新居昭乃

 新居昭乃 「空の森」 1997・08・21 96点
1.星の雨  2.遥かなロンド 3.Moon Light Anthem〜槐1991〜
4.三日月の寝台
 5.凍る砂  6.風と鳥と空〜raincarnation〜
7.Adesso e forutuna〜炎と永遠〜
 8.VOICES   9.金色の時 流れて
10.Licao do Vento
  11.歌わないうた  12.月からの祈りと共に
13.Siva〜佇む人〜  14.三日月と私  15.WANNA BE AN ANGEL
ジャンル区分ポップ ロック プログレッシブロック 民族音楽
良い点・加点要素楽曲の美しさ、深遠さ、完成度の高さ 
悪い点・減点要素難解で深遠な世界観は通常ポップスを聞きなれた人にはとっつきにくいか
個人的に巨匠と呼んではばからない新居昭乃の初期の代表曲を集めた作品。全編を通して、プログレッシブロック、世界各地の民族音楽、クラシック音楽、ポップス・ロックなど多様なジャンルの音楽を取り入れ徹底的に自己の音楽として昇華した、聞き手を別世界へと誘う幻想的で深遠な楽曲でひしめいている。その完成度の高さやスケールの大きさ、美しさなどに関し、現在の女性アーティストの中でもまぎれもなく最高峰。作詞・作曲・編曲、歌唱など、音楽を構成するすべてにおいて彼女のアーティストとしての比類なき力量の高さと特殊性とが余すことなく示されている。まさにそれは唯一無二。この作品が発表された当時、一部のアーティストを除き、電子音を多用した類型的な音楽が溢れる日本の音楽業界に辟易してた私は、この作品に出会うことでその鬱屈した思いを払拭することができた。あらゆる偏見をすてて聴いていただきたいと思う作品である。
「Moon Ligtht Anthem〜槐1991〜」「三日月の寝台」「VOICES」は鳥肌物の名曲。この中でも菅野巨匠とのタッグを組み、マクロスプラスサントラとして使用された「VOICES」は神々の音楽と呼ぶにふさわしいアニメサントラ史上に残る歴史的名曲。何故彼女を巨匠と称し最上級の評価を与えているのか、今作を聞いてその理由を肌で感じ取って欲しい。(2005/05/04更新)


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