| 坂本真綾 「DIVE」 | 1998・12・19 | 81点 | |
| 歌ものオリジナルアルバムとしては2作目となる今作。坂本の歌唱はまだ甘さはあるものの、天性のボーカリストとしての能力の片鱗を十二分に感じさせられる。「走る」「月曜の朝」「ユッカ」「孤独」など菅野巨匠が作り出す楽曲の完成度は高く、坂本の声の魅力とあいまって、独特の深みと温かみを有した上質のポップソングを存分に堪能することができるいい作品である。声優歌手の中で、彼女のずば抜けて高い資質を見せ付けただけでなく(そのような言葉でくくること事態愚かで意味がないのだが)、それらが通常のポップス/ロックの世界においても十分通用するということを証明したという意味でも重要な作品。 日常生活に疲れている方、真の意味での癒しのアルバムはここにある。 | |||