菅野よう子

 菅野よう子 「攻殻機動隊STAND ALONE COPLEX O.S.T.2」 2004・05・26 99点
1 サイバーバード   2 rise   3 ride on technology   4 アイドリング
5 i can’t be cool  6 3tops   7 gonna rice     8 GET9
9 Go DA DA   10 サイケデリックソウル   11 what’s it for   12 living inside the shell
13 ペットフード   14 security off    15 to tell the truth   16 i do
17 we can’t be cool
ジャンル区分ロック ジャズ プログレッシブロック ヒップホップなど幅広い
良い点・加点要素とにかくジャンルに縛られない音楽性と圧倒的な完成度
悪い点・減点要素
巨匠菅野が放つ攻殻サントラ第2弾。(評価は上記1作目と同様女性ボーカル曲のみ)。巨匠にしかなすことのできな問答無用で且つ至高の美しさと多様性、圧倒的な個性とを存分に見せ付けている。それは作編曲をも含めた神がかり的な音楽センスのみが可能とする、芸術作品としての音楽の頂点を極めたものといっていいだろう。時空を越え、ジャンルを越え、国境を越え、業界の論理や他のアーティストの存在など全く無のものにする圧倒的な音楽がここに集っている。
緩急強弱変幻自在の展開とあまりに美しく且つ壮大な編曲、そして(一説によると)巨匠自ら歌い上げる幻想的な歌唱とをもって、大空を自由に飛翔する鳥になった気分にさせられる1曲目「サイバーバード」。プログレ的複雑な展開であるにも関わらず、ユーロビート的な疾走感と躍動感とを有した摩訶不思議な曲「rise」。シンプルな構成ながら歌い手のすばらしい歌唱といぶし銀のピアノ旋律が、アダルトな雰囲気と美しさとを演出する「I do」、などは、まさに「圧倒的な音楽」の象徴であり、巨匠が巨匠である所以を絶対的に証明する巨匠の経歴の中で最も秀でた曲の1つであるといっていいだろう。
巨匠と巨匠の技量に引けをとらない実力派ボーカルとの共演が生み出す音楽世界に対抗できる存在など、殆どいない。今までアニメサントラ史を変える作品を多々送り出してきた巨匠が、再びアニメサントラ史を変える優れた作品を送り出してくれた。真の名盤はどんなに言葉を尽くしても語りきれないものである。(2005/05/08)


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