読書、映画を主軸としたよろづやブログへの移行
2・ROM専門
3・音楽とは全く関係ないブログ(女子アナ関連など)作成


になりますか。まだどれにするか決めかねております。

1の選択肢をとった場合、このサイトのレビューページや辞典とリンクさせるかどうかは検討中です。それ以外のコンテンツに関しては、削除する予定です。また、誠に勝手ながら相互リンクも一旦解除の措置を取らせていただきます。疎遠になっているところもありますし。リンクに関しては、ブログ完成の際に改めてお願いに伺います。

尚、2005年総評作成までは通常通り更新し続けていきますので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いします。





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