File100 祝い100回記念!!〜何故にこのサイトを立ち上げたのか〜


早いものでこの他事争論も100回目を迎えることになった。正直いってよくもまあここまで書いてきたものだと思う。このサイトの構想を練っているときには、ほんの一言二言述べて、気軽に、お手軽にさらりと流すものにするつもりだった。File30くらいまでの、今以上にお粗末な論とかにその傾向が顕著にでている。自分で書いていていうのも何だが、読み返していて内容や文面などすべてが酷いなと思わずはいられない。読んでいただいた皆様からの感想やおほめの言葉とか来るたびに、ものすごくうれしいと思う反面、その言葉らにふさわしいレベルでは到底ないなと日々感じさせられてしまう。ただ、それでも私の音楽に対する考え方とか、GIZAアーティストに対する思いとか、女性アーティストに対する思いとかに関しては、恐らく伝わったといえるのではないだろうか。

パソコンを買って、ネットワークに繋いだときから、何らかの形でサイトを運営しようと決めていた。候補となる題材は、HR・HMのサイト、香港アクション映画のサイト、女子アナのサイト、そして今やっているような日本の女性アーティストのサイトなど結構あった。その中で今のように女性アーティストを取り上げるようになったのには、やはりガーネットクロウに出会ったことが大きい。
ガーネットクロウが出てくる10年くらい前から、既にZARDとか森高千里とかリンドバーグとか、ガールポップ時代を代表する女性アーティストを熱心に聞き、それ以降も、PAMELAH、松田樹利亜、相川七瀬、Feel so Badなど数多くのアーティストを聞いていた。もちろん宇多田も倉木もだ。まあ、その時はまだネットどころかパソコンすら持っていなかった、ということもあるのだが、ものすごく好きであってもディープなまでに分析してみよう、追いかけてみようとは思わなかった。好きという度合ではそれほど差はないものの・・・。
ガーネットクロウに出会い、彼らのことを夢中で調べ追っかけているうちに、「彼らだけを追っていても見えてくるものは少ない」、「他者に対する分析を行なうことで、彼らのさらなる分析や業界における位置づけなどができる」と考えるようになった。そこで、ガーネットクロウと、ガーネットクロウの次に好きな小松未歩を中心とし、元々私がひいきにしており、彼女らが属しているGIZAレコードのアーティスト(いわゆるビーイング系ね)やその作品の紹介をするようなサイト、ネット世界ではよくありがちなファンサイトのようなものを作ろうと心に決めたのだが・・・。ただし、サイトを作る過程で、そもそもサイトの基本方針が大きく揺らぐ事態になってしまう。

日本の女性アーティストは結構聞いていたと思うものの、今に比べたらかなり少なかったし、聞いている幅もかなり狭かった。そういったこともあり、音楽雑誌や音楽関連のサイトを見ることもあまりなかった。だが、サイトを作る際、勉強がてらにいろんなファンサイトや音楽雑誌を見倒しているうちに、それらに対する不満がむくむく頭をもたげてきたのだ。
ネットのファンサイトにおいては、ひたすらサイトで好きなアーティストのことを盲目的に絶賛しているものばかりだった(もちろんすべてとはいわないが)。何でもかんでも絶賛なのを見ていて、「本当にそうなのか〜」と強く思うようになった。個人的な体験でいうと、どんなに好きな人であっても、すべてがいいということがなかったし、何作も連続でいい作品を出してくれるアーティストもいなかったことから、どうしてもこういったサイトに疑問を感じずにはいられないのだ。ただし、そのこともさることながら、今の音楽雑誌に対する不満、特にレビューに対する不満がサイトの基本方針の変更に大きな影響を与えたといえよう。

今の音楽各誌のレビューを見ていて、確かにプロとしての文面の上手さはあるものの、単なる情報紹介とか御用評論になっているが故に、見ていてどういう曲なのかよく分からないし、それ故に購買意欲がわかないことがあるからだ。そしてそれ以前に、レビュー者の顔が全く見えないことがある。この人はどういった思考・嗜好を持っているのか、何をもってそういった文面を書いているのかが全くわからないのだ。そういったことを提示せずにCDを評価したり分析したりすることは間違っているのではないのか。
音楽でも本でもそうだが、この国にはまともな批評とか評論とかが存在していないように思えてならない。そういった不満が、今のようなサイト構築の原動力となった。
ただ「言うが易し、行なうは難し」で、偉そうにいっているものの、このサイトでそれが出来ているとはまだまだ思えない。だが、自己紹介やアルバムレビューの説明やこの他事争論が、その役割の一端を果たしているのではと自分では考えている。

まあ、この先どこまで回数を重ねていけるか分からないが、音楽に対する愛情を込めて様々なことに対し述べていきたいと思う。






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