File68 2004年音楽シーン予想A〜GIZA&エイベックス編


今回は予想の内容をGIZAとエイベックスに限定して述べていきます。

GIZAに関しては、竹井・高岡・ジュエリーを始めとし多くのデビュー決定アーティスト、並びにそれら以外のデビュー未定予備軍が数多く控えているが、そのどれもに関し、成功をおさめることは限りなく難しいと考える。その要因としては、彼女らが作曲をしない・歌唱技術といった面で、アーティストとしての資質に取り立てて突出しているわけではないし、かといって優れたタレント性を有しているわけでもないからだ。正直、私のような熱心なGIZAファン・GIZAマニアの内でも、どこまで受け入れられるか大いに疑問である。竹井に関しては、ルックスも声質も歌唱も上々であるが、イマイチ音楽性が見えてこないのと、既存のGIZAアーティストらに比べると、これといった資質や個性に恵まれていないと感じずにはいられない。ジュエリーに関しては、シュガーに対抗して、というのがあからさまに分かるが、はっきりいって本国での人気・メンバーの外見といった要素においておよそ対抗できるものではない。さらにシュガーには日本人メンバーが一人いるという面で、メディア展開に関しても大きく水をあけられている。
かねてから私やこのサイトを見てくださっている皆々様が散々指摘していることですが、やたらめったら計画性もなく、さして能力に秀でているわけでもないアーティストを輩出することはもうやめてほしいと心の底から思う。今の多種多様か化と細分化とがより一層進行している音楽シーンにおいて、確固たる個性と実力とがないと生き残っていけないということはもはや自明の理である。なのに、時流に追随しては失敗して、と今なお繰り返し続けているGIZAの方針というのが心底理解できかねる。
GIZAがやるべきことは、第二の大野愛果・小松未歩・中村由利といったアーティストを発掘し育てることにある、と私は確信している。
既存アーティストに関しては、年末年始番組である程度の活躍を見せ、それ以前の地道なテレビ出演から少しずつ知名度や人気が上がっている愛内里菜以外、総じて大苦戦すると予想する。特にどしょっぱつに紅白出演という大勝負にうってでたものの、成果を挙げるどころか大失敗という結果になった倉木麻衣は、昨年以上の苦戦を強いられるどころか、存在そのものが危うくなってくるのではと感じる。紅白出演をもって売上げ獲得・地位回復というもくろみは完全に破綻した今、もはやベストアルバムではどうにもならないのではないだろうか。即効性のある新たな戦略を早急に打ち出さないと、状況はより深刻になっていくだろう。私は倉木のファンなので、こういうことを言うのは非常に辛いのだが、業界にとって倉木の必要性や重要性がもはやなくなってきているのかもしれない。
GIZA3強体制の一角をしめるガーネットクロウは、売上げ水準がより落ち込むと推測するが、彼らが優れた音楽を出し続けている限り、熱心な固定ファンの存在があることから、大崩れすることはないだろう。シングル3〜8万枚、アルバム10万枚くらいの水準を維持し続けると予想する。
結論としては、今までGIZAを支えてきた3強体制は、倉木の失墜により崩壊し、愛内・ガーネットクロウの2強体制、もしくは愛内1強体制に移行していくのではないだろうか。しかし、愛内に関しては、昨年ファンの間から大顰蹙を買った「輝門路線」からの完全な決別、というのが条件としてつく。そうでないと彼女も今年大きく落ち込むと考える。どうやら新曲はそうならない、という噂があるが果たして・・・。

3アーティスト以外に関しては、既にテレビ出演を果たし、ビジュアル面で訴えかける要素のある岸本・三枝両名、自力と固定人気のある小松未歩・タンバリンズらは、GIZA側の唐突で且つ一方的な排除政策がない限り、生きながらえ、今年も支障なく活動することと思う。
それ以外のアーティストに関しては、正直いつどうなってもおかしくないのではないだろうか。その最有力候補が上原あずみとルーマニアモンテビデオ、山口裕加里の3組。ここ2年くらい活動らしい活動を全くしていないことから、GIZAお約束の、突然のご報告が載る可能性は非常に高いだろう。
今年黄色信号がつくのでは、と判断するのが、ラムジェットプーリーと北原愛子。両名の売上げや活動の成果、元来のGIZAからの扱いなどを考えると、勝手ではあるがこう考えずにはいられない。また、青色から黄色へと変わりそうなのが、菅崎茜。昨年のアルバムは文句なしであるが、彼女もGIZAから恵まれた扱いを受けているとはお世辞にもいえない。売上げの低さは、その殆どがGIZAの無為無策によるものであると私は思っているのだが、そんなことお構いなしに今後の扱いに関しても不遇のままであるような気がする。

総じて、今年数多くの新人が送り出されると予想されることから、大幅なリストラが行われる可能性が大であるといえよう。しかし、GIZAのような弱小中小が、やたらめったら人を入れ、大手並みの入れ替えを行うことにどれだけの意味があるか大いに疑問。このやり方は、90年代後半エイベックスがやって完全に失敗しているのに・・・。さらに、元々アーティスト個人より「GIZAブランド」ということでアーティスト全体を売っていくのが、GIZAのかねてからの方針であったことから、どう考えても今のやり方は成功しないと私は考える。なんだかんだ述べてきたけど、総じて今年のGIZAは昨年以上に失墜するというのが私の予想。皆様はどうお考えでしょうか。

一方のエイベックスに関しては、GIZA同様苦戦を強いられつつも、GIZAとは対照的にある程度の光明があると考える。確かに浜崎はどうしようもなく失墜しているが、内容はどうあれシングル・アルバムとも依然としてGIZAどのアーティストの売上げよりもはるかに多い。さらに、浜崎に頼らなくても、BOAやDAI・DAT・島谷・ELTら水準以上の売上を誇る安定感のあるアーティストの存在や、それ以上に笹川・大塚・Ruppinaら優れた資質を有する新人の存在があるからだ。まあ、それらとは比べ物にならない、どうしようもないアーティストらが把握しきれんほどにいるのも事実であるが、今なお強力といえる組織力と資金力は侮ることができない。それらをいい新人の発掘と育成、及び既存アーティストも含めた販売戦略のために有効に活用したら、まだまだエイベックスは業界において主要な地位を占め続けることは十分に可能であると考える。これら点に関しては、GIZAはエイベックスの足元にも及ばないといえる。ただ、エイベックスにも付帯条件がある。それは先ほど少しだけ記したが、@あまりに多い、どうしようもないアーティストらをきちんと処理するということと、A浜崎に対する過剰投資をやめるということである。いくら会社がでかいからといっても、その規模以上に出費があれば当然だがつぶれる。その元凶である要素をきちんと断つことは、エイベックスが即座に対応すべき課題であろう。浜崎に関しては、全曲のDVD付を始めとした異常に豪華な特典をやめるべきであろう。過剰投資をしたからといってそれに見合う成果が上げられないことは、売上げ枚数が如実に物語っている。そういったことを含め、浜崎1極体制に、エイベックスはそろそろ終止符を打ち、今まで浜崎体制のために使用していた時間や資金などなどを、次の時代をリードする新たな人材の発掘と育成にまわした方が賢明であるといえる。
エイベックスの結論としては、個々人はともかく、社としてはさほど失墜はしない、というのが私の見解である。既存アーティスト・新人アーティスト共にそれなりに活躍することであろう。
次回からは、女性ボーカルグループについて述べていきます。







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