| CORE OF SOUL 「Natural Beauty」 | 2002・02・27 | 92点 | |
| インターナショナルスクール出身のメンバーが集まって作られたグループ、Core of soulの記念すべき1st。その出自が示すように、彼らの奏でる音楽は、劇場的なオルタナティブロック・北欧的民族音楽・ジャズといった国籍やジャンルに縛られない多様性を示している。それを演奏するメンバー個々の技量も相当に卓越しており、彼らが日本でも有数のアーティストであることを、早くも1作目を持って完璧なまでに証明しているといえよう。それはガーネットクロウやDAIに匹敵するとすらいえる。特に中村蕗子の表現力と迫力あふれる歌唱は圧巻の一言。1・2・7曲目での歌唱は衝撃的であった。実にすばらしい作品であるが、やはり課題もある。圧倒的な凄みを見せる前半の曲たちに比べ、7曲目以外の後半の曲が妙にまとまってしまっていることと、アップテンポの曲において、パターン化している感が否めなかったことである。それがなければ歴史的名盤行きは間違いなかったであろう。(2004/01/02) | |||
| CORE OF SOUL 「Over the Time’ TIME IS OVER」 | 2003・02・19 | 78点 | |
| インターナショナルスクールの生徒である彼らならではの、様々なジャンルを融合させた多種多様の音楽を存分に堪能することができる良作だ。ガーネットクロウやD・A・Iに匹敵する高尚な音楽性と、それを可能にする中村の歌唱を始めとする卓越した演奏技術は、彼らが日本有数の実力者ということを如実に証明している。しかし、この点におさまってしまったのには、楽曲から1st程の勢いや切れ味を感じないことにある。グランジやオルタナティブロックに通ずる激情サウンドが、彼らならではの最高の魅力と思っているので、本作に多数収録されている、妙に牧歌的なアコースティックサウンドや淡々とした曲に、どうしても抵抗を感じてしまう。上記アーティストに比べ、彼らが少し劣ると感じるのは、この点と、未だに彼らならではの絶対的要素というものをいまいち感じないことにある。実力は間違いなくトップレベルなのだが・・・。(2003/11/02) | |||
| CORE OF SOUL 「RAINBOW」 | 2003・10・22 | 70点 | |
| 精力的に活動する彼等の4thミニアルバム。相変わらず彼等の音楽センスの高さを感じさせられるものであるが、それと同時に「もうちょっとがんばってくれんかな〜」と言いたくなるところもある、そんな作品だ。前作でもそうだが、何か受身に回っている感がどうしても否めない。彼等のようなアーティストは積極的に攻めの姿勢に回ってこそ魅力を発揮できると思っているので。妙に落ち着いたアコースティックの曲は正直彼等にしかできないものではないだろう。かつてのような聴き手や他アーティストをねじ伏せる、オルタナティブな要素に満ち満ちた圧倒的な楽曲を聴かせてほしいと考えているのは私だけだろうか。その中においても4曲目での中村の歌唱は圧巻。この人は本当に巧い。こういった曲主軸とした作品作りが出来れば文句はないのだが・・・。次作にこそ期待!!。(2003/11/02) | |||