| 天野月子 「Meglion」 | 2002・11・07 | 80点 | |
| 前作からわずか5ヶ月という短い間隔で発表されたアルバムであるが、彼女の著しい成長が感じられる佳作である。 この作品、彼女が好きな映画や寓話の世界を取り入れた詩世界は、現実と虚構、及びその狭間の世界を描いている。このテーマは苦しくも、同時期に発表された倉木麻衣の「FAIRY TALE」とほぼ同じであった。このことは非常に面白い。但し、表現の方法は全くもって違うのだが。 それはさておき、高い歌唱力と抜群のバックの演奏から放たれる楽曲は、天才的とはいえないまでも、彼女の個性と力量がこれでもかと込められおり、聞き手を圧倒する。各楽曲の完成度をより高めることができたら、シーンの主軸を担えるアーティストになれると思うのだが。 | |||