愛内里菜 「A・I・R」 2003・10・15 66点
愛内の待望の3rdは、残念ながら今年のGIZAのだめさ加減を象徴する駄作であると言えるだろう。
かつての彼女を支えてきた製作陣から輝門主導のそれへの変化は、ノリのよさと力強さという面はともかく、「聞き手の胸を揺さぶる劇的メロディー」という彼女の最たる魅力を大きく後退させてしまう。個々・全体共に完成度において過去の作品と比べようがないほどに落ちてしまった。
それ故に彼女の歌唱・詩の魅力ともに生かしきれておらず、聞いていてなんとも聞き心地が悪く、説得力に欠けた中途半端な印象を拭えない。輝門の資質によって駄作になるべくしてなった作品であるが、それ以外の(大野は除く)作曲家たちもいまいち。一刻も早くしかるべき路線に戻るか、いっそのこと1曲目のようなパワーメタル路線へと転向した方がいいのでは。(2003/10/21)



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