| Tommy hevenly6 「Tommy hevenly6」 | 2005・08・24 | 80点 | |
| 1.2Bfree 2.Ready? 3.Wait till I can dream 4.fell in love with you 5.Wanna be your idol 6.+gothic Pink+ 7.Swear 8.Lost my pieces 9.GIMME ALL OF YOUR LOVE!! 10.LCDD 11.Hey my friend | |||
| ジャンル区分 | ハードロック ラウドロック ロック | ||
| 良い点・加点要素 | 彼女にしか出せないであろうキュートさ | ||
| 減点要素・注意点 | トミーフェブラリーとの相違を感じない曲の存在 全体的に曲調が似通っている | ||
| Tommy february6と平行して進めていった川瀬智子のソロプロジェクト、Tommy heavenly6の1stアルバム。デビュー当初こそ、彼女ようなロック・ラウドロック的な音楽をやっているアーティストが少なかったが、マイペースの活動をしているうちに随分と状況は変わり、今や音楽シーンの一角を占めるまでになっているとすら言える。そういった中で、いわゆる「元祖」としての魅力をどれだけ見せられるかが注目どころであったのだが、見事というべきかそれなりの作品をきちんと出してきたと思う。 全編を通して歌い手である川瀬のキュートさと、豪快なハードロックサウンドとがいい形で凝縮した良質な楽曲で占められている。編曲も演奏も秀逸で、ハードロックらしいノリや力強さの創出にも余念がない。ところどころ「どっかで聴いたような・・・」と感じなくはないものの、総じて川瀬だからこそ出来る音楽を見せつけていると言えるだろう。1・2・4曲目辺りはそれを象徴する良曲のように思う。この辺の作りの上手さ・潔さ、そしてヘタウマではあるが、自身の魅力を上手い具合に楽曲に反映させられている川瀬の歌唱には大変好感が持てる。 しかし、一方でどうしても曲調が似通ってしまうのが今作の大きな問題である。ロック・ハードロック調の曲ばかりなので通して聴くと飽きてしまうし、それ以前に曲の区別があまりつかない。とにかくこの手の音楽が好きでない人にとってはTommy february6と比べるとかなり聴きづらいように思う。 そして、もう一つ。一部の曲でTommy february6との区別をあまり感じなかったのも問題だ。5・7・10・12曲目あたりの、ややソフトな作りの曲に関しては、Tommy february6名義であったとしてもそれほど違和感を感じなかっただろう。単調な作品になるのを防いでいる理由になっているとはいえ、この手の曲があると、ソロ活動そのものに対する疑問がどうしても出てきてしまう。 そろそろソロ活動を中止し、ブリグリとしての活動を再開してほしいと思っているのは私だけではないだろう。それが無理だとしても、新しいソロ活動を模索しないと早晩行き詰るような気がする。両ソロとも楽曲に関し既にある程度の完成形を見せているので・・・。曲そのものは個人的に結構好きなのだが、ここいらが引き際のように思う。(2005/10/10) | |||