♪File:6 名探偵コナンソング考A〜コナンベストソング


先週の続き。今週こそきちんと曲を選定します。

選定の基準は以下のようにします。

@コナンの作風や雰囲気等にあっているかどうか。
A楽曲としての完成度の高さ。


当然のことながら、第一条件として曲がコナンにあっていないと、曲自体の完成度は高くても評価はさがるということです。では結果は




ベストワースト
@小松未歩 「謎」@WAG 「Free Magic」
A小松未歩 「願い事ひとつだけ」AB’z 「ギリギリchop」
B小松未歩 「氷の上に立つように」BZARD 「運命のルーレット回して」
C愛内里菜 「恋はスリル、ショック、サスペンス」C愛内里菜 「I can't stop my love for you」
DGarnet crow 「Mysterious Eyes」D倉木麻衣 「Winter Bells」


ということになりました。まずベストの方ですが、やはり小松未歩が強い。私的には、コナン=小松、とのイメージがあるのだが、実際彼女の曲ほどコナンにあっているものはないと思う。その中でもやはり「謎」は別格であろう。詩は特にコナンとあっているわけではないが、イントロやサビなどで感じることのできる雰囲気、それはスリリングさであったり、哀愁で合ったりするのだが、そういったものがコナンに非常によくあっていたと感じる。楽曲自体の完成度も歴代コナンソングの中でも群をぬいており、コナン史上最高最強の楽曲であろう。小松以外では愛内とガーネットクロウ。前者は、曲のもつスピード感と劇的な展開が、曲のタイトルにあるような「サスペンス」的雰囲気を上手く表現していると思ったので。
後者は愛内とは逆に、オープニングのアニメーションとこの曲のほのぼのとした雰囲気が良くあっており、事件がないときの日常的コナンの世界をうまく描いているように感じたので。

逆にワーストソングの一位はWAG。楽曲そのものも正直よくないし、それ以上に気だるい雰囲気のメロディー、歌詞などもろもろのすべてがあっていない。個人的にダントツのワーストソングである。次はB’z。曲自体は決して悪くないのだが、ゴリゴリのハードロックサウンドと歌詞があっていないということで。3位以下は、曲とコナンとの相性のなさもさることながら、とにかくコナンでのタイアップで曲を売ろうというGIZAの底の浅い魂胆が見え見えなのもワーストの大きな原因である。

何はともあれ、以前にも書いたことであるが、ここ最近のコナンの曲は全くもってあっていないのが多い。2003年1月下旬〜2月上旬に変更となった曲〜オープニング倉木・エンディングZARD〜も、正直、なんでこの曲を使わなければならないのか、と首を傾げてしまう。これではコナン、アーティストともにマイナスの影響を与え、あまりにもったいない。

また別稿で述べる機会もあると思いますが、GIZAは、普遍的なポップソングを主軸にしつつ、時流にあったアーティストをデビューさしたり、そういった曲をアーティストに歌わせたりと、音楽に関してはある程度の柔軟性をもっていると思うが、音楽に関するビジネス的な戦略に関しては、全くもって柔軟性に欠けていると思う。
かつても、CMとアニメのタイアップと、メディアへの非露出という戦略がある程度成功したのだが、それにこだわりすぎたがゆえに人々の反感や飽きを買い、小室系を始めとしたアーティストに叩き潰されたということがあった。それから約10年近くたった今もまたGIZAは、コナンにこだわりすぎという同じ過ちを繰り返そうとしているのではと感じる。そろそろ次の商業的戦略を考えるべきではないか。
音楽を始めとした芸術に、金勘定やビジネス的戦略などが絡むことは正直好きではないが、昨今、宣伝やメディア展開などの戦略が、音楽的才能や楽曲のよさと同程度かそれ以上に売上げを左右する一つの要素となっているのは否定しがたい事実であると思う。
戦略ということに関し、GIZAは正直他社に比べ著しくおちる。性根を入れ替えるつもりで、とりくんでいかないと、かつての二の舞を踏むことになろう。

次回のテーマは、「音楽と癒し」です。







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