Every Little Thing

Every Little Thing

 Every little thing 「Everlasting」 1997・04・09 55点
ELTの1stアルバム。先発シングル3曲の出来がよかったので、アルバム発売日に勇んで買ったのだが、それら曲と比べ、それ以外の楽曲のできのあまりの悪さに激怒した記憶がある。あっというまに全国展開している中古ショップへと直行した。この作品を聞いたとき「彼らは長くないな」と思ったのだが、次作でまさかの名曲オンパレードになるとは、夢にも思わなかった。
それにしてもエイベックスには、シングルはよくてアルバム収録曲は聞くに堪えない、詐欺まがいの作品が多い。この作品もまさにそれだといえる。
 Every little thing 「Time to Destination」 1998・04・15 90点
いわずと知れELTの大傑作アルバム。彼らの最高傑作といえよう。「Time gones by」「出会ったころのように」など、彼らの代表曲がこれでもかというくらいにひしめいている。あの駄作からわずか一年でここまでこれるとは恐れ入った。この時の彼らはJ−pop史上でも空前の勢いを持っていたと思う。
楽曲に関してはほぼ文句なしであり、「名盤紹介」で紹介してもよいのだが、曲の半分以上がシングルで占められており、アルバムならではの曲、というのが発見できなかったということが唯一の減点対象。彼らは結局シングル曲だけ聞いていればよいのだと、後に発表されたシングルベストを聞いて確信を持つに至った。
 Every little thing 「4 FORCE」 2001・03・12 65点
ELTの4作目。五十嵐が脱退し以降初の作品で、業界やファンの間で注目された作品であるが・・・。このなんの捻りもないタイトルが象徴しているように、五十嵐の抜けた穴は非常に大きく、凡作としかいいようのない作品である。何をおいても楽曲の完成度が低すぎ!!。まともな曲といえば「フラジール」「jirenma」くらいか?。スローテンポの曲やバラード以外の、特にアップテンポの曲において、持田の歌唱の単調さは終始いただけなかった。
 Every little thing 「Many Pieces」 2003・03・19 58点
既に彼らに対する興味がなくなっているものの、とりあえずチェックした作品。世間的にはそれなりに評価が高いようであるが、個人的には、楽曲・持田の歌唱ともに評価できるものではなかった。
何を差し置いても、楽曲に魅力がない。全編通して緊張感に欠けるたるい楽曲で占められており、聴いていて退屈なだけだった。
かつての彼らと比べることは愚かであると重々承知しているものの、昔を知っているが上に、この作品を聞いていて、何故かやるせない気持ちになった。(2003/04/06)
 Every Little Thing 「Commonplace」  2004・03・10 74点
五十嵐脱退以降のELTは、個人的に全く評価しておらず、今作にも大して期待してはいなかったのだが・・・。作品を聞いてかなり驚いた。五十嵐がELTにもたらした、かつての煌びやかで計算されつくした感のあるメロディーは今作をもって完全に消失し、それに代わり本作を支配したのは、カントリーロックにも通ずるネオアコ的さわやかさ・ジュディマリにも通ずるラウドロック的なハイテンションさ、チャラにも通ずる気だるさ・ブルージーさ、などである。五十嵐脱退後、音楽的な方向性に関し、かなり試行錯誤が行なわれていたが、今作でその一つの答えがでたように思う。名前こそELTであるものの、もはや完全に別物の音楽といってもいいだろう。かつてのELTに対する思い入れが未だにある人にとっては、間違いなく卒倒しそうな作品であると思う。個人的にもELT名義でこのような作品をやることには大いに疑問があるが、純粋に一つの音楽作品として見た場合、完成度はなかなか高い。但し、2・7曲目のようなかなり激しいアップテンポの曲のイマイチさ、特に持田の歌唱のイマイチさが、大きな減点材料となった。この点が完全に克服されたとき、1アーティストとして彼らを高く評価することに再びなるだろう。(2004/03/28)



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