| 大黒摩季 「STOP MOTION」 | 1992・06.24 | 73点 | |
| 知っている人は少ないと思うが、実は大黒の1STは「DA・DA・DA」ではなく、これ。大黒ならではのパンチの効いた楽曲で満たされている。まだまだ荒削りな点は否めないが、大黒の抜群の歌唱は、このときから既に聞くことができる。4曲目「Time&Time」はプログレを想起させる大作バラードで文句なしの名曲である。 | |||
| 大黒摩季 「DA・DA・DA」 | 1993・04・28 | 86点 | |
| 大黒摩季の初期の名作。「DA・KA・RA」や「チョット」など、当時話題になった曲が収録されている。シングル曲以外にも「求める未来が変わった」「MAGY’92」など隠れたも秀曲もあり、大黒の抜群の歌唱力とそれを見事に生かしている魅力的な楽曲で目白押しの今作は、彼女のボーカリスト/作曲家としての高い才能を顕著に示しているといえよう。 | |||
| 大黒摩季 「U・Be LOVE」 | 1993・11・10 | 72点 | |
| 「DA・DA・DA」から時間を経ずに発表された作品。しかし、完成度に関しては、前作と比べかなり落ちる。ミニアルバムという点もマイナス。 その中において「別れましょう私から消えましょうあなたから」は彼女の楽曲の中でも最高の名曲の一つ。この曲の存在に助けられた作品といえる。残念。 | |||
| 大黒摩季 「永遠の夢に向かって」 | 1994・11・09 | 88点 | |
| 4thアルバム。デビュー時を彷彿させる、彼女の最大の魅力〜「パンチの効いた楽曲とそれを表現する抜群の歌唱力」が如何なく発揮されている名作。「永遠の夢に向かって」「夏が来る」「あなただけ見つめてる」など彼女の音楽人生を代表する傑作中の傑作曲があり、それらによって、恋愛間や社会問題に対する大黒の哲学が、ときに真摯にときにユーモラスに、時に激しく表現されている。 この時点で彼女は頂点を極めたと思う。 | |||
| 大黒摩季 「LA・LA・LA」 | 1995・07・19 | 75点 | |
| 「ら・ら・ら」や「恋はメリーゴーランド」など、CMタイアップとなった曲を中心としたアルバムであるが、シングル曲以外は、正直「Tender rain」以外ぱっとしなかった。ここから2年、「POWER OF DREAMS」が出るまで、不振の時期が続く。 こうしてレビューしてみると、彼女って「凡作」−「傑作」が交互になっているような気がする。何故なのだ。 | |||
| 大黒摩季 「POWER OF DREAMS」 | 1997・08・06 | 87点 | |
| 冬季五輪のテーマソングとなった「熱くなれ」や三ツ矢サイダーのCMソングとなった「ゲンキダシテ」を始めとして、タイアップ曲が満載の作品であり、活動5年を経た彼女の円熟味を感じさせられる傑作。彼女の作品の中でも最も激しさを感じる作品であろう。この作品発表後1年後に「Mother Earth」を発表し、3年にわたる長期休業を経ての移籍をする大黒の、所属事務所(ビーイング)に対する不平不満を表しているかのように感じた。 個人的に聞く、最後の大黒作品となってしまったのだが。移籍した大黒は、何かから解放されたかのように生き生きして見えるが、しかし、かつてのバイタリティーや反骨精神というものが楽曲から感じられなくなったのは皮肉である。 | |||