♪File:5 名探偵コナンソング考@


名探偵コナンはサンデーでの連載が始まったときから好きだったので、テレビ化したときも毎回欠かさず見るようにしていた。ビーイングのタイアップ独占になってからは、単にコナンを見るのみならず、個人的にひいきにしているGIZAアーティストの新譜が最も早くチェックできる手段としても非常に重宝している。今回はそのコナンソングに対する見解とコナンベストソングとワーストソングについて述べていきます。

もともとGIZAの母体であるビーイングの一つの戦略として、人気アニメでのタイアップに力を入れていることがあった。「ドラゴンボールZ」「スラムダンク」などでのタイアップ独占もその一環といえよう。これら作品に使用された楽曲がある程度の成功を上げたこともあり、ビーイングが当時飛ぶ鳥を落とす勢いのコナンにも目をつけたのは必然であるといえる。
ビーイングソングのコナンでのタイアップは、小松未歩が最初と思われがちだが、実は彼女の前に「VELVET GARDEN」の「Feel Your Heart」という曲があった。覚えている人は少ないと思うけど。
しかし、その後のビーイングやGIZAを考える上で決してはずすことのできない曲はやはり、今では伝説的になっているといってもよい3代目オープニングソング、小松未歩の「謎」であろう。

小松の天才的メロディーセンスとユニークな詩世界、そして何よりもコナンの世界観に良くあっていたことがあり、大ヒットを記録する。このことが、その後のビーイングソングの独占につながったかどうかはわかりかねるが、彼女が「謎」により、多大な利益をビーイングにもたらしたことだけは確かだろう。現実、コナンの声をあてている高山みなみ率いるTWO−MIXの「TRUTH」以外、今に至るまで完全にビーイング系列の事務所のアーティストがオープニングエンディングを担うようになった。 小松は、その後も「氷の上に立つように」「願い事ひとつだけ」などをヒットさせ、コナンんソングを一つのビジネスとして確立させるのに貢献した。
これに味をしめたのか、ビーイングは、多くの所属アーティストの曲を送り込む。
GIZAのアーティストである、ガーネットクロウ・上原あずみ・ルーマニアモンテビデオ・松橋未樹がコナンのタイアップでデビューをはたし、倉木麻衣、愛内里菜、B'zがさらなる躍進を遂げた。 しかし、かつてはドル箱として、大ヒットを連発させたきたが、今ではかなり、その影響力は薄れ、売上げは低迷している。それは単に日本経済不況による音楽業界不況、ということで片付けられないと考える。

経済的な要因以外での最大のそれは、楽曲がコナンのイメージと合っていない、ということだ。商業主義や拝金主義に陥るがあまり、タイアップソングとしての領分を忘れ、単に曲を売るための手段として、コナンを利用し楽曲を送り込んだことにある。この傾向は、B'zの「ギリギリchop」から感じはじめるようになり、さらにGIZAレコード体制が始まってからより顕著になってくる。特に最近非常に目に付くのは、ここ2年で5曲と倉木麻衣の曲が多すぎること。倉木の大ファンである私でさえもこの事務所のやり方にうんざりしている。コナンソングの象徴的存在であった小松の4曲を越えてしまったのも不満であるが、正直「always」以外の曲は、完成度はともかくコナンの曲としてはあっていないことがより納得いかない。

この先もコナンのタイアップソングとして数多くの曲を送り込むのだろうが、今の方針のままであると支持者がへっていく一方だろう。コナンにあった良質の楽曲を聞かせて欲しいものだ。

→次回は実際にベストソング、ワーストソングを選定。長くなってすいません。







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