そらの庭
 新居昭乃 「そらの庭」 1997・10・22 83点
なんと11年ぶりのオリジナルアルバム。1stと比べると、楽曲の作風と完成度の違いにただただとまどうばかりである。今作は巨匠の作品の中でも最もプログレ色が強く、はっきりいって難解である。その点が減点要素となったのは残念ではあるが、相変わらずの新居節全開、という点ではいささかも落ちてはいない。
1曲目の「Reincarnation」は壮絶。森の朝?を効果的に描いたイントロ、じっくり歌い上げる巨匠の歌唱、サビメロの圧倒的臨場感、中間層での荘厳なコーラス、神秘的な歌詞、そのすべてが強烈な存在感をもって聞き手を幻想的な異世界へと誘う。惜しくも「墓場までもっていきたい曲」には入らなかったものの、この1曲のためだけでもこの作品を買う価値はあると思う。



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