GO!GO!7188 「鬣」 2003・03・19 71点
GOGO7188の3rd。デビュー当初から椎名的と揶揄されながらも、昭和歌謡路線をひたすら進んでいく彼らの潔さは、ある種の開き直りといってもよいのでは。しかし、それ故に、様々なタイプの曲に取り組んでいる今の椎名がなくした、ある部分の魅力を彼らから強烈に感じ取ることが出来る。ユーモラスさであり、シュールさ、圧倒的な勢い・・・などがそれに該当しよう。各楽曲に漂う独特のノリと構築美、そして卓越した演奏能力は、彼らが確固たる実力の持ち主ということを十分に証明しているといえる。
しかし、前作と比べ、類型にはまりすぎた楽曲が多く収録されている感があり、聞いていて爽快であるものの、同時に退屈さも感じることも否めない。特に後半はいただけなかった。
今の路線で行くことはいいのだが、他の要素でも聞き手に訴えかける魅力を提示しないと、今後の躍進は難しくなると思う。(2004/09/18改稿)



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