♪File:22 ガーネットクロウのキャンペーンに思う


予告でのテーマを変更して、臨時に論稿を入れました。

先週、公式サイトにおいて、ガーネットクロウの「アルバム&DVDキャンペーン」が行われることが公示された。キャンペーン期間中に、特定の販売店において、ガーネットクロウの作品を購入すると、透明のオリジナルしおりが限定ではあるものの、もらえるということだ。
こういったキャンペーンは、様々なところでやっているからして、キャンペーンそのものを批判する気はないのだが、問題はそのありかたと内容だ。

このキャンペーンに合わして、彼らの新譜が発売されるのであれば、作品を買ってくれるファンに対するこのキャンペーンの意味は大いにあろう。しかし、実際には、既に発表されている作品であるが故に、その意味や目的に深刻な疑問を感じる。
安易な売れ線の音楽とは違い、彼らの音楽には、個性やアーティスト性が高く、求道的要素が多々あることから、既に彼らの作品を買っているファンの人はかなり多いといえる。現に私は、シングル・アルバム・DVDすべて持っている。ネットや各サイトでの人々の意見を見てみても、このことはある程度証明されていると思う。このキャンペーンの内容から判断するに、GIZAはファンに対し、「しおりが欲しけりゃ、もう一枚、ダブっていもいいからCD買え」といっているとしか思えない。相変わらずGIZAの販売戦略の下手くそさ加減を見せ付けられた次第である。こういうことをやっているから、世間の非難を嫌と言うほど受けるのである。正直GIZAの熱心なファンである私でさえも、今回のキャンペーンにはうんざりしている。その効果がどれだけあるかも大いに疑問だ。いくらファンであっても、しおりのためだけに、もう一枚CDを買おうとは私は思わない。でも熱心なファンの中には、それでもがんばってCD買う人がいるのだろうな。でも本来は、ダブってでもCD買おうとするようなファンにこそ、キャンペーンかなんかで恩返しをすべきと思うのですが、どうでしょうか。
キャンペーンによって、ファンや売上げを増やしたいのであれば、次回の新曲やバレンタインコンサートのDVDとかが発売される時や、ないしはベストアルバムを出すとか、B面曲集を出すとかにすればよかったのだ。こういったことを相変わらずやっているから、先日の論稿「GIZAの落日」にも書いたように、いいアーティストを排出しているにもかかわらず、いつまでたっても音楽シーンの流れをつかむことができないのだ。

ガーネットクロウは、GIZA及びビーイングが今まで世に送り出したアーティストの中でも、小松未歩と並び(いやそれ以上か)最高のアーティストである。それどころか、歴史に残る名グループとさえ個人的に思っている。故に今回の一件を見ていて、GIZAが本当にガーネットクロウを売っていこうとする気があるのか、後押ししようとかする気があるのか、大いに疑問を感じるところである。
なんどもこのサイトでいっているが、GIZAは販売戦略の意義や方法に関し、真剣に考え直す必要があると思う。これは、同じくGIZAの小松未歩に関しても同様のことがいえるだろう。GIZAの販売や営業の担当の方々は、一回ソニーや東芝EMIに研修にでもいって、販売戦略の何たるかについて勉強したらどうだろうか。







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