Nao

 Nao 「Go slow」 2004・01・21 70点
ケツメイシのRYOJIプロデュースの下デビューしたエイベックスの新鋭、Naoの1stアルバム。基本的には彼女の透明感と伸びやかさに秀でた歌唱を生かした、穏やかさや爽やかさに溢れる作品だ。その点では竹内まりあや小松未歩とかにも通ずるものがあるといえる。R&B的な曲が何曲かあるのも面白い。しかし、・・・なのだ。
RYOJIの作る曲は決して悪くはないのだけど、何故か耳に残らない。それだけではなく、曲を聞きジャケを見ていて感じるのは、Naoの容姿・声質・歌唱といった、Naoというアーティストを構成する様々な要素というものに、総じて中途半端さを感じずにはいられないということだ。すべてにおいてまずまずなのだけど、この手の音楽をやっている他のアーティストに並んだり越えたりする物では、残念ながらない。痒いところに手が届きそうで届かない、または、通知表でいうところの(現実にはないけど)オール3.5というのが、この作品に対する評価を言い表すに最も適した表現ではないだろうか。これで躍進するのは厳しいと正直思う。(2004/03/03)


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