File138 2005年音楽シーン予想〜ずばり言うわよ!!BGIZA編A


愛内・三枝・北原の3名とは対照的に、2005年も安定した活動が望めそうなのは、竹井・岸本・菅崎の3名ではないだろうか。

竹井に関しては、ビーイング最高峰の美声と優れた歌唱力、そして美貌は今年もGIZAファンの希望になるのではないだろうか。雑誌の取材においても、いろんなことに挑戦していきたいとか、作曲もやっていきたいとかと言っていることもあり、先行きに期待感を持つことが出来る。唯一の懸念材料は、歌い手としての彼女の高い資質にGIZAが依存し、ファンをなめた駄曲をつける可能性がなきにしもあらずと言うこと。こうなってしまったら、竹井が如何に優れた歌い手とはいっても、どうしようもなくなる。それだけは、勘弁して欲しい。

岸本に関しては、当初より格段の成長を遂げているし、曲に関してもよくなっているので、今年もとても楽しみである。今年はやはり歌唱技術の更なる向上、特にバラード曲を並レベルで歌えるぐらいのレベルにはなってほしい。それと余計なことかもしれないが、最近メイクが濃い目なので、できればもう少しナチュラルなものにしていただきたい。基本的にGIZAの人々は、派手なメイクや装飾品、服装をせずとも素の魅力だけで十二分に魅力的なので。個人的には「見えないストーリー」あたりのレベルでとどめて欲しい。「Dessert Days」はその点でちと嫌だった。それと今年高校3年になる彼女の今後の進路も気になる。大学に行かずアーティスト活動をするのか、倉木のように通いながら活動するのか、それともアーティスト活動そのものを辞めるのか・・・。今年は岸本にとってかなり重要な年になることは間違いないだろう。

菅崎に関しては、公式サイトの本人執筆の日記において「曲をいっぱいリリースしたい」と書いてあるので、今年こそは待望の新曲が発売されることであろう。出来れば倉木・三枝級の高待遇でGIZAには臨んでいただきたいものであるが・・・。果たして。彼女に関しては、歌い手としての問題は特にないので、今以上に精進してもらうだけでいい。あえて問題があげるとすれば、竹井と同様、きちんとした曲が与えられるかどうかの一点に尽きる。

この3者は、GIZA非自作系アーティストの最後の砦的存在である。この魅力と才能に溢れた3者を今年ある程度以上の商的成功に導けないとしたら、GIZAの将来は真っ暗である。

だが、ここでGIZAの致命的な欠点・問題を挙げなければならない。それは前回記した「愛内・三枝・北原」の3者も今回あげた3者もそうなのだが、GIZAの非自作系アーティストが結局「楽曲提供者のできに左右されすぎ」なこと、そして「楽曲が充実しているよき日々が2年程しか続かない」ことがある。
愛内・三枝・北原の3者にかつては絶賛し、夢中になっていた。しかし、2000年と2002年にデビューしたこの面々、2003年後半の段階で音楽的な評価に関しては既に見限っているといってもいいぐらいのものになってしまった。だから、2002年にデビューした菅崎、2003年にデビューした岸本、2004年にデビューした竹井に関しても、この先どうなるかに関してはあまり楽観的な考えをもってはいない。
そもそもビーインググループにおいて、デビュー3年以上たっても音楽的に満足させてくれたアーティストが殆どいない。パメラ・Feel so badといった凄腕ですら2年。ZARDは3年。この例に入らないのは、ガーネットクロウ・小松未歩・倉木麻衣の3者だけである。それ以前に1年で活動終了とか、アルバム1枚で活動終了とかが多すぎる。非自作系に関しては、倉木だけ唯一の例外という異常なまでの生存率の低さ。こうなってしまうのは、GIZAの作曲陣の安定感のなさにあろう。「大野信仰」といっていいぐらいの状況を生み出した大野の作曲家としての力量は、2004年全く発揮されることがなかった。大野と並びGIZAを支えてきた川島に関しても同様である。残念ながら作曲家の問題を解決しない限り、GIZA非自作系のアーティストの未来は厳しい。しかし、菅崎・竹井の両者に関しては、末永く活動して欲しいと願わずにはいられない。

小松未歩に関しては、変わらずにファンを満足させる曲を聞かせ続けてくれることだろう。彼女がデビューして今年で8年。ただの1度も裏切られたことはない。今月発売されるニューアルバムに対しても既発シングルの出来から何の問題もないように思う。常に音楽性を変え聞き手をハラハラさせ、悩ませるガーネットクロウとは違い、小松は「安心して新曲を聞くことができる」唯一のアーティストである。そのことは最大限の賛辞に値する。





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