ハナコトバ
 諌山実生 「ハナコトバ〜花心詩」〜 2003・09・10 70点
東芝が誇る実力派アーティスト諫山の2nd。楽曲全編を通じ「さすが東芝アーティスト」とうならされる歌唱を聞く事ができるのだが、肝心の曲はというと残念ながらかなり淡白であり、聞いていてあまりいい印象を感じない。何かたるいのである。和の要素を基調とした民族音楽的要素を感じるのはいいのだが、歌メロがあまりに抑揚にかけるのと、諌山独特の巻いたような歌唱とがあり正直聴き続けるのが辛かった。しかし、6〜7曲目は東芝アーティストの実力の高さを強烈に感じさせられる良曲であると感じる。特に6曲目の「あやとり」は圧巻。雅ともいえる美しさを感じさせるこの曲は、諌山の代表曲といえる名曲であろう。
後半がよかっただけに前半のたるさが非常に残念でならない。今後は今作後半の楽曲のように彼女の歌唱と詩のすごさを強く出すことのできる、より進化・深化した楽曲を提示できるかどうかが躍進の鍵になるのではないだろうか。それと巻いた歌唱をやめ、曲の魅力と調和するようなストレートな歌唱を心がけることも。(2005/01/25改稿)



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